台風で楕円の球を追うのやめ手にはスコップ ラグビー・カナダ [外交]
「この恩は忘れません!」「感動して泣きそうです」「このチーム本当に尊敬するし素晴らしい」
と「感謝と絶賛の嵐」
これを忘れないようにしないと。
というのもカナダは311の大震災のときも、他の国が大使館員や大使館機能を大阪に移したりするなか、
震災直後に大使自らが現地に入り、毛布など大量の救援物資を届け、炊き出しまでしたのだ。私は
当時のジョナサン・フリード駐日大使の東京の大学での講演を通訳したので覚えている。
でも、今検索してもあまり出てこないし、一般国民はもう忘れているのかも。
来年の五輪では感謝を込めてカナダチームに声援を送ってもいい。地元は決して忘れてはおらず、
交流を続けていると思うので、東北で行われる競技などではカナダへの応援と感謝の横断幕などが出る(?)
かもしれない。
震災のときもありがとう。台風の時もありがとう。
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トランプか日本政府のどっちかが嘘をついてる安保見直し [外交]
なかったことをあったことにしているのか
「ここ6ヶ月話してきた」(トランプ)
「いちども聞いてない」(日本政府)
どっちの言い分が正しいのか。
菅官房長官は、首脳会談や電話協議でトランプから「安保見直し」の話を聞いたことはないという。
トランプはというと、ここ半年、安倍にも伝えているという。
ということはゴルフをしながら、トランプと安倍がそんな話をしたということか。
そして安倍は理解せぬまま、うんうん、などと言っていたということか?
菅もこれだけ重要な話を大統領から一方的に公にされながら、記者会見という場であり
話した相手が「「第三者」だから真意は問いたださない」、黙っている、
というのは全くおかしい。
しかも、菅がこれまで「見直し」を聞かされたことはないと言う一方、トランプは
「ここ半年、安倍首相に伝えている」として、日米で言い分が違っているという事態だ。
このままでは済まされまい。
政府の言うとおり寝耳に水なのなら、当然ここは「トランプさん、何のつもりですか、
そんな話聞いてませんよ」と詰め寄ってしかるべき。「他国がやっかむほど」の緊密さなら
(『こんな夜更けに ”バカか!” かよ』「日本国安倍のおかげで諸外国やっかむほどに地位が向上」
=麻生太郎 https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2019-06-03 )、それくらい
言えるだろう。国民の前にもどちらの言い分が正しいのか明らかにしてもらわなくては困る。
トランプからこのように一方的に話をバラされることは今回が何も初めてのことではない(*)。
どこまで舐められたら気が済むのだ。
他国がやっかむ親しい関係とか蜜月とか言っておきながら、日本国民は寝耳に水。案外、日本政府も
そうなのか。それとも得意の「お・も・て・な・し」。表なし。すべて裏で決めているいうことなのか。
ないしは、これもまた「あったことをなかったことに」して砂の山に頭をつっこむダチョウよろしく
「トランプ発言はもうない」という「受け取り拒否」という幼稚な問題回避行動か。
もうこんな政府はたくさんだ。
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せやからトルドーはん、中国ちゃいまんねん、日本でんねん、シンゾーは! [外交]
Justin Trudeau, the Prime Minister of Canada:
“I’m very, very glad that you were able to make such time for the tremendous friendship that we celebrate every day between Canada and China. Thank you, Shinzo.”
トルドー:「とても嬉しいです。お忙しい中、このような時間を作ってくださり、深い友情のために、
カナダと中国の」
カナダと中国!?
安倍首相、カナダのトルドー首相から中国の首相と思われとるどー!
うなづいてどうする!
このあと固い握手。
しかし、なんで間違えるかなあ。
しかも一度ならず。
せやからトルドーはん、中国ちゃいまんねん、日本でんねん、シンゾーは!
"What a pleasure it is to welcome Prime Minister Shinzo Abe on the occasion of the 90th anniversary of diplomatic relations between Canada and China.”
トルドー:「大変光栄であります。シンゾー・アベ首相をお迎えすることは。外交関係樹立90周年の折に。
カナダと中国の」
そーり、そーり、そーりも、鼻がかゆいの掻いてる場合やあらへんがな!
それにしても、笑わせるためなら、よく出来ている。「China」が、英語ではパンチラインというが、
一番最後に来て、いやがおうにも際立ってしまう。日本語訳では語順の関係で前にきてしまうが、
原文の英語だと文字通り、オチ、でんがな。
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それと通訳者がどう対処したか。
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プーチンのご飯論法にしてやられ島は渡すが主権渡さず [外交]
ボルシチやピロシキなどは食べたけど御飯は食べずとプーチンの言い
寝技師や島は渡すが主権ならロシアのままと御飯論法
4島どころか
2島追う安倍1島をも得ず ?
北方領土、北方領土、安倍政権が前のめりになって、メディアともども、北の島々がすぐにも「返ってくる」みたいなことをここ数年言い続けている。私はこのブログで、安倍がプーチンから徹底的にコケにされていることも気づかぬ滑稽さを笑い、安倍の言う「見えてきた道筋」や「手応えを感じる」が、厳格に言って幻覚にも等しいことを指摘し、、(『ロシアより愛は込めずに プーチンの毒白』、 『北方領土はホの字も出ぬが安倍はホの字よプーチンに』、 『シコたんをシャコタンと読む福井たん』)、 もっと遠大なる私の構想をも小出しに漏らしてきた(『地名的あやまち ホボ 致命的 島尻のしくじり』 )。
安倍首相は9月のウラジオストック(『ロシア紙が「安倍は ”無敵のアホ” と言った」は誤訳だが‥』) に続いて、11月14日シンガポールで東アジアサミットに出席したプーチン大統領と会談。1956年の日ソ共同宣言を基に平和条約交渉を加速させることで一致した。日ソ共同宣言には、平和条約の締結後に歯舞群島と色丹島の2島を日本「引き渡す」ことが明記されている。安倍は4島を諦めて2島「返還」に的を絞ったか。
ところがプーチン、日ソ共同宣言には「2島を引き渡す用意があると原則のみ記され、主権がどちらのものかや条件は書かれていない」ときた。
これで日本側は、え?主権は戻らないの?そんなことってあり?と動揺が走っているようだ。
のら猫ブログを読んできた人なら、プーチンが島を「返す」気がないことはすでにご存知のはず。
日本政府はこれまで一貫して「四島一括返還」の立場だった。安倍は歯舞・色丹の二島返還に方針転換したのか?
「一貫」の終わり?
政府の「一貫した姿勢」
4島返還から「2島返還に方針転換するのか?」と聞かれ
菅官房長官「北方四島の帰属の問題を解決し、平和条約を締結するというのが我が国の一貫した立場であり、この点に変更はないということであります」
さらに「4島の帰属が日本にあるということを確認するのか?」と聞かれ
菅官房長官「北方四島の帰属の問題を解決し、平和条約を締結する、これが我が国の今日までの一貫した姿勢で、その姿勢に変わりありません」
聞かれたことに答えず、別のことを言い、はぐらかす、これがこの政権の今日までの一貫した姿勢であります。
成果が上がっておらず、むしろ状況は後退、悪化しているのに、そうでないかのように見せかけるのが、これまでの一貫した姿勢。
北方4島の返還要求に関して安倍政権がこれまでの政府との立場を根本的に変更し、後退しているのは明らか。そこをさらけ出したくない菅官房長官の必死のごまかし。 プーチンは歯舞・色丹2島の主権すら日本にはないということを言い始めているというのに。
【報ステ】2島で決着?北方領土交渉の行方は
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000140916.html
ということでモスクワと再び猫語で電話インタビュー:
首相の食卓に「靴」のショック卓 〜ネタニヤフのネタ [外交]
イスラエルを訪問した安倍夫妻、ネタニヤフ首相夫妻と食事。デザートの容器が、な、なんと、靴!
実物大であまりにリアル。
なんでまた食卓にこんなものを乗せる?!
それもいかにも畳をあしらったようなマットの上。
ネタニヤフはこの日の晩飯のネタが何かは知らなかったと言っているらしい。
それにしても靴。アラブ人が相手なら最大の侮辱だが(*)。
シェフは何を考えていた?どうしてもいろいろ勘ぐってしまう。
安倍のことを知っていて嫌っていた?
そこんところもうひとつ分からないところが隔靴掻痒。
いかにもまずそうだが安倍夫妻、なに食わぬ顔をしてデザートを平らげたとか。
シェフのインスタグラムには批判が寄せられている。
最低限、客人の文化について下調べをしろ。日本じゃ家の中では靴を脱ぐほどなんだぞ、とか、文化とか関係なく、食卓に靴なんて論外だ、など。
ネタニヤフ首相本人はフェイスブックでこう不満を漏らした。「いいですか。日本から首相が来たんですよ。世界第3の経済大国の首相です。大企業の社長さんらを大勢引き連れて。知ってるでしょ。ミツビシとかミツイとか。メディアでそのことを報じていますか?全くニュースになってない!私のフェイスブックでもっと勉強しといてよ」
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このシェフのインスタグラムに寄せられているコメントを少し紹介すると:
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南北の乾杯 安倍外交の完敗 「100%アメリカと共にある」という思考停止 [外交]
のために乾杯!
安倍外交は完敗!
いま「蚊帳の外」という異次元にひとりいる
なにしろそのアメリカからハシゴを外されていたのに
それにずーっと気づかない、あるいはその振りをして来た
(『トランプにハシゴ外されなお懲りず「圧力圧力」異次元の人』
http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2018-01-14 )
アメリカが交渉もありうると言う両面作戦の姿勢を示しているのにもかかわらず安倍首相は国連で「対話の時は終わった。圧力あるのみ」と演説。
(『誰が戦争をやりたがっているのか(4)「対話は無に帰した」』
http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2017-09-21 )
去年の夏にはマニラで北朝鮮から対話を打診されたが河野外相はそれをつっぱねていた。そして9月には北朝鮮との断交を各国に要求。中東諸国には北朝鮮労働者受け入れ拒否を求めた。安全保障分野に関し「日本はこれまで以上の責任を担う覚悟がある」と、ほとんど参戦しますと言わんばかり。平昌冬季五輪後の米韓軍事演習を中止するなと韓国に釘を刺そうとして「内政干渉」だと不興を買い、各国が対話で動き出したあとも北が核実験を準備しているとさえ言った。
(『誰が戦争をしたがっているのか(6)そして日本だけになった…』
http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2017-09-23 )
北朝鮮の大転換(融和、対話、核実験停止、非核化目標宣言)が寝耳に水だった日本政府だが独自外交の欧州は違った。皆、蚊帳の中だったのだ。
スウェーデン
を北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相がこの3月、訪問していた。米朝首脳会談の地ならし。NATOには加わらず中立国として和平外交がお家芸のスェーデン。北朝鮮にとっては「西側の玄関」。
ポーランド
もドゥダ大統領が2月に韓国を訪れ文在寅大統領と半島情勢を協議。ポーランドは冷戦時代から北朝鮮とパイプ。今は「緊張緩和に貢献したい」と安保理非常任理事国として外交に力を入れる。
ドイツ
も「グアムなどがミサイルで攻撃されてもNATOは動くべきではない」と与党・社民党幹部はアメリカの対北朝鮮強硬派を牽制。仮に米朝が武力衝突してもドイツは中国やロシアと仲裁に入るつもりだった。
あとはこの「記事」で予言されていることがどれだけ実現していくかだ。
http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2018-04-01
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よくもまあこれまでこんだけ長いことアメリカをカモにできたものだよなあ [外交]
偉大な男で友人
毎日新聞の記事に掲載された救いようもなくお目出度い「専門家」の見方:「安倍首相を『偉大な男で友人』と前置きしている。外交的配慮を示す人物ではないので本当にそう思っているのだろう」
自民党の西田議員じゃないが「バカか」だ。「偉大な男で友人」と似たような前置きはトランプが閣僚や側近を首にするときの発表でも必ず付いている。習近平にも付けている。それが安倍に付いているからと言って、それを真に受ける人間がいるとは知らなかった。
安倍がトランプにこれまで卑屈なまでにすり寄って寄り添って「100%共にある」のに、トランプからどんな仕打ちを受けているか、そっちに少しは目を向けてみたらどうか。対北朝鮮外交では蚊帳の外においたままハシゴを外し、貿易問題では敵視。日本には軍事基地から入国。その首都圏にある基地には、ついに一方的にオスプレイを配備した。
その前置きのあとトランプが何と言っていたか、もういちど思い出してみるといい。「あいつらニヤけるが、ニヤけるのも < よくもまあこれまでこんだけ長いことアメリカをカモにできたものだよなあ > と思ってるからだ。でもそういう時代もここまでよ」
これは宣戦布告。そしてこれほど人を食ったような宣戦布告もないだろうて。
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からきしだめな日本の対応 [外交]
悪趣味な握手見な 権力者たちの力関係がのぞく [外交]
トランプがアベに対して行った、握手した相手の手をもう片方の手で撫でるあの握手の仕方は、一見、情愛のこもる仕草ながらその実、心理学者が "status reminder" と呼ぶものであった。つまり「分をわきまえさせるもの」「格の違いを思い知らすもの」。 (Peter Collett: What does Donald Trump’s handshake say about him?) トランプの握手を観察すると、確かに他の指導者とはあのような握手はしないし、相手もそれを許さぬ風格がある。
ほされた補佐官 トランプ政権に激震 ロシア・ゲートの門開く? [外交]
アメリカ・ファースト、ジャパン・サード [外交]
トランプ、オスプレイ5割引きに合意? [外交]
オスプレイ5割引き?
トランプ「the great pretender」(英ガーディアン紙)
日本防衛を確認(NYタイムズ)
「大統領選挙中の挑発的な発言による摩擦の残滓をぬぐい去ろうと」するかのごときトランプ「安倍と日本をベタ褒め」(NYT)。
「安倍氏とは意気投合した」「すごく気が合う」「我々にはとてもとてもいい絆がある」
なるほど。通訳もいらなくなったな。それが証拠に、安倍氏が声明を読み上げる間、食い入るように聞き耳を立て、時おりうなずく大統領だが、同時通訳のイヤホンをつけていなかった!
英ガーディアン紙は "The great pretender" (フリをするのがとてもお上手)と皮肉っている。
しかしここは惜しいチャンスだったな。次の記者会見でやったらいい。
「アメリカはもっともっと日本製品を買うべきであり」とか「オスプレイなんか半値でも高過ぎる」と日本語で言って、すかさず英語で一言(安倍さん、ひとことアドリブ):
「Don't you agree, Mr. President?」
これでいい。トランプは笑顔で強くうなづくはずだ。
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アメリカに 貢ぎそんなに嬉しいか 下僕外交 サドマゾの域 [外交]
日本はまさに「狂気に該当」と米国国連大使 [外交]
“Japan supports actions, not sanctions, on South Sudan” Envoy says https://t.co/H8I67hzFmH pic.twitter.com/uTvZNb2R5T
— Wangdunkon Media (@wangdunkonmedia) 2016年12月23日
ロシアより愛は込めずに プーチンの毒白 [外交]
安倍 地球儀俯瞰外交 地球総スカン外交 [外交]
信用を失う日本 堕ちて行く日本
まだ間に合うのだろうか
安倍プーチン会談(15日/16日)。折しもロシアに対して高まる世界の険悪なムード。このタイミングは一体なんだったんだ。
ひとり日本だけは、シリア内戦のこと、アレッポのことはまったく眼中になかった。ロシアが欧米からいかに非難を浴びている最中かは、まったく念頭になし。
日本の思いはひとつ、北方領土。ロシアへの経済強力、ウィンウィンの関係をと言い、北方領土返還、2島でいい、平和条約を、と。
欧米が忌み嫌うプーチンのことをウラジーミルなんて呼んじゃって我が首相、地元山口の温泉に招待。北方領土を返してもらおうという、その下心は見え見え。揉み手しながら、経済協力をエサに、もくろむ領土の返還。
相手が「領土問題はない」と明言しているのに。そのほか島を返すつもりのないという様々のシグナルを送っているのに。
秋田犬をお贈りします(え?いらない?)。温泉に浸かりましょう(え?入らない?)。2時間半またされ、1時間待たされ、え?また遅刻?いや遅刻クセのある人ですから。ウラジーミルは。。
シリア内戦のひとつの側面は、ウラジーミル・プーチンのロシアがアサド政権を支援、反政府勢力をアメリカが支援という、いわばロシアとアメリカの代理戦争。アメリカが代理戦争を戦っている相手ロシアの大統領を日本は歓待していたってこと、どれだけの日本人が分かっていたのか。
しかもちょうどこの時期、国連や欧米は、厳しさを増すシリア内戦の人道状況に関しシリア政府とその後ろ盾であるロシアを強く非難していた(13日)。その動きに国連ではもちろん、ロシアと中国が反対するが。
EUはウクライナ情勢を理由に対ロシア経済制裁の延長を決定(15日)。
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