もう1人の鶴見と連み [南北問題]
鶴見俊輔氏が亡くなり、偲ぶ記事などが出ているが先日
もう1人の鶴見氏を偲ぶ集まりがあった。
『バナナと日本人』(岩波新書1982年)で知られる鶴見良行である。
ランディー・ダヴィッド・フィリピン大学名誉教授(社会学)は
彼の友人にして同僚。東南アジアの調査旅行に同行した。
このたび鶴見氏の残した資料等を収める「鶴見良行文庫」が立教大学に開設されたことを記念して講演。氏の業績や人となりを時にユーモアを交えながら暖かく語った。質疑ではミンダナオ和平の行方などに関し鋭い観察も。