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法相は金にも票にもならぬと話し死刑ハンコで笑いとってた [刑事司法]


直前まで本人も辞めないつもりだったし
岸田も辞めさせないつもりだったようだが
いよいよ無理と見てか急遽、、

それにしても葉梨康弘
「法相は金にも票にもならない」と言っては
死刑のハンコを自虐のネタにして
自民党議員の仲間内で笑いを取る
というのが定番だったのだそうだ

法相にとって死刑執行の決定というのは
そんなに軽いことなのか

「法相は金にも票にもならない」
つまり金にも票にもなる大臣職
というものが別にあるということだ
それを羨ましがっているのだ

どこまで腐った連中だ
金と票のために政治家をやっているのか

政治と政治家の劣化と腐敗はここまできたのか
呆れるばかりである

日本はいわゆる「先進国」の中では
アメリカ、韓国と共に死刑制度の残る最後の国である

『世界の死刑執行 2016年』 
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2017-04-12

しかしアメリカもすでにほぼ半数の州で死刑を廃止し
他の州でもここ数年は刑の執行を停止したままで
死刑廃止に向かっているようだ(このところは足踏み)

『死刑の死が視界に』
 https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2015-06-16

制度として死刑がまだ残っている韓国も
すでに4半世紀、刑を執行していない
死刑凍結国
事実上の死刑廃止国だ

『次は日本だ アメリカの死刑廃止が見えてきた』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2015-06-25-3

日本の死刑が特に残酷
と言われることのひとつが
刑の執行を当日の朝まで
本人にも家族にも伝えない
ということである

朝の看守の見回りの足音が近づくと
死刑囚は固唾を飲むはずだ
それが自分の独房の前でぴたりと止まり
その日の刑の執行を伝えられるーー
ということになるかもしれないからだ

それが毎日繰り返される、、、


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人は誰しも死ぬ運命にある
生まれると同時に死刑宣告を受けたようなものだ
ただいつ執行されるのかは誰にも分からない
神のみぞ知るーーというか
神がいるかどうかも分かっていない、、

そして死とは何か
人には分かりえぬことなのである

だから人が人の命を奪うことは許されない
しかし国家の名においてそれをするのが
死刑である

だから「死刑のハンコ」はよほど重いものである

水際の不手際No. 249.jpeg

私は2年前のガンの手術以来(闘病日誌
再発はないか転移はないか
3ヶ月ごとに尿や血液
内視鏡やCTの検査を受けてきた

その検査結果を医師から聞くのは
ほどなく死刑執行となるのか執行猶予か
その通告を受けているようなものである

これまでのところは胸をなでろしてきたが



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一点の曇りもないと政権の言うとおりみな闇なんだから 〜死刑執行計13人オウム [刑事司法]

一点の曇りもないと政権の言うとおりみな闇なんだから




オウム死刑執行:「本当の真実なくなった」河野義行さん
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180727/k00/00m/040/105000c

のら猫記事:
その瞬間 清酒を空けるバカものよ 政治生命守る防災
 安倍礼賛本「命を守る防災」の滑稽 「その瞬間 生死を分ける」と言いながら宴会
一丸となりてビールを酌み交わし ~死刑執行と祝杯~』
 「一丸となって全力で」(安倍)洪水支援と言うけれど
酩狂死酔 ~7人死刑執行前夜の大宴会
 大量の死刑執行に署名した法相がバンザイの音頭 それのどこが「明鏡止水」だ!


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酩狂死酔 〜7人死刑執行前夜の大宴会 [刑事司法]

日本国が存続すると仮定して、これは末代まで語りつがれる一大スキャンダルであろう。

(片山さつきのツイート〈総理とのお写真撮ったり忙しく楽しい!〉が気色悪い)

何が愉快だというのか。みんなしてアホづらして親指突き立てて。とてもじゃないが一国の政治をまかせられるような方々ではない。

この時点で死刑囚らは明朝の処刑のことを知らない。毎朝、八時過ぎ、看守が廊下を歩いてゆく。その歩みが自分の独房の前で止まらないかと緊張し、一瞬聞き耳を立てるが、通り過ぎて胸をなでおろす毎日。それがこの日は自分の独房の前でピタリと止まる。そして初めてその日の執行を知るのだ。

いつあるのかを直前まで死刑囚本人が知らされない死刑執行。これが日本の死刑制度がことのほか残虐であると指摘される所以である。日本は中世である、と。
中世ではないと言い張る人もいる)。

制度が中世なら、この政治家らは、原始人だ。その滑稽で野蛮な姿を全世界に晒し、後世の幾々世代にまでも残してしまった。



あす処刑熟慮重ねて一点の曇りもなくて酩狂死酔


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一丸となりてビールを酌み交わし 〜死刑執行と祝杯〜 [刑事司法]

政治家が祝杯をあぐ刑執行.jpg

こんな衝撃的な写真も珍しい。大災害迫るなかオウム真理教関係者7名の死刑執行前夜の祝杯。
さらにさらに衝撃的なのは、それがこの国でさほど衝撃的と受け止められていないことだ。

NHKの最新世論調査で内閣支持率44%!

総理大臣が日本はいつもアメリカと共にあると言い(小泉純一郎)100パーセントアメリカと合致(安倍晋三)と言い、それで支持率の上がる国(昨夜はISのマインドコントロールが解けない少年たちの苦しみを伝えたNHKだが、たまにはアメリカのマインドコントロールから抜けない日本の姿に焦点を当ててみてはどうか)。

しかしだ。「先進国」が軒並み死刑を廃止している中にあって死刑の残るアメリカ(とは言え死刑を廃止する州が過半数となりそうな勢い)と並んで、日本の死刑存置が突出する。そのアメリカでは死刑を一般公開していて、その場に立ち会う被害者の家族もいたりする。中には、そう、、祝杯を上げる人たちも。

その姿はアカデミー賞を受賞した映画『デッドマン・ウォーキング』でも描かれている。しかしだ。同じ遺族でも、死刑を望まない人たちがいる。彼らはこう考える:この上さらに人が殺されても、愛する家族はもどってこない。それどころか、却って本人は浮かばれない。被害者遺族の苦しみも増すだけだ。

こうして多くの遺族、犯罪被害者らが、死刑廃止運動に加わった。アメリカの死刑廃止運動を闘ってきた人たちによると、被害者家族が、反対運動の大きな力になっている。 https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2015-06-25-3 『次は日本だ アメリカの死刑廃止が見えてきた』

彼らは、死刑執行に立ち会い祝杯を上げるような人たちに、眉をひそめる。アメリカの死刑廃止を求める人々、ヨーロッパで日本の死刑廃止を願う人々の多くが、同じ思いだ。

だからこそ、日本の総理大臣や次期(直ではないにせよ)総理とも言われる人、法務大臣をはじめ、閣僚や与党関係者が集まってにこやかに祝杯をあげているこの写真は、衝撃的で、異様で、野蛮で、おぞましくもスキャンダラスなものであった。

この政権がどんな政権であり、さらにどんなところへ我々を連れて行こうとしているのか、世界でこの国がどんな地位を占め、今後さらにどんな地位へと突き進もうとしているのか、、そんなことを垣間見せている、というか、白昼堂々と全世界に晒してしまった。

安倍の乾杯.jpg
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袴田事件の再審認めず 東京高裁 [刑事司法]



「浜松袴田巌さんを救う市民の会」のビデオ
検察に特別抗告をさせないためにも、一人でも多くの人に袴田さんの無実を知っていてもらいたいと作成されたが、再審の道を閉ざす残念な結果となった。


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世界の死刑執行 2016年 [刑事司法]

アメリカ、死刑執行上位5カ国から外れる。10年ぶり。
しかし、今年2017年には一挙にカムバックか。
去年2016年の執行は20件。1991年以来の低水準。
世界の23カ国が死刑を執行。
(アムネスティ・インターナショナルが報告書)

犯罪の抑止に繋がっておらず、死刑の求刑が検察も陪審も減る。2009年以来の傾向。
死刑を執行する州の数も減った。
2016年はアラバマ、フロリダ、ジョージア、ミズーリ、テキサスという南部の5州。前年は7州だった。
これらの州でも執行件数は減った。

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タグ:死刑

次は日本だ アメリカの死刑廃止が見えてきた [刑事司法]

ジョージ・ケイン准教授の講演。日弁連シンポ。弁護士会館。2015年6月16日。

まず、自分は何ものか。なぜ日本に来たのか。

自分は30年、警察、法の執行の仕事に携わった。保護観察官をやり、警察のコミッショナー(本部長)を15年勤めた。さらにコネチカット州立ウエスタン・コネチカット大学で刑事司法を30年教えて来た。その間、死刑のことを考察。学術誌に論文を寄稿。国外の会議にも参加。内外の死刑に関わる問題に取り組んで来た。米国の56州の運動にも関わる。

自分の仕事が大好き。人助けが大好き。そのため日本に来ることにもなった。今回は2回目の来日。前回は201310月。その1年ほど前、ローマの会議で古川師に出会い、意気投合、今に至っている。

古川師からはさきほど福岡事件の話があったが、私がローマで初めてその話を聞いたときは、福岡事件そのものにも興味を覚えたが、家族ぐるみ、家族総出で運動をされているということに惹かれた。

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幸か不幸か ここは福岡 (5) [刑事司法]

連続殺人事件

 

1963年、日本列島を震撼させた事件があった

 

太陽がぎらりとまぶしくて

殺人

アルベール・カミュの小説『異邦人』まがいの理由なき殺人

でもないが

何の脈略もなく同一犯が次々と人を殺して行く

 

10月に福岡で1人、また1人

11月に浜松で旅館の親子2人

12月には東京で弁護士が1人

 

年が明けて1月に熊本のお寺に東京から男が訪ねて来る

 

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タグ:死刑 冤罪

幸か不幸か ここは福岡 (4) [刑事司法]

逮捕 取り調べ 裁判

 

西さんらは逮捕され、警察の取り調べでは拷問を受けた

西容疑者は逆さ吊りにされ鼻にバケツで水を注がれる

石井容疑者は警棒の上に座らされその膝の上に刑事が乗る

それでも計画的強盗殺人は否認

刑事は白紙の供述書を差し出してこう言った

 

  ここに拇印ば押しといてくれんか

  あとは良かふうに書いとくけん

 

西被告は裁判が始まって知ることになるが

そこにはあとでこう書き込まれていた

 

「私がやりました」

 

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タグ:冤罪 死刑

幸か不幸か ここは福岡 (3) [刑事司法]

闇市の取引


戦時中、石井さんは中国戦線。

体に爆弾を括り付け、戦車に突撃するといういわば地上の特攻だったが、

確か私の聞いた記憶では、3回試みいずれも失敗。


「何回も死にそこのーとりますけんね。戦後は、

 拳銃ば振り回して、悪かこつばっかりしよったっですたい」

 

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タグ:冤罪 死刑

幸か不幸か ここは福岡 (2) [刑事司法]

博多駅のすぐ近く
堅粕 かたかす
あたりはいま公園になっているが
今から68年前
終戦直後の混乱期
ここで2発の銃声がした
私は本人から聞いたことがある

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幸か不幸か ここは福岡 (1) [刑事司法]

その若き僧侶は終戦直後の混乱した日本で

仏教には特別の役割があるはずだと考えていた。

宗教として、人々の心の支え、導きでなくてはならないはず。

今こそ、仏教の再生運動をと

ガリ版刷りで機関誌を発行する。

 

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タグ:死刑 冤罪

死刑の死が視界に [刑事司法]

米タイム誌の最新号が<死刑の死>を予見している。
「最後の死刑執行」〜なぜ死刑の時代は終わりつつあるのか
と表紙にあり、巻頭の記事が「死刑の死」

内容的には、これまでも専門家たちが言ってきたこと、報道で伝えられてきたこと。新味はない。
しかし、タイム誌の表紙に死刑、巻頭の記事に死刑。これは画期的なことである。
アメリカはいよいよ死刑廃止が視野に入って来たということだ。

注目すべきデイヴィッド・ヴォンドリール記者のこの記事を以下に要約する。

タイム表紙「死刑の死」.jpg

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