辻褄の合わぬ数字よ菅の言うGoTo陽性180人

菅総理は 所信表明演説でも国会答弁でも

「GoToの利用者は4,000万人
　しかしコロナ陽性の人はそのうち180人に過ぎない」

これを繰り返している。

だからGoToがコロナを拡散させている事実はない
だからGoToキャンペーンは中止しない
と言うわけだ。

しかしこの数字はどう考えてもおかしい。

「利用者4,000万人」というのは当然、延べ

の数字だろうが、その出所がはっきりしないのは

とりあえず置いておいても、
うち陽性者数が180人と言うのは
どう考えても少なすぎる。
辻褄があわない。



昨日も書いたが
日本の人口は１億2,600万人として
感染者数がいま13万5,000人。

これと同じ比率を当てはめると
菅の言うGoTo利用者4,000万人には
感染者が４万５千人はいなくてはならないことになる。

それがたった180人だというのだ。

菅の言うことをそのまま信じれば、
GoTo利用者は、そのほかの、普通の生活を続けている人たちより、
はるかに感染率が低いということ。

だったら、最高の感染予防はGoToを利用して
（利用しなくてもいいだろうが）
どこか旅に出ることだ。
GoTo利用者はなぜか感染率が極端に低いのだから。

だとしたら、なぜ、ここにきて感染が拡大しているからと
（一部地域で）GoToを停止しなくてはならないのだ。
停止などせず、継続して、どんどん国民に勧めればいいはずなのに。
菅の言っていることが正しいのなら。

まったくスガ滅裂である。

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ところが対策分科会が往来の自粛を提案し始めたんだな、これが。
なんともはやスガ滅裂。

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