牙をむき始めた菅 4つの独裁宣言 [菅政権]
独裁宣言その4 学問の自由への介入
日本学術会議の人事で前代未聞の事態である。
日本学術会議が新会員105人を推薦したが
うち6人の任命を菅政権が拒否していた。
同会議の推薦者を政府が任命しないという事態は
前代未聞。
任命されなかった学者は
安保法制や共謀罪をめぐり政府を批判していた。
なんとも露骨である。
安倍政権ですら日本学術会議の推薦者は
そのまま任命していたというのに。
パンケーキおじさんがいよいよ牙を剥き始めている。
赤旗のスクープだった
日本学術会議の会員候補者は、日本学術会議が選考し、内閣総理大臣に推薦する。内閣総理大臣は、この推薦に基づいて、会員を任命する。「基づいて」という法律用語は、強い拘束性を意味する言葉である。原則として推薦されたとおりに任命するという意味である。
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) October 1, 2020
菅はこのときのことを根に持っているのか?
質問:安保法制は違憲という憲法学者がいますが?
菅:違憲でないと言う著名な学者もたくさんいる。
調べてみたらこうだった:
違憲と思う: 127人
違憲の疑いあり: 19人
合憲である: 3人
すると菅は。。。
菅:私は数じゃないと思います。
今回、問い合わせに対して政府は
「間違いではない。理由はノーコメント」
まさに菅官房長官流の答え。
問題ないから問題ない
間違いでないから間違いでない
というわけだ。
現官房長官・加藤勝信によれば
「個別のケースについてお答えは控えさせていただく」
まさに菅流を継承している。
なぜ菅首相は前例のない決定をしたのか
と任命を外された東大の加藤陽子教授。
なぜ任命されなかったと思うかと
メディアが学者に聞くのは本末転倒だと言う。
首相がなぜこんな前例のない決定をしたのかを問題にすべき。
この決定を説明できる協議文書や決裁文書はあるのか。
決定の経緯を知りたいと言うのだ。
加藤氏は「小泉政権で福田康夫官房長官が始めた公文書管理についての
有識者懇談会に参加し、公文書管理法の成立を
福田元首相や上川陽子法相とともに見届けた」。
2月初めには、被推薦人の名前、業績など、内閣府は知っていたはず。
8月末には内閣府から官邸にもあがっていたはず。
なのに
「新しい学術会議が発足する2日前の9月29日夕に、
任命拒否を連絡してくるというのは、 どうしたことだろうか。
これは、多くの分科会を抱えており、国際会議も主催すべき学術会議会員の、
国民から負託された任務の円滑な遂行を妨害することにほかならないのではないか」
「なぜ、この1カ月もの間、(学術会議会員の人事を)たなざらしにしたのか。
その理由が知りたい」
「官邸が従来通りに、推薦された会員をそのまま承認しようとしていたにもかかわらず、
もし仮に、最終盤の確認段階で止めた政治的な主体がいるのだとすれば、
それは「任命」に関しての裁量権の範囲を超えた対応である。
念のため、付言しておく。」
「前例ない決定、菅首相がなぜしたかが問題」
学術会議任命外された加藤陽子氏コメント
毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20201001/k00/00m/010/354000c
NHKはほんの申し訳程度に取り上げた。
株式市場の電子システムの故障やらGoToやら新大臣の紹介(!)を
先に長々と伝えていながら。
任命拒否は果たして合憲か違憲か?
「合憲とおっしゃる学者もたくさんいます」
てか?菅総理。
たく3人?
任命拒否された立命館の松宮教授:
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独裁宣言の3 は何だった?
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