亀裂の季節 軍事か外交か アメリカの大統領と閣僚たち [北朝鮮]
「首相の懐刀」「小独裁者」「影の首相」とも言われる今井尚哉・総理秘書官の「辞めてやる!」発言で「総理が謝罪」したと伝えられるが(週刊ポスト2017年9月15日号)、アメリカではトランプ大統領と閣僚たちの意見の違いが繰り返し表面化している。リークされるといったことではない。閣僚たちが公然と大統領の発言や方針と食い違うことを口にするのだ。
先週は大統領と国防長官に亀裂?
トランプ大統領「北朝鮮は対話ではだめだ」
マティス国防長官「対話の機会がなくなったわけではない」
トランプ氏が軍事行動選ぶかも…日本政府内に懸念
朝日新聞 2017年9月4日
http://digital.asahi.com/articles/ASK93539NK93UTFK00P.html
今週は閣僚らが北朝鮮への対応をめぐり議会で説明会合(非公開)。
民主党議員らは、外交優先か軍事優先か、大統領の方針と違うことを聞かされたと、戸惑い、懸念している。さらに日本のメディアでは、トランプの意向が、違ったふうに伝えられているように思う。