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ジャシンダと邪心だ〜ニュージーランドとニュー爺ランド [コロナ禍]


どこがどうちがうのか


早期厳格ロックダウンのNZ、コロナ不況から脱出 7~9月GDP14%増
2020年12月17日 AFP https://www.afpbb.com/articles/-/3321849

「厳格なロックダウンで市中感染を防ぎ、
徹底した検査の実施と接触者追跡によって二次感染に対応した
ニュージーランドの新型コロナ対策は、広く称賛されている」

ニュージーランドは人口約500万人
AFPのこの記事の時点(12月17日)で:
累計感染者数は1744人
死者数はわずか25人
新規感染者43人は全員、入国の際に感染が確認された事例。
現在も入国は厳しく制限されており、
国際便の到着客全員に2週間の隔離が義務付けられている。


ニュージーランドが「コロナ第2波」に勝利、オークランドで制限解除
フォーブスジャパン 2020/10/06
https://forbesjapan.com/articles/detail/37391

2020年「2月28日に国内初の新型コロナウイルス感染者を確認し、
世界で最も早い段階で対策を講じたニュージーランドは、
コロナ封じ込めに成功した国として注目を集めている。
そのニュージーランドは感染の第2波の封じ込めでも
成功を収めつつあるようだ」

このブログで何度か登場している
ジャシンダ・アーダーン首相 
は対策の成功で支持率が急上昇。

「ニュージーランドは再び、ウイルスとの戦いに勝利した」
(アーダーン首相2020年10月5日)

3月にロックダウン(全土封鎖)を導入。
国民との密接な意思の疎通、迅速で手厚い支援。
5月末に一旦コロナウイルスの根絶に成功したかに見えたが
8月にオークランド(人口150万人)で市中感染が再発。
約3週間のロックダウン。
オークランドは8月中旬からレベル3の警戒、
急ぎの仕事などを除いて、外出の自粛が求められた。

他国では夏の始めに制限を解除し
その後再び感染が拡大し、2回目のロックダウン。。
例えばフランスでは、
10月4日に1日の新規感染者数が1万7000人(過去最多)。
パリに最高レベルの警戒体制。
レストランやバーを2週間閉鎖した。

世界でここだけ? コロナ禍でも観光客殺到 NZのチャタム諸島
2020.12.05 https://www.cnn.co.jp/travel/35163417.html

NZが一足早く2021年 コロナ抑え込み成功で例年通り
2020/12/31 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000202836.html

最大の都市オークランドで花火
市民数千人がマスクなしで新年カウントダウン

アーダーン「私はすべての国民のために政治をする」.jpg
ジャシンダ・アーダーン首相


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ニュージーランドとニュー爺ランドの違い

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

新型コロナへの対応
ジャシンダ・アーダーン首相(40)のニュージーランドと
安倍晋三(66)→菅義偉(72)の日本の差は
果敢な決断とグズグズ対応の差
「すべての国民のため」と「ごく一部の国民のため」の差か

勝ち戦パターンの将軍と負け戦パターンの将軍の違い


グズグズ対応の原因は
判断能力のなさもあろうが
経済と五輪を先に考え
完全封鎖のような強力な措置に踏み切れなかったということだろう

初動で遅れをとったまま
ずるずるとついにここまできている

7日の緊急事態宣言ではビジネス関係者の入国も停止を打ち出しながら
翌日には未練がましく11の国・地域に限っては認めるとし
きょう13日ふたたび禁止にもどすという優柔不断さ

日本で感染者の確認が100人を超え
死者も出始めた去年の1月24日に
安倍首相なぞ:

「一層の中国の方の訪日を心待ちにする」

と中国の日本大使館のホームページで挨拶していた
30日になってようやく削除


中国の旧正月「春節」の大型連休と
オリンピック、パラリンピックで
中国人観光客の呼び込み、、いらはい、いらはい、、

日本を狂わせているのは
欲の邪心だ

感染拡大後、HPに「訪日歓迎」 
安倍首相の春節祝辞削除 外務省
東京新聞 2020年2月15日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/14556

3月には聖火を入れるために
欧州からの入国を閉じるのが遅れ
欧州由来のウイルスも流入させてしまう

『アベノセイカ 〜こだわりし聖火のせいか入国の禁止遅れてウイルス広め』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2020-06-26


コロナに勝った「500万人のチーム」 NZ首相の手腕
2020年12月3日 朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASNCZ5S6SNCCUHBI00Z.html

日本人研究者が見た首相の優しさと「バブル」
2020.11.29. 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20201128/k00/00m/030/410000c

アーダーン首相は
新型コロナ対策ではインターネットを活用し
国民とのコミュニケーションを深めた

迅速な対応

2月28日初めての感染者が見つかる
3月下旬、感染者はまだ少なく(155人)
死者もゼロだったたのに
ロックダウン(都市封鎖)を決断

厳しい対応

スーパー、病院、薬局、銀行などの不可欠職種を除き
カフェやレストランの接客業などは全て休業

手厚い支援

申請から早くて2日で収入の約8割を補償(国籍を問わず)
政府にフリーダイヤル電話すれば軍が食料を届ける
オンライン相談を受け付け
ネット環境のない人には携帯電話を支給


「500万人のチーム」

首相は毎日、記者会見
自宅からもSNSでライブ配信

「ロックダウンになっても、 
最初の2週間は感染者数が増え続けるでしょう。
でも、気を落とさず、家から出ずにお互いを守りましょう」

リアルタイムで市民から質問を受け、丁寧に答えた

私たちは「500万人のチーム」だと言って
お互いを守り合うのだという国民の団結心を促した。

閣僚経験もなく37歳(史上最年少)で首相になった人だ
さわやか、飾り気なく気さくな感じ

就任後数カ月で妊娠を発表
6週間の産休
現役での出産はパキスタンのブット首相(1990年)
があるくらいという

ウイルスに打ち勝った証
10月の総選挙で圧勝

120議席のうち65議席を抑えるという
労働党の歴史的な圧勝。
1996年の小選挙区・比例代表併用を導入してから
単独で過半数を取った政党は初めて。

党首討論でも
至らない点は「まだできていない」「さらに時間が必要だ」と 率直に認め、
うそがない姿勢だと国民は受け止める。
どこぞの国の政治家がけっして間違いを認めようとせず
うそばっかりつくのの対極にあるアーダーン首相である



閣僚20人のうち女性8人、先住民(マオリ)5人、LGBT3人。


ニュー爺ランドの首相は 日本学術会議任命拒否で
「多様性が大事」と言っていたが、、

中央アジアは旧ソビエトのウズベキスタンに移住した方から
コメントをもらった。

フェイスブック友:ウズベクも、ニュージーランドに近い動きでした、、
でした、、と言い切ってよいかまぁだ、躊躇しますが、
日本とは、まるでちがいます。

のら猫:人口100万人当たりの感染者数は日本とほぼ同じです。
ウズベク:2,304
日本:  2,355
これがNZだと445人ですからね。
(worldometers)

日本は検査数が少ない(まだ世界150位?)ので
「感染者数」も少ないのかと思いますが。

人口百万人当たりの死者数は日本とNZの中間です。
日本:  33
ウズベク:18
NZ:      5

何が「躊躇なく、果断、手厚い」(安倍)だ
何が「日本人の国民のレベルの民度」(麻生)だ
何が「先手先手、全力、万全、適切、徹底的」(菅)だ
ニュー爺ランド、乳児ランドの嘘つき無能政治家らめ!

アメリカのCDCの分析だと
検査数で見つかる陽性者の10倍(だったか?)以上は実際にいるそうで、
日本の専門家でも、東京はもう何10万人という人が感染しており、
そのうち自然と集団免疫の獲得となるのを待つしかない状況になってきた
のではないかという冷めた見方をしている人たちがいます。
現場の医者は大変だろうが、もはやその悲鳴に右往左往しない、
というのです。
もはやなすすべなしという、諦めの境地ですね。

ここまでのコントロールできない状態になってしまったのは
(もはや隔離や追跡はできない、追いつけない、混沌とした状況)
政治の責任であるし、政治に仕える忖度専門家の責任です。
その大もとはやはり欲の心。
乳児ランド〜ニュー爺ランドの
安倍や森や二階や菅や、、財界、、金欲、国威発揚の欲、、
「邪心」だ。



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ありがとうございました! m(_ _)m

ジャシンダ・アーダーン関連:




ジャシンダの乳児ランド
首相として産休6週間
国連本会議場でも授乳したアーダーン首相です
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2018-09-30

BBCニュース - NZ首相、国連総会に赤ちゃん同行 おむつ交換に日本代表団びっくり https://www.bbc.com/japanese/45648565

ニュージーランド:





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