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黒川の麻雀は点ピンではなかった?〜秋霜烈日というマージャンの手、知ってますか? [アベラ国]

秋霜烈日
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【秋霜烈日】(しゅうそうれつじつ)

1)(秋に降るうそ寒い霜のごとく夏の日のジリジリと照り返す太陽のごとく)刑罰が峻厳であること
2)犯罪に対する極めて厳しい姿勢、その決意と誇りを象徴した日本の検察官の輝ける記章
3)麻雀の上がり手の一つ。「ルールの解釈を変更しました」と宣言すればどんなデタラメの手でも成立し、
  その場で和了、「決して高い金額とは言えない」、「再調査の必要はない」、などと言って
  ご祝儀6,700点を与え、官邸が言ったことなのに法務省が言ったことにして、
  ハイヤーに乗せて返す。



秋霜烈日というこの大仰な表現と現実に起きている事象のバカバカしくだらなさの間の乖離に、
たまらない滑稽さと絶望とを覚える。



このままだとこのカッコ良すぎる記章は喜劇の記章と成り果てるだろう。
「意見書」を提出した検察OBらが危惧するように、信頼回復に20年を要するかもしれない。

検察と記者クラブの「ズブズブ」

産経・朝日だけじゃない! マスコミによる検察幹部の「賭け麻雀」接待は常態化していた!?
サイゾー https://www.cyzo.com/2020/05/post_241981_entry.html

黒川の賭けマージャンは点ピンではなかった?

先日も書いたように政府は黒川弘務検事長と新聞記者らの賭けマージャンは
「点ピン」とう賭け率であって高額とは言えない(私の感覚では高額だが)
としたが、賭け麻雀に詳しい現場の人からは
黒川のレートはその2倍、3倍(2ピン、3ピン)だったのでは?
という声も上がっている。


https://www.youtube.com/watch?v=XSQuBc3_u-w
ユーチューブのこの動画の最後のほうで言っている。

伝家の宝刀「閣議決定」

水際の不手際 No. 58 賭け麻雀は犯罪か 秋霜烈日のバッジが泣いている

同じ賭け麻雀でも自衛隊員は懲戒免職、漫画家や野球選手はヒモでくくられて逮捕されたり
大幅な収入減となったり社会的制裁も受けたりしているのに、
「秋霜烈日」(秋の霜、夏の照りつける太陽のごとく厳しいはず)の検察ナンバーツー黒川弘務は
(本来ならことのほか厳しい沙汰があってしかるべきだろうに)、
常習者ながら安倍政権に尽くしたばっかりに、訓告という軽い処分で辞職、
6,700万円だかの退職金をもらうという不条理。



(訓告というのは懲戒処分とは違い、罰っするのではなくて注意するという軽いもので、
 給与や昇格に影響しなかったりもするものらしい)

賭け麻雀は人事院の指針でも懲戒なのになぜか今回は訓告処分。

ところがどうやらそうも行かなくなりそうである。



いずれにせよアベラは
金額に関係なく賭けマージャンは賭博であり違法であると
お得意の閣議決定をしていたというオソマツ。
(刑法により罰金50万円以下、常習性があれば懲役3年以下)。

このところ何度も言っているが、志村けんなきあと
日本のお笑いは安倍晋三の独壇場なのである。

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しかし黒川事件、きのう書いた官邸の介入とその隠蔽も驚いた話だが
メディアにもまだまだ呆れた話が続く。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

産経に重大疑惑…まさかの開き直り!賭け麻雀記事の執筆者に当事者記者の名前
発覚後も呆れるほど黒川擁護続ける
プレジデント https://president.jp/articles/-/35716

 

『週刊文春』は「黒川弘務検事長は接待賭けマージャン常習犯」というスクープ記事で
黒川弘務・東京高検検事長を辞任に追い込んだ。賭け麻雀のメンツは黒川のほか、
産経新聞の記者2人、朝日新聞の元検察担当記者1人。

検事長自らが犯罪行為を、それも国民が外出自粛要請されている中、記者の自宅で、
しかも3密の環境下で行っていたことは、大きな衝撃を読者に与えた」
とこのプレジデントの記事。

新聞社にしても「本来権力を監視するべきメディアが、あろうことか検察庁法改正問題の渦中の人物と、
ズブズブの関係にあったのだ。検察という“正義”と新聞という“正義”がそろいもそろって悪事
を働いていたことにも、愛読者はショックを受けたことであろう。それも朝日と産経という
論調や読者層が全く相いれない2紙が仲良くしているのだから、
なんとも裏切られた気分になった人も多かったはずだ。」

この状況のとんでもなさをうまく要約しているが、これくらいで驚いていてはいかんとばかり、
さらなる衝撃。文春報道について翌朝の産経新聞の記事を書いたのが
賭け麻雀をやっていた当の本人だというのである。

その産経の記事が引用してある:

<文芸春秋が運営するネットメディア「文春オンライン」は20日、
東京高検の黒川弘務検事長(63)が、産経新聞社会部記者2人、朝日新聞社員と
賭けマージャンをしていたと報じた。>

<報道では、黒川氏は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が続いていた今月1日夜、
東京都中央区内にある産経新聞記者宅を訪れ、6時間半にわたって賭けマージャンをした後、
産経記者がハイヤーで目黒区内の黒川氏宅まで送ったとしている。
「密閉空間に4人が密集し、密接な距離を楽しむマージャンは『3密』そのもの」とし、
今月13日にも同様の行動があったと報じた。>

<産経新聞が用意したハイヤーを黒川氏が利用したことについては、
5月1日の料金が2万5000~3万円ほどになるとした上で「便宜供与となる」とした。
記者との賭けマージャンを含め、国家公務員倫理規程に抵触するおそれがあるとする
人事院の見解を紹介した。>

産経新聞の記者本人がしたことを文春報道を借りてきて産経新聞で伝えているという摩訶不思議。
そして、東京本社編集局長の見解が記されている。

<本紙は、その取材過程で不適切な行為が伴うことは許されないと考えています。
そうした行為があった場合には、取材源秘匿の原則を守りつつ、これまでも社内規定にのっとって
適切に対処しており、今後もこの方針を徹底してまいります。>

ところが、これでも、まだまだこれくらいで呆れていてはいかんとでもいうのか、もう一人の記者も
衝撃的。同じ産経の朝刊に黒川弘務を盛んに持ち上げる記事を書いているというのだ。
そのタイトルに私は吹いてしまった。

「黒川検事長『現場派』の実像」

現場(笑)!そりゃそうだ。現場派だろうよ。よく知ってるだろうよ。同じ卓を囲んでんだから。

産経の記事、、、(いやはや、麻雀仲間とは言え、よくもここまで次から次へ書けるものだ。
これでは政権の闇の一角を占めるとも目される男が、無害な人好きのする人物に思えてくる)
にいわく:

<「みんな官邸寄り、官邸寄りというが、そんな証拠も事実もない」>

<捜査センスも高く「将来の特捜部長」の声もあった>

<決してこわもてではなく、ある検察OBは「気さくで陽気な性格。
ウイットに富んだジョークで場を和ませるのが抜群にうまい」と評す>

<「休みの日でも与野党問わず、国会議員から相談事を受けると、愛想よく
『分かりました。検討します』と応じ、方々に電話をかけて対応を指示していた。
内容は法務省外のことも多かった」>

<一方で「過去にも数回、週刊誌などに尾行されていたことを知っていたのに、今回の問題を起こした。
リスクをいとわない過剰な自信と豪放磊落さが裏目に出てしまった」(検察関係者)との声も漏れた>

産経新聞では、記事の執筆者について確認はしていないようである。

それにしても「そんな証拠も事実もない」は、安倍や菅の言い草そっくりだ。
証拠も事実も嫌というほどあるというのに。このブログでも書いてきた。
小渕優子、松島みどり、甘利明、下村博文、佐川宣寿、上野宏史らの不起訴、
小沢一郎や佐藤栄佐久元福島県知事の事件でっち上げ。。

安倍政権のプロパガンダ・マシンたる産経新聞の面目躍如である。

プロパガンダ・マシンと言えば、この人もいた。
安倍政権と一枚岩た私のことよ、のNHK岩田明子記者である。
新型コロナ対策で安倍総理の記者会見を受けて、またぞろ怪しげな言説を振りまいている。



「政府のコロナ対策の優秀さは世界からも注目されている」(=主張)
主張には、それを支える具体的な事実(根拠)が必要である。

いつも言っているように、アメリカでは高校生、フランスでは小学生でも知っていること。
この国では「ジャーナリスト」でさえわかっていないようだ。

どこに具体的な根拠を掲げた?
上の産経新聞の記事と同じだ。
<「みんな官邸寄り、官邸寄りというが、そんな証拠も事実もない」> 
「そんな証拠も事実もない」と主張しながら、それを支える具体的な根拠がない。
あるいは、安倍の答弁や記者会見、菅の記者会見と同じだ。
根拠を伴わぬ断定のみなら
政府のプロパガンダ・マシンと言われてもしかたあるまい。

『政権と一枚岩田わたしのことよ 〜NHKのとんでも解説と欧米の辛口報道の乖離』 
のら猫寛兵衛 https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2019-06-17

『日本が最下位を分野別でもほぼ独占! 23カ国・地域のコロナ対応評価 日本が最下位』
のら猫寛兵衛 https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2020-05-09

人口当たりの死者数を比べてみると決して「日本モデル」は成功していないのだ。


賭け麻雀の「黒川杯」 



法務省刑事局がテンピン麻雀は問題ないという『黒川基準』を確立したようなので
「解禁を祝してテンピン麻雀大会を公然と実施することになりました」という話がSNSに流れている。
検察庁前の路上でやろうという。

実際にやったら道路交通法違反で逮捕されるかもしれない。
2年前も、京都大学の学生らが自治寮廃止に抗議ーー路上にこたつを置いて鍋を囲み、逮捕されている。

ただ「個人宅や麻雀店で開催され、ネット中継でもされたら、警察は現場に踏み込んで逮捕できるのか、
また、検察も起訴できるのか、という問題」は残る。

「法務検察が、捜査ではなく簡単な内部調査によって事件を矮小化させ、早期に幕引きを図ろうとしている」
から、そのような行動も意義はあるだろう。市民団体や弁護士グループなどによる刑事告発も。

「刑事告発があれば、刑事訴訟法の規定により、検察はきちんと捜査し、
起訴・不起訴という正式な処分を決めなければならなくなる」

賭博罪とは

さらに「賭博罪に関するアウトとセーフの境界線に関し、検察が解釈を示さなければならない」
というところが重要だ。

刑法によれば:

「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、
一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない」(賭博罪)
「常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する」(常習賭博罪)
「賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処する」
(賭博場開張等図利罪)

これまで蓄積されてきた裁判所の多数の判例によると、「麻雀は勝ち負けが偶然に左右されるものだし、
現金は「一時の娯楽に供する物」にあたらないから、もし現金を賭けて麻雀をやると、賭博罪が成立する」。

いくらからセーフ?

問題は「起訴して刑事罰を科すに値するほど違法性があるといえるのか、
また、どの程度の頻度・回数から、より刑罰の重い「常習」と判断されるのかという点」。

黒川氏らの「テンピン」(1000点100円)だとセーフなのか、
「メンバーが合意したルールによって、ギャンブル性の高低が大きく変わる」が
(「ウマ」、「ドラ」、「割れ目」など)、「黒川氏らがどのようなルールを採用していたのか
を確定したうえで、それだとアウトなのかセーフなのか、判断しなければならない」
(「テンピン」やそれよりも低いレートで客に賭け麻雀をさせていた麻雀店の経営者を」
「賭博場開張等図利罪で起訴し、有罪を得た裁判例」もある)

「「仲間内であればセーフ」ということなら、メンバーがどの程度の人間関係までなら立件されないのか、
その基準を示さなければならない」

「常習」か否か

「過去の賭け麻雀にまでさかのぼって捜査を尽くさなければならない」
「告発では、個別の取材に応じるとか情報を漏らすといった特別扱いに対する見返りとして
ハイヤーの提供を受けたのではないかということで、賭博罪にとどまらず、
贈収賄での立件も求めている」点でも捜査を広げなくてはならない。

市民がどう判断するか

「ただ、おそらく検察は、自業自得ながらも黒川氏が検事長の地位を追われ、
軽いながらも訓告という処分を受け、社会のバッシングにさらされて相応の社会的制裁を受けた
といったことを考慮し、記者ともども不起訴にするのではないか」

「その場合でも話は終わらない。告発した関係者が請求すれば、
検察による「嫌疑なし」「嫌疑不十分」「起訴猶予」といった不起訴の理由が明らかにされる」

「その判断の当否について、検察審査会に審査を求めることまでできる」

以上、前田恒彦・元特捜部主任検事の記事より抜粋、要約

地検前でテンピン麻雀「黒川杯」を開催したら逮捕される? 賭博罪の告発の行方は 
前田恒彦 https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20200527-00180334/

同じく賭け麻雀に加わっていた朝日新聞の記者のほうはすべての役職を外されているが、
プレジデントは手厳しい:

朝日は恥を知れ!なぜ、新聞社はこれからも「賭け麻雀」を続けるのか
"デキる"記者ほど権力と癒着する
https://president.jp/articles/-/35655

法務省の「調査」はあまりに簡略、いんちきに違いない

1,000点100円のレート(「ピン」)だったことにしているが雀士の解説では、上にも書いたように、
その2倍か3倍でやっていたはずとのこと。メンツのひとりだった記者が一晩(6時間)で10万円
だか負けたと言っているのだ。「ピン」では一晩でそこまでの金額は動かないはずと。

これだけでも博打罪(最高で罰金50万円)成立するだろう。
常習性を考えれば悪質賭博(懲役3年)にすら相当するかもしれない。

事実、ここに来て新たな驚くべき情報も寄せられている。

元雀荘店員が証言「多い時は週3回」 
黒川前検事長は10年以上前から「賭博常習犯」だった

週刊文春 https://bunshun.jp/articles/-/38051

恐ろしい話だ。検事長は賭博依存だった。。
総理大臣がウソ依存というのも十分怖いが。。

さらには、政府が言う「世間的に特に高額とは言えない」のひどさ。

一晩で10万円負けても特に高額とは言えない。。
コロナ支援に国民には一回こっきり10万円ですまそうとしているのに?

ほんでもって黒川には6,700万円? これは退職金という名の口止め料だろう。



「調査」では、調べた側と黒川や記者の調べられた側で口裏合わせやってるに違いない。
「ピン」でやったことにしようぜとか。

ごまかす力だシンゾーディーゼル ♪

「いつ、どこで、どの社のどの記者と、いかなるレートやルールで賭け麻雀をやっていたのかや、
勝ち負けの結果や支払いはどうなっているのか」

「黒川氏の公用と私用の携帯電話を差し押さえ、通話履歴も入手し、メールやメッセンジャーアプリ
などの送受信内容を分析したうえで、黒川氏が誰とどのようなやり取りをしているのか、また、
いかなる交友関係を有しているのか、早急に特定を進める必要がある。
特に、週刊文春が黒川氏に突撃取材した17日以降、関係者との間で口裏合わせ
と見られる行動がなかったかが重要」

賭け麻雀認めた検事長、定年後勤務延長なしなら「民間人」? 今後の捜査に影響も
前田恒彦 | 元特捜部主任検事
https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20200521-00179569/

内輪のごまかし調査ではなく、厳しく第三者が捜査すべきである。



秋霜烈日のバッジが泣いている。

イーピンリャンピンサンピン秋霜烈日.jpeg

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