夏去りてせめて写真をとろ遺跡 [日記]
弥生遺跡(登呂)
駿府城は徳川家康が大御所になって住んだ城。
息子の秀忠に将軍職を譲って隠居しつつ
大御所として影響力を維持したのだが
城は三重のお堀に守られていた。
今その櫓二つ(巽櫓と坤櫓)が新たに復元され、天守跡の発掘が進められている。
これまで仕事でお城の周辺には何度も来ているのだが、実際中に入るのは今日が初めてだった。
古い石垣
右半分が復元であること一目瞭然
駿府の狂いもない石垣
最初見て、木に竹を(竹千代を?)継ぐみたいで変な感じだなあ、と思ったが、
古い石垣の良さを引き立てる効果もあるかと、今では評価しているよ。
時が経てば右側の復元部分もそれなりに苔むしてきて、いい味を出すだろう。
この学校、こんなところにあったのか。
いつかシュヴァイツァー博士のお孫さんの講演を通訳しに来たことがある。
講演のことで頭の中一杯だったに違いない。位置関係は一切記憶になかった。
話を聞いた生徒たちは感激して私も将来人を助ける仕事とにつきたいと口々に語っていた。
そのような道に進んで夢を実現させた人もいることだろう。
当時の学校のホームページにあった写真。。
これ見てまた思い出した。講師と離れたところに座らされてやりづらかったこと。
おまけに間に大きな花瓶。花の隙間からクリスチアーネ・エンゲルさんと視線を交わしながら
通訳したことを覚えている。聴衆の食い入るような眼差しも忘れられない。
駿府公園内を散歩していた人が連れていた生き物。イヌか?ネコか?
と思ったらウサギだった。
←応援クリックを
←ふたつともよろしく!
登呂遺跡へ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
夏さりてせめて写真をとろ遺跡
周りの建物や鉄塔や電線が入らないよう鉄塔徹尾避けながらシャッターを押す。
資料館にはもっと弥生時代の全体像、近年の新発見、奈良や鳥取の遺跡の発掘もふまえた、
大きく変わりゆく弥生像に関する展示を期待していたが、そういうものは一切なかった。
静岡や最後にやっと見えた富士
歩き回ってクタクタに疲れ(なにせ駿府城のお堀りを一周、浅間神社の横の階段150段など)
突然甘いものを食べたい衝動に駆られ、豆乳のクリームというので頼んでしまった。
読みました?
『シフォン論』
渋谷の「ハチ公バス」で帰る。
二日前の出発時にやむなく放置した私の自転車はやはり持ち去られていた。参宮橋の集積所だろう。
渋谷駅周辺から忽然と駐輪場が消えていたのだ。しかたなく駅前に放置して旅に出た。
五輪だ、クールジャパンだ、再開発だ、という政策で、市民生活は不便になる一方。
「ハチ公バス」の歌
発車とともに鳴り始める。
この歌、この日は運行状況との時間的折り合いがよろしくなくて途中で切れてしまったが、
可愛い曲だ。旋律もいいし歌い方も隣の女の子みたいな感じ。
間奏部もあって洒落ている。楽器の扱いもうまい。
あと何回聞けるだろうか。
「登りくだりの渋谷の町を」
と地元の地理的特徴を織り込み
「キミとボクの出会った場所」と過去の懐かしい思い出
「みんな一緒に」と連帯感
「夢を乗せて走ってく どこまでも」と
未来に向かって思いが時間的空間的に広がってゆく
というふうに実によくできた単純にして
かつ味わい深い素敵な歌詞なのだ
私としては最後のリフレイン
「走ってく~ どこま~でも~」
2回目はちょっとダイナミックスを下げてささやくように
「いつま〜でも〜」
で終わってくれたら完璧だった
と思って心の中ではそう歌っている
1
駅の街のバス
やわらかな日差しあび〜て
オレンジ色に光って〜る
ぽんと乗ってちょっと降りれば
また見たことのない新しい世界に
出会えるよ〜きっと〜
ハチ公バスだワン!ワン!ワン!
キミとボクの夢を乗せて
みんな一緒に~駆け抜けよう
ハチ公バスだワン!ワン!ワン!
登りくだりの渋谷の町を
走ってく~ どこま~でも
2
ハチ公バスだワン!ワン!ワン!
キミとボクの出会った場所
思い出いっぱい あふれてる
ハチ公バスだワン!ワン!ワン!
けやき色づく渋谷の町を
走ってく~ どこま〜でも
走ってく~ いつま~でも
旅の終わりにこれを聞くともう涙がほおを伝うね
2019-09-30 00:10
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0