「令和」は全体主義の匂いがする [アベラ国]
私の渾身の予測「改輝」は外れてしまった。
初めての元号、大化の改新いらい、というのを狙った晋三の
大輝の改心かと思ったのだが。
https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2019-04-01
『歌え喜べ安愚節 新元号発表と総理談話』
昨日(4月1日)の「令和」の発表で私の最初の感想はこうだった。
令月とは「よき月」
令=「よき」、令嬢「よき娘」、令名「よき名」だから
令月「よき月」、令和「よき和」だろう。
しかし
安倍らが使うと
「法令違反」の令、「命令」、「司令官」、「戒厳令の令」、
菅が使うと「捜査令状」の令、
稲田だと「召集令状」の令
かとも思えてくるのだ。
「令月」は単に「よき月」だと思う。万葉集にあるのは。
今でもご令嬢、ご令息、令名などの例にあるように。
巧言令色というときの「令」もそうだ。
しかし、安倍が安倍だから、
いま令和、令和と盛んに言ってる人たちが言ってる人たちだから、
どうしても一連の「良からぬこと」を連想してしまうわけだ。
そして「和」。これが曲者なのである。いちおう表面上はいい言葉で、仲違いせずに、調和をたもってだが、
下手すると、波風を立てず、空気を読んで、異をとなえずにという具合に、少数意見の抑圧に傾いてしまい、
個が主張できなくなる。忖度もしなくてはならない。
こういうことを感じて「全体主義の匂いがする」と書いたのだ。
「和を以て貴しとなす」(聖徳太子の十七条憲法(604)の第一条「以和爲貴」)
NHKの「アベッタリ」岩田明子記者も解説していたが「安倍総理は”和を以て貴しとなす”という言葉が好きだという。岩田記者はしきりに安倍総理の「思い」を解説していた。総理は日頃から「和を以て貴しとなす」と言っている、そのへんの思いがこめられているのでは、こだわりがあるのでは、、でんでん。しょこたんやら本郷和人やらゲストらも交え、新しい時代を迎える国民の幸せだのなんのと、プロパガンダをやっている。
街頭からの中継では、すばらしいと言って泣いてる人がいた。。感極まって涙。「和」がいいのだそうだ。
そうやって感涙に咽びながら一億総なんとか(これまた総理の好きな言葉)と言って戦争に突き進んで行ったのが昭和なのだが。忘れてしまっているのだろうかこの人は。
私の予想「改輝」(かいき=回帰)は外れたが、音にそれは潜んでいたのかもしれない。
「令和」ré-wa=「再び和」=再び昭和の軍国主義。。
安倍政権がこれまでやってきたこと、これからやろうと企んでいると思われること、そして
上に書いたような「令」からの連想、さらには太宰府というこの宴の場所が、
私をしてそう思わしめるのである。
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太宰府は古代において中国に対する一大国防拠点であった。
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羅城・太宰府
令和の典拠は万葉集の「梅花の宴」の序である。その宴が大宰帥(だざいのそち=太宰府長官
とも言うべき九州における外交と国防の責任者)大伴旅人の屋敷で催されたのは730年のことという。
この太宰府というところに何かいかにも安倍晋三という感じがする。太宰府は近年の発掘調査で大発見があり、一帯がこれまで古代日本にはないとされてきた巨大な羅城(=城壁に囲まれた街)だったことが
明らかになりつつある。
白村江の戦い後の対中国・国防強化
663年、倭国日本は中大兄皇子が朝鮮半島の白村江に出兵し、待ち構えていた唐の大艦隊を前に大敗を喫したが、その後、次は唐が日本に攻めて来ると危機感を募らせて国防を強化していたのだ。太宰府の背後には堅固な山城・大野城、平地には博多湾に向かって水城(みずき)という構え。その他、瀬戸内海沿いにもいくつもの山城を築いていた。
中国を睨んで国防を強化したその拠点だった太宰府。よくもまあ、そんな場所で催された宴から文字を拾って
次の元号に盛り込んだものよ。
太宰府で国防を強化した当時は数百年ぶりに中国に隋、そしてそれに続く唐という統一王朝ができていた。その中国の膨張と日本の西国での国防強化。今の東アジアと安倍政権にそっくり重なって来るものがある。安倍政権のもと防衛予算は毎年過去最高を更新し、沖縄では有無を言わさぬ基地建設。鹿児島から沖縄までの島々で軍事化が進んでいる。新元号「令和」発表の4月1日は、1945年、アメリカ軍が沖縄本土に上陸を始めた日であった。
667年、近江に新たな都、大津宮を建設した中大兄皇子は、668年、天智天皇として即位する。670年には、天皇が民を直接支配すべく庚午年籍なる戸籍を作る大改革。671年にその天智天皇が崩御すると、王位継承をめぐる内乱、壬辰の乱となり、勝利した天武天皇が国内改革をさらに推し進め、律令を導入、天皇を中心とする中央集権体制を完成させていった。
NHKの歴史番組で磯田道史が言っていたが、日本には「島国恐怖症」とも呼ぶべきものがあって、資源を絶たれるぞ、外敵に攻めて来られるぞと脅されると、島国全体が恐怖に襲われて改革を受け入れる、何でも受け入れると。そういうことがこの日本、何度もあったというのだ。今がまさにそうではないか!
安倍がまた言っている。「これまでにない厳しさを増す東アジアの安全保障環境」、「中国の海洋進出」、北朝鮮は怖いぞ、中国は怖いぞ、でんでん。
で、白村江の戦いのあと、唐は日本に攻めてきたの?
いいえ、結局攻めてきませんでした。なんだ中大兄皇子に騙されて、改革やったのだ。この道しかない、この道を強く前に、とか言って。
かなくりしぞう
からくりしんぞう
かなきりともみ元防衛大臣
そういうことを危惧するわけであります。
きょうもお読みくださりありがとうございました!
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令和の典拠は万葉集の「梅花の宴」の序である。その宴が大宰帥(だざいのそち=太宰府長官
とも言うべき九州における外交と国防の責任者)大伴旅人の屋敷で催されたのは730年のことという。
時に初春の令月にして気淑く風和ぎ梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫す
この太宰府というところに何かいかにも安倍晋三という感じがする。太宰府は近年の発掘調査で大発見があり、一帯がこれまで古代日本にはないとされてきた巨大な羅城(=城壁に囲まれた街)だったことが
明らかになりつつある。
白村江の戦い後の対中国・国防強化
663年、倭国日本は中大兄皇子が朝鮮半島の白村江に出兵し、待ち構えていた唐の大艦隊を前に大敗を喫したが、その後、次は唐が日本に攻めて来ると危機感を募らせて国防を強化していたのだ。太宰府の背後には堅固な山城・大野城、平地には博多湾に向かって水城(みずき)という構え。その他、瀬戸内海沿いにもいくつもの山城を築いていた。
中国を睨んで国防を強化したその拠点だった太宰府。よくもまあ、そんな場所で催された宴から文字を拾って
次の元号に盛り込んだものよ。
太宰府で国防を強化した当時は数百年ぶりに中国に隋、そしてそれに続く唐という統一王朝ができていた。その中国の膨張と日本の西国での国防強化。今の東アジアと安倍政権にそっくり重なって来るものがある。安倍政権のもと防衛予算は毎年過去最高を更新し、沖縄では有無を言わさぬ基地建設。鹿児島から沖縄までの島々で軍事化が進んでいる。新元号「令和」発表の4月1日は、1945年、アメリカ軍が沖縄本土に上陸を始めた日であった。
667年、近江に新たな都、大津宮を建設した中大兄皇子は、668年、天智天皇として即位する。670年には、天皇が民を直接支配すべく庚午年籍なる戸籍を作る大改革。671年にその天智天皇が崩御すると、王位継承をめぐる内乱、壬辰の乱となり、勝利した天武天皇が国内改革をさらに推し進め、律令を導入、天皇を中心とする中央集権体制を完成させていった。
NHKの歴史番組で磯田道史が言っていたが、日本には「島国恐怖症」とも呼ぶべきものがあって、資源を絶たれるぞ、外敵に攻めて来られるぞと脅されると、島国全体が恐怖に襲われて改革を受け入れる、何でも受け入れると。そういうことがこの日本、何度もあったというのだ。今がまさにそうではないか!
安倍がまた言っている。「これまでにない厳しさを増す東アジアの安全保障環境」、「中国の海洋進出」、北朝鮮は怖いぞ、中国は怖いぞ、でんでん。
で、白村江の戦いのあと、唐は日本に攻めてきたの?
いいえ、結局攻めてきませんでした。なんだ中大兄皇子に騙されて、改革やったのだ。この道しかない、この道を強く前に、とか言って。
かなくりしぞう
からくりしんぞう
かなきりともみ元防衛大臣
そういうことを危惧するわけであります。
きょうもお読みくださりありがとうございました!
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酒の匂いもするようだ
2019-04-02 20:21
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コメント(1)
「令和」の書き順について
安倍首相が6つのなかから決めたんだそうですね。
「安」にはならなかった。
いろいろ考えましたけど、「令和」の書き順、こんなのはどうでしょうか?
●「令和」の最初に「アベ」と書く
「令」の字には、「ア」「ヘ」が入っているように見えます。
「ア」「ヘ」「丶」で「令」になる。惜しい! あと一画で「アベ」!
で、「和」の字から、さいしょの「ノ」を借りてきて、「アベ」ということにしましょう。
そうすると「和」のうちの「木」「口」が残ります。
この「木」と「口」でできる漢字はなんでしょうね。
●というわけで、「令和」の書き順はつぎの2つです。
1、「ア」「べ」「困」
2.「ア」「べ」「呆」
元号を基本的には使用しないで生きてきたので、こんな書き順で元号を書くこともないだろうけど、もし書くようなことがあったら、どちらかの書き順で書こうかな?
なんておもってます。自業自得ですよ、首相!
以上、ときどき読ませていただいている、読者より、どうも失礼いたしました。
by mitsuyoshi (2019-04-03 00:22)