LGBTQI 同性婚 バーニー・サンダースの立場は? [アメリカ大統領選挙 2016]
ニューヨーク奇跡は起きずサンダース
事前の予想くつがえせずに
ここでしばらく今後の予想のようなことはよそう
ということで、ちょっと目先を変えて、いくつかの争点に焦点を当てながら
サンダースがどんな政治家かを見ていくことにしました。
合衆国最高裁は去年 (2015年)、同性同士の結婚を合法と判断し、アメリカ全土で同性婚が認められるようになりました。
リベラル派で弱者、少数派の味方であるはずの民主党、そのオバマ大統領も、今、党の大統領候補指名争いで先頭を行くヒラリー・クリントンも、当然その判断を支持しました。
ところがこの二人も2012年までは反対していたのです。
しかしここに、40年も前から、一貫して、結婚における平等を主張し続けていた政治家がいます。そう。我らがヒーロー、バーニー・サンダースです。
バーニー・サンダース:
何十年も昔でなくてもいい、10年前でいい。
10年前にもし私が、2015年には全米で同性婚が合法になっている
などと言っていたらどうだろう。皆さんから「気は確かか?」と言われたのではないだろうか。
ニュース映像:
2003年
「59%が反対 32%が賛成」
同性愛者や彼らの権利を擁護する人たちがいっしょに戦ったので
同性婚に反対する社会の風潮が根本的に改まったのです。
ニュース映像:
「ブッシュ大統領が同性婚を禁じる憲法修正を提案しましたが
カリフォルニアでさっそく抗議デモが起きています」
2006年
「世論に訴え、戦おうという人たちのデモです」
「デモ参加者たちは同性愛者の権利を主張して最高裁まで行くと言っています」
(図では2011年から12年にかけ支持が逆転している)
「今ではアメリカで59%が同性婚に賛成です。
そしてこの数字の移り変わりが注目です」
「最高裁が歴史的な判断です。
同性結婚を全米で合法としました。
これまでの20年の社会の変化を反映した画期的な判決です」
「公民権運動でもそうでした。女性運動でもそうでした。
何百万人という人が変革を要求すれば必ず実現するのです」
「最低賃金、1時間15ドルを要求しています」
バーニー・サンダース:
ロサンゼルスでも、サンフランシスコでも、人々が要求し、あちこちで
最低賃金が1時間15ドルにまで引き上げられています。
信じられましたか?
5年で、カリフォルニア州、オレゴン州、ニューヨーク州などの最低賃金が
ここまで来るとは?
誰も信じられませんでしたよね?
変革というのは、共和党の上院院内総務ミッチ・マコネル議員と交渉して
勝ち得るものではありません。
変革というのは、国の何百万という人々が要求して勝ち得るものです。
変革はいつもそうやって起きるのです。
理念に火が付くとどうなるか。
人がその理念に正義を見いだすとどうなるか。
あっと言う間に変革が起きるのです。
何百万人という人が立ち上がって戦うから
勝利することが出来るのです。
/\ /\ m (_ _) m
サンダース関連:
コメント 0