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日米軍事一体化を押すプレー [戦争をする国 日本]

 



安倍政権の熊本地震に乗じたスタンドプレー


オスプレイ/オスプリーは猛禽類のミサゴ(鶚)。急降下して水中の魚を捕らえるのが得意で、ウオタカ(魚鷹)の異名もある。いかにも海兵隊の飛行機にぴったしの名前ではある。

 こちらのサイトに鳴き声。
http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1496.html

米軍のV22オスプレイは垂直離着陸が可能な新型航空機で、イラク戦争、アフガニスタン戦争でも実戦を経験済み。
しかし事故が多く、「未亡人製造機」とも呼ばれる。
試作段階で4回(1991年、1992年、2000年に2回)の大きな事故。1992年、2000年の事故のあとは、それぞれ1年および1年半、飛行停止になった。30人ほどが死亡し、いつしか「未亡人製造機」のあだ名が。

1991 の墜落



配備後も事故は続いた。
2009年ノースカロライナで訓練中に火災、
2010年アフガニスタンで夜間の着陸に失敗、
2012年4月モロッコ沖合で強襲揚陸艦から離艦後に墜落、
6月フロリダ州で訓練中に墜落、
2015年ハワイで着陸に失敗し炎上。

「オスプレイは安全なのか? それはどちら側の統計を使うかによる」
米軍 「スターズ・アンド・ストライプス」(星条旗)紙
2012.7.10
Is the Osprey safe? Depends on which stats are used

http://www.stripes.com/news/is-the-osprey-safe-depends-on-which-stats-are-used-1.181864

米軍は安全だと言うが沖縄の人たちは強く反発するということ。どちらの言い分が正しいかは、白黒はっきりしているわけではない。統計をどうとるか、どう見るかだという。

日本政府は4月のモロッコの事故に続いて6月にフロリダで事故が起きた翌日に海兵隊からの数字を発表。オスプレイはCH-46Eシーナイト・ヘリコプターを安全性でやや上回っているという数字だ。翌日という慌てぶり?安全性をアピールしたかったのか。しかしそれはモロッコの事故を含めない統計だった

モロッコの事故を含めるとCH-46Eより安全性が劣ることになる。その数字は付記として米軍は日本側に提供していたという。

しかし、見かけほど悪い数字ではないと米軍関係者は言う。ここで安全性とは飛行10万時間当りのA級事故件数(A級事故とは航空機や政府資産の修復経費が200万ドルを超えるか米軍要員の死亡ないし高度障害をもたらす事故)。日本側に当初提供されたA級事故率はオスプレイが飛行時間10万時間あたり1.12 、CH-46Eが1.14 となっている。しかし、モロッコの事故を含めるとオスプレイは一挙に1.93になってしまう。新鋭機で飛行時間がまだ少ないのでそうなってしまうというのだ。オスプレイは安全だと言うリチャード・ウィトル(『夢の機械ーー悪名高いV22オスプレイの知られざる歴史』著者)によれば、オスプレイは開発予算が限られていた段階で大きな事故が何度も起きて悪いイメージが定着したが、その後改良が加えられ、安全な飛行機になっているという。モロッコの事故のようなことが起きると事故率がはね上がるが、それは飛行時間がまだ少ないからという点を考慮しなくてはならない、というのだ。

しかしその後去年2015年にはハワイでも事故を起こしている。最新の事故率もさほど良くなっていないものと私は推測する。

2015 ハワイ

ヘリコプターでもそうだが、着陸を急ぐと、すぐ下に真空を作ってしまい、突然墜落するのだとか。
One Marine killed and 21 others hospitalized after MV-22 Osprey crashes during training exercise in Hawaii
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3085795/One-Marine-killed-21-hospitalized-V-22-Osprey-suffers-hard-landing-training-exercise-Hawaii.html#ixzz47tfkdcbT

舞い上がった砂をエンジンが吸い込んで停止したという調査結果も伝えられ、同じような事故が日本でも起きるのではと心配の声が聞かれる。

2015年のネパール地震では救援に投入されるも「使い物にならない」と現地紙の報道。建物の屋根を吹き飛ばし引き返したとか。
Ospreys useless, 4 more planes due to arrive from US

自衛隊機のヘリを出し惜しみし無理やりオスプレイ投入し段ボール200個
政府は国民にオスプレイの災害時の活躍ぶりを印象づけたい
特に配備を計画する佐賀県にだ

しかも安倍総理は政府から要請しておいて、アメリカ軍からの申し出と、
またまた息を吐くよにウソをつき

被災者は二の次


政治家は自分の都合が第一。
被災者のほうは向いていない。
安倍総理の現地入りと激甚災害指定の意向発表は北海道補選の投票日前日だった。
アベノメセン.jpgあっち向いてほい

垂直離着陸型最新鋭輸送機オスプレー、
米軍は海兵隊が2007年、空軍が2009年から運用開始。
米軍全体で460機ほどとする予定とも言われるが先細りか。
2014年12月の段階ですでに
海兵隊が240機余り、
空軍が40機 余りを保有。
海軍はこれまで導入に消極的だったが、艦上輸送機として優れていると判断。
2015年1月に導入を決めた(しかし2018-2020年度に年4機ずつ)

陸軍は今のところ導入予定なし。財政悪化で予算が削られるなか高い買い物なのだ。しかも仕様が陸軍向きでは仕様もない。機体が小さくて、ハムビーと呼ばれる小型兵員輸送車もJLTVという今後主流となる軽量戦術車両も積めないようでは期待薄。

米軍は普天間にオスプレイを20機あまり常駐させている。
2017年からは横田基地に配備すると言っている(本土初)。
自衛隊木更津基地が定期的な整備拠点になる(アジア初)。
地元はどこも不安。

導入先細りとなれば活路は輸出だ。垂直に離着陸できるので滑走路がいらない一方、速度も飛行範囲もヘリコプターを大きく凌ぐオスプレイ。アフガニスタンでもリビアでも兵士の救出作戦で大活躍、他機ではできないことを成し遂げた、10数カ国が購入に興味を示している、100機は売れると米軍関係者だったが、初めての輸出先となるはずだったイスラエルは購入の先送りを決めた。

イスラエルもやはりコストの面の影響が大きかった。2014年のガザ侵攻で予算の問題も浮上。毎年30億ドル余りという巨額の軍事援助をアメリカからもらうイスラエルとはいえ、今後F35戦闘機も高くつくし、選挙ということになって政局もはっきりしない。イスラエル軍では欲しがっているとされるものの、とりあえずオスプレイ6機の購入は先送りとなった。アメリカは6機諸経費込みで11億3000万ドルのところ8億ドルまでまけますと大幅な値引きまで用意したのに(一機当たり1億8,800万ドルを1億3,300万ドルにまで値引き)。

開発・製造に50%関わるテクストロン系のベル・ヘリコプター社は人員削減に追い込まれる。海外への売り込みに活路をと思いきや鳴かず飛ばず。と、そこに救世主が現われる。我が美しき日本だ。

日本は2018年度までにオスプレイを17機購入する
=約30億ドル(約3,300億円)(1機当たり1億7,600万ドル/194億円)。
消費税増税分で兵器を買っているとも言える(そっくり法人税減税分でもある)。
安倍政権の元、国防費は過去最高となり今や5兆円を超えた。
それを安倍政権以前に戻すだけで保育士の賃上げ月5万円が可能という。
http://editor.fem.jp/blog/?p=1902

国公立大の授業料タダにできる金額とも。

攻撃機に改造可能?

オスプレイ、誘導型ロケット弾・ミサイルの発射実験に成功
Osprey Aircraft Test-Fire Rockets and Missiles 2014.12.9

不景気でも後継機?

次世代垂直離着陸機V-280ヴァラー
bell-v280-valor.jpg

晋三の軍拡路線米軍の
下請けになる自衛隊だな

国民の金を吸い上げとめどなく
アメリカさんに貢ぐ安倍かも



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http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2016-04-25

これだけの激震に激甚災害指定なし 現地視察なし
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