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罵声怒号あったこともなかったことにNHK [アベラ国]


「翁長前知事の県民葬で基地負担軽減の考えを強調 官房長官」
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181009/k10011664631000.html

怒号伝えずNHK
あったこともなかったことに?NHKニュース

嘘を言うだけが嘘ではない。本当のことに触れず黙して人に伝えないのも嘘の一種である。そんな嘘を英語では a white lieと言う。

翁長雄志前沖縄知事の葬儀で安倍首相の弔辞を代読した菅官房長官に対し、参列者らから罵声が浴びせられた。異様な空気に包まれた、県民葬の会場。しかし、NHKのニュースはその部分を編集で除外し、語りでも一切、言及しなかった。NHKの嘘と言っていいだろう。

怒号が渦巻いたことが大きなニュース、歴史の大きな一場面なら、それをNHKが伝えなかったことも大きなニュース、歴史の大きな一場面である。公共放送NHK、報道機関であるはずのNHK、自称「皆さんのNHK」が、時の政権の強い影響下、支配下にあるということである。

インターネット上にあるNHKのニュース原稿は以下の通り。

翁長前知事の県民葬で基地負担軽減の考えを強調 官房長官
2018年10月9日

菅官房長官は那覇市で開かれた沖縄県の翁長前知事の県民葬で、安倍総理大臣の追悼の辞を代読し、これまでの功績に敬意を表したうえで、引き続き沖縄の基地負担の軽減に努める考えを強調しました。

菅官房長官は9日、那覇市を訪れ、ことし8月に死去した翁長雄志前知事の県民葬に参列し、安倍総理大臣の追悼の辞を代読しました。

この中で菅官房長官は、これまでの功績に敬意を表したうえで、「翁長前知事は沖縄に基地が集中する状況を打開しなければならないという強い思いをお持ちだった。沖縄県に大きな負担を担って頂いている現状は、到底、是認できるものではない」と述べました。

そして、「『何としても変えていく。できることはすべて行う。目に見える形で実現する』という方針のもと、基地負担の軽減に向けて、一つ一つ確実に結果を出していく決意だ」と述べ、引き続き、基地負担の軽減に努める考えを強調しました。

翁長雄志 県民葬.jpg

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政府の立場を伝えた菅のことを、NHKはまるで何事もなかったかのように、淡々と伝えている。NHKは政府の広報機関か。安倍のいいなりの「安倍チャンネル」か。菅と言えば「クローズアップ現代」で事前に伝えられた質問項目にない厳しい質問が生番組の中でぶつけられて激怒、長年この番組の看板だった司会役の国谷裕子は番組を去るはめになった。(政府に批判的だったTBSの「時事放談」は先月末の最終回になんと菅が初登場。いかにも俺がやめさせたと言わんばかりだった。私が子供のころからあるこの長寿番組も終了。旅の番組にあっさりと入れ替わってしまった)。



安倍政権のメディア支配が進み、日本のメディア自由度は72位に急落。アメリカ国務省まで報告書で懸念を表明している。

菅氏に「帰れ」のヤジ 翁長前知事の沖縄県民葬で会場騒然
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/239194



それにしても、嘘に嘘を積み重ねてきた政府
それを知事の県民葬の弔辞で繰り返すか
葬儀で罵声をあげた参列者を非難する声もあるが
その前にこの弔辞がいかに厚顔でふざけたものであったかを理解しなくてはならない
ここまで人の神経を逆なでされたら
「嘘つき!」「帰れ!」
の怒りが腹の底から湧き上がっても不思議ではない

翁長知事が上京してもずーっと面会を拒絶してたくせに
葬儀に代理をよこして弔辞を代読させて
何が「沖縄の人々の心に寄り添い」だ!
事故を起こす米軍に抗議していないのに抗議したと嘘を言い
沖縄にまた基地の建設強行して何が「沖縄の負担軽減」だ!
何もせずにおいて「できることをすべて行う」と一体どこまで嘘を重ねる!

毎回中身のない、あるいは事実に反する、判で押したような陳腐な常套句の羅列(いわく「基地負担の軽減」、「沖縄の人々の心に寄り添い」。。)。それにしても、葬儀でよくもこれほどの大嘘をしゃあしゃあと並べ立てられるものだ。(基地負担を軽減する(ただ「軽減する」じゃないのだ、「何としても変えていく。できることはすべて行う」と誠実そうで威勢の良さそうことを言いつつも、その実、負担をただ押し付け続ける)(「沖縄の人々の気持ちに寄り添う」と言いつつ、沖縄の人々の気持ちを無視し、逆撫で、ずたずたに引き裂く)(その大嘘の当の本人は、前知事が就任後何度上京しても長らく面会を拒絶、葬儀には本人現れず代理の菅を送ってよこし)ぬけぬけと嘘を吐き続ける。そりゃあ「嘘つき!」「帰れ!」と叫びたくなりますよ。いつまでも民意を無視され続けてきた人々の魂の叫びではないか。

記者会見で菅長官に質問する記者はいつも横から嫌がらせを受けて来た「簡潔にお願いします」「質問に入ってください」と。菅よ、簡潔で悪かったな。「嘘つき!」「帰れ!」

しかし菅の会見と言えば、答えを拒絶する場面が多い。「じゃかあしい!ガタガタ言うな!」と言わんばかりの態度だ。そういうところに安倍政治が来てしまっているのがよく表れている。麻生、安倍ともども。

沖縄の県民葬で人々からこの抗議受けた菅だが、平静を装い、着席。

テレ朝の報道ステーションは、さすがにこの「罵声」を報じ、論評している(その報ステーションですら安倍と仲の良いプロデューサーになっているとのことで、政治ニュースが減ったり批判色が薄まったりしているようであるが)。

「できることはすべて行う」と安倍(菅が代読)
「目に見える形で実現する』という方針のもと、基地負担の軽減に向けて、一つ一つ確実に結果を出していく決意だ」

と言っているまさにその間にも、沖縄の民意に反して、辺野古で基地を作っているではないか。

葬式で、そこまでしれーっと嘘を言うか。



玉城知事

翁長雄志氏を偲ぶ 沖縄を一つに 琉球放送

小学校にはシェルター、子どもたちの避難は700回。
沖縄の現実を、知っていますか?
バズフィード・ジャパン
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/okinawa-futenma-no2?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharetwitter&utm_term=.eeQv6E5Yn

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思い起こせば知事就任から2週間後の
2014年12月
24日、翁長氏上京。首相や沖縄担当相らとの会談のためだったが、
25日、日程調整が厳しいと連絡があり、誰とも面会できないまま知事はホテル待機の屈辱。
26日、記者会見で菅は「年内は会うつもりはない」と明言。

このとき首相は夜3時間もかけ芸能人らと焼肉を食っていた。
結局、初の面会まで4ヶ月かかった。

ここまでのことをしておいてい「沖縄の人々の心に寄り添い」と言い続け、弔辞にまでその言葉を挿入し、官房長官に代読させるのは、あまりにも人をバカにしている。
大袈裟太郎が「挑発」というのは、けっして大袈裟ではない。

そして油断がならないのが、安倍らによる「歴史の修正」である。
これまで何をしてきたか、何があったか、それをあとになって勝手に作り変えるのだ。

今回だと菅のこれだ。

これからも沖縄県民の皆様の気持ちに寄り添いながら.png

「これからも」と言っている。この辺が実に姑息なのである。
<これまで沖縄県民の気持ちに寄り添ってきた>という話になっているのである。

安倍もよく使う手だ。「これまで加計問題、丁寧に説明してまいりましたが」、「この問題は選挙で審判を仰ぎ」でんでん。勝手に歴史を作っている。事実を虚構で置き換えている。お得意の歴史修正、既成事実化の手口だ。


 公明党まで真似
山口:「われわれも共に力を合わせてまいりました」 はあ?? 

山口:「政府としては長い間、沖縄県民の声を丁寧にくみ取りながら」 はあ?? 

菅官房長官「翁長知事とは沖縄の発展話し合った」 はああああ????
https://www.asahi.com/articles/ASL893D0QL89ULFA007.html

翁長知事が上京しても首相は会わず(首相はその夜、芸能人と焼肉に3時間)、菅官房長官が10分間、形だけ話を聞いて追い返したのではなかったのか?それが共に語り合ったみたいな話にすり替わっている。歴史修正主義者らのやることは恐ろしい。

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