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ゆく川の流れは絶えず佐川らの起訴を潰した黒川弘務 [アベラ国]

黒川の流れは絶えずして.jpeg

黒川の流れは絶えずして

しかももとの水にあらず

よどみに浮かぶあべかたは

かつ消えかつ結び

久しく起訴されたるためしなし


安倍官邸に気を遣ってかテレビ・ニュースなどではせいぜい
「官邸に近い人物」とか「官邸の信任が厚い」
くらいしか言われない黒川弘務だが
彼こそは法務省で佐川宣寿らの起訴を潰した人物。

小渕優子(秘書の立件止まり)、甘利明の起訴も潰している。
日歯連ヤミ献金問題の追及しりすぼみの影でも暗躍、
麻生政権時には陸山会事件で小沢一郎潰しを画策していた。

政権の「番犬」と言われる所以である。
このような情報をもっと広むべし。

安倍政権はこの人物を検事総長に据えたいがために
検事長を定年退職するはずだったところを無理やり延長させるという
禁じ手とも脱法行為とも言われるゴリ押しを定年直前のこの2月にしたのだ。

その狙いは言わずと知れたこと。
安倍らのこれまでのモリカケだろうが桜を見る会だろうが統計不正だろうが
全て追及を阻止
諸々のデタラメをちゃらにして
これからもやりたい放題
ということだ。

そこのところを国会で突かれた安倍はこんな風にとぼけてみせた。


「なんとかの勘ぐりではないのかなと」

「げすの勘ぐり」と言っているのだ。

こんなふざけたことを総理大臣に国会で言われてていいのか。
野党もメディアも国民も。

なぜもっと追及しない。

この安倍の言い草といい
にやけた麻生の顔といい
どこまで国民を馬鹿にすれば気が済む

法の解釈を変更しただの、口頭で決裁だの、日付を後付けでいじくりまわし、、と、
詭弁と強弁で黒川弘務検事長の定年延長を押し通した森まさこ法相はほとんど錯乱状態。
いかにこれが無理筋か、そしてここを安倍政権が何が何でも突破したいということを物語っている。

しかし安倍はこうして黒川弘務を検事総長に据えれば、政権からの独立性が求められるはずのポストを
さらにもう一つ支配下に収めることになる。検察のトップも、日銀総裁も、内閣法制局長官も、
最高裁判所判事(すでに全員が安倍の任命、うち一人は加計学園つながりの人物)も、会計検査院長も、
NHK経営委員も、すべて安倍色に染まってしまうのだ。なんということだ。安倍独裁へまっしぐら。
それが絶えることのない、ゆく川の流れだ。

佐川前理財局長ら財務省全員不起訴は最初から決まっていた!
“法務省の安倍官邸代理人”黒川事務次官が捜査潰し
リテラ https://lite-ra.com/2018/06/post-4044.html

安倍官邸が「禁じ手」を使ってまで検事総長にしたがる男の正体
2020.02.14 24273 by 新恭『国家権力&メディア一刀両断』
https://www.mag2.com/p/news/439975

ゆく川の流れは絶えずして~『方丈記』(青空文庫)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000196/files/975_15935.html



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