SSブログ

恐れられる究極の閣議決定 [アベラ国]

究極の閣議決定.jpg

「これから日本は全て閣議決定で決定します」と閣議決定。

安倍政権、これにもうあと一歩のとこまで来たね。
というかなし崩しですでに始めつつある。

27日は海上自衛隊の中東派遣を閣議決定してしまった。
「日本関係船舶の安全確保に向けた情報収集を強化」するのだそうだ。
憲法違反じゃないの?とも思える決定を、国会抜きで決めてしまっている。


「日本関係の船舶の安全確保のため、情報収集体制を強化する独自の取り組み」(菅義偉官房長官)
年明けに護衛艦1隻を新たに派遣し、
海賊対処行動のためジブチに配備されている哨戒機1機を警戒監視に振り向ける。
米国主導の有志連合のほか、仏主導の欧州の警備部隊、独自に艦艇を派遣する印とも情報共有を進める方向。
有志連合には、英、豪、サウジなど7カ国が参加し、バーレーンに司令部を置いて、11月に活動を始めた。


根拠とするのは防衛省設置法に定める「調査・研究」。
だから国会にはかることなく政府で決められるというカラクリである。
不測の事態になれば自衛隊法に基づいて「海上警備行動」を発令。
安倍は、原油輸入の9割は中東地域に頼っているとし、「原油が途絶えれば、日本経済、
国民の生活も大変なことになる」
「日本独自の取り組みとして自衛隊のアセット(護衛艦など)を派遣する決定をした」

イランへの配慮もあり、法的根拠も見出せず、「有志連合」への参加は見送った「独自派遣」。
自衛隊派遣の根拠とした「調査・研究」は防衛相の命令だけで実施可能で、国会承認も必要ない。

活動を延長したり、終了したりする場合は国会報告することも義務づけた(公明党の求め)。 山口代表はそれを「歯止め」と言うのだが、歯止めというのは、派遣しなくすることではないのか。
これはむしろ「後押し」と言ったほうが近いと思われる。

いずれにせよ、派遣の必要性や問題点などについて国会で十分議論はされていない。
与党の協議だけで決めている。

自衛隊の中東派遣は、実質「多国籍軍への参加」ではないか?
半田 滋 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69545

安倍政権の言う「調査と研究」は外国から見れば諜報活動か〜
「一寸先は闇」の自衛隊派遣
 (のら猫 寛兵衛)
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2019-12-30

←応援クリックを
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ ←上下ふたつともどうかよろしく!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

独裁は始まっている

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)