閣議決定「反社の定義は困難」で2007年の定義は破棄されるのか?! [アベラ国]

【テギテギでよい、テギテギで行く】(新語百番勝負)
テキトーに誤魔化すということ。
【語源】
定義(テイギ)の問題にして疑惑を曖昧にし、責任を逃れようとした政治家の故事にちなむ。
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反社会的勢力、第1次安倍政権で「定義」 今回は「その時々で変化」 ネットで疑問の声噴出 -
毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20191210/k00/00m/010/220000c
反射(反社会的勢力)は「その時々の社会情勢に応じて変化し得るもので、定義は困難」(閣議決定 12.10)
発端は菅義偉官房長官が「桜を見る会」で反社とおぼしき人物と写真に納まっていたことだ。
追求された菅は「『反社の定義は定まっていない』
と反射的にかわして言い逃れ(11月27日記者会見)。
反社会的勢力「定義なし」「様々な文脈で用いられている」
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2019-11-29
しかし、安倍政権は2007年(第一次安倍政権)は
「首相主宰の「犯罪対策閣僚会議」がまとめた
「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」で、
「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する
集団または個人である『反社会的勢力』」
と明記していた」(毎日新聞)
となると、今回の閣議決定で、この定義は、得意技を繰り出して、
破棄してしまうということなのか?
そこんところは全然はっきりしない。
それもそのはず、この定義ゲーム、桜を見る会の責任逃れに
苦し紛れに菅が始めたことだからだ。
そのあと法務大臣まで「定義は困難」の忖度答弁をしていた。
目の前に「馬」がいても菅が「鹿だ」
と言うのなら、安倍だって「鹿」と言うんだろうと忖度し、
法相まで「鹿だ」と言ったのだ。
しかしこの2007年の指針をきっかけに、
経済界や銀行、証券業界などが「反社の排除」を打ち出していた。
雇用契約などで、従業員に「私は反社ではありません」
といった誓約書を出させるようになったのだ。
経団連の「『企業行動憲章』実行の手引き」(17年版)でも、
反社との付き合いの根絶などに触れた「第9章」で
この指針を「参考」として挙げている。
今回の閣議決定は「暴力団や総会屋などと付き合ったり、
利益供与をしたりしないよう、努力してきた」
「これまでの企業努力や警察の取り締まりを無にしかねない」
(立憲民主党・初鹿明博衆院議員)←
閣議決定されたのは初鹿議委員の質問趣意書への答弁書。
閣議決定の「その形態が多様であり、また、
その時々の社会情勢に応じて変化し得るものであることから、
あらかじめ限定的、かつ、統一的に定義することは困難である」に従うなら、
企業や警察はどう対応したらいいのか?
まさか【テギテギでいいよ】ってんじゃないだろうな?!
涙ながらに声を絞り出して謝罪してた芸人なんか何だったの?
定義がはっきりしてないんじゃ、謝罪の必要もなかったのか?
(準強姦の事件もそうだが、日本では
好き勝手をやっても許される特殊な階層(不処罰層)と
そうでない人々の格差が生じているようだ。)
この閣議決定、要するに政権側が
<「桜を見る会」でわしらが非難されるべきことをしたかどうかはわからんじゃねーか >
と開き直ったのだ。
だったら2007年の定義は、得意技を繰り出して破棄するということなのか?
そこんとこはきりせー!


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