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嘘をつけ!わしも思わず叫んでた 安倍あいさつのむごくもあるかな [沖縄]

首相の沖縄慰霊の日の「あいさつ」は、前年、前々年言ったこと、前年、前々年の嘘の繰り返し、
沖縄の民意を無視し、踏みにじっておきながら美辞麗句(美しいつもりだろうがちっとも美しくない)
ことばで飾り立て、もっともらしく響かせているだけ。化の皮は剥げている。それを知ってか知らずか、
ぞんざいな読みっぷりで同じことを繰り返す首相。今年2月に県民投票で示された辺野古埋め立てと
基地移設への反対という圧倒的な民意をこの期に及んでなお完全に無視し続け、前年、前々年と
さして変わらぬ不誠実で無意味な言葉の羅列に、聞かされる側のやり切れなさも限界に達し、
怒号となって爆発する。


嘘をつけ!我もおもわず叫びける 安倍「あいさつ」のむごくもあるかな



 怒号
慰霊のあいさつにこんな怒号はない、という人もいるが、
私は、そもそも慰霊に、ここまで人を馬鹿にした「あいさつ」こそありえないと思う。

「あいさつ」は、骨組みは去年とまったく同じ。言い回しまでほぼ同じで、
ところどころに手が入っている程度。

出だしは「令和」と改元の宣伝でいきなり始まったほかは、去年とまったく同じ。
私もまずは去年と同じことを繰り返したい。

嘘の上に嘘を重ね、何もかも嘘で塗り固めた人間からいきなり
「誠」などと言われても、まともに耳を傾ける気にもならない。
どうせ人の用意した原稿だ。紋切り型の語句が並んだ、退屈な、これほど
心に響かぬ挨拶もあろうか。


哀悼のまことを捧ぐと言いながらうそまたうそを並べゆく安倍



去年のものはおろか、おとどしのものとも大差ない。
しかし、今年2月には県民投票があった。
沖縄は辺野古移設反対を突きつけたのに、
『NHKがどうしても言いたくない辺野古移設「反対72%」 
「晋摯に」受け止める 〜米軍基地辺野古移設反対72%)
そのことに一切触れぬのは不誠実極まりない。
相手の意思には一切耳を傾けない、受け取らない、受け付けない、という姿勢の安倍である。

「全ての戦没者の無念、御遺族の方々の言葉に表し得ない悲しみ、沖縄が負った癒えることのない
深い傷を思うとき、胸塞がる気持ちを禁じ得ません。」

 嘘をつけ!

その言葉(下線部、天皇の戦没者慰霊の言葉に似せたつくり、いつしか借用)が本当なら、
なぜ人々の悲しみと傷とがさらに一層ひどくなるような政策を
民意を無視してまで推し進めるのか。

「そのことを改めて深く嚙み締めながら、静かに頭を垂れたいと思います」

 嘘をつけ!

うわべだけとりつくろってみたところで、どこをどう「噛み締め」たというのか、その滑舌の
ぞんざいさ、何かせわしなさそうな読み上げぶり、、、発せられる言葉に心はこもっていない。

(いつも区切るところを間違う。たとえば「御遺族の方々の言葉に表し得ない悲しみ」のところも、
「御遺族の方々の言葉に」で区切って「表しえない悲しみ」と続ける。人の書いた文章を
機械的に読み上げているだけで、その間、頭の中でことばの意味をあまりなぞっていないのだ)

「静かに首を垂れる」と言いながら、原稿を読み終えるや、途中立ち止まるでもなく、
お辞儀のつもりか知事の前で体をややかしげ、そそくさとその場をあとにした。



このぞんざいなお辞儀
そそくさとした退散はなんだ

ああぞんざいの耐えられない軽さ

身をやや屈め加減にするだけでスタスタと歩を進め
知事の前で立ち止まるでもなく視線を向けるでもなく
首相はそそくさとその場をあとにするのだった

寄り添うと言いて人を突き飛ばす安倍晋三のむごくもあるかな

何とかの一つ覚えも覚えずにメモ読み上げる安倍の性悪 [2018/10/14]
「寄り添う」と繰り返しては突き離す安倍の言葉のむごくもあるかな [2018/10/13]


このようないかにも横柄な立ち居振る舞いが、慇懃なことばと裏腹の不誠実と非礼とを
際立たせている。聞いていて、見ていて、はらわたが煮えくり返る思いだ。

「 我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国家として、ひたすらに歩んで参りました」

それを、集団的自衛権を認める解釈改憲、安保法制、そしていよいよ改憲と、大きく変えようと
してきたのが、総理、あなただ!

「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。この誓いは令和の時代においても決して変わることはありません」

 嘘をつけ!

そう言われても、「TPP断固反対、ブレない」「最後のお一人にいたるまで約束」「日本は違うシステムであり電源喪失は起きえない」「健康問題はこれまでも今も将来も決して起きないことをお約束」「私や妻が関わっていたら議員も総理大臣も辞める」「仕事の話はいちどもしていない」「1月20日に初めて知った」などなどなどなど、うそまたうそまたうそ、そんなあなたを一体誰が信じるというのだ。

「平和で、希望に満ち溢れる新たな時代を創り上げていく。そのことに不断の努力を重ねていく」

 嘘をつけ!

「そのことに不断の努力」?一体何をしているというのか。何か一つでも具体的に言ってみろ。
あげられないだろう。していないのだから。

国民生活や医療や介護や環境や子育てや教育や人権を削ってまでアメリカから高価な兵器を買い込み、
米軍との一体化、国の軍事化、アメリカ従属を押し薄め、兵器の輸出まで「防衛装備の移転」
などと偽って国の「成長戦略」に位置付け、どう平和がやってくるというのか。どうこの国が
希望に満ち溢れるというのか。

「政府として、基地負担の軽減に向けて、一つ一つ、確実に、結果を出していく決意であります」

 嘘をつけ!

何か一つでも結果を出したというのか?
西普天間住宅地の返還は基地の返還ではない。
規模も小さいし、根本的なことでもない。
日本とのアメリカの地位協定が他国とのものより差別的なこと。それをまず認め、
次にその改定に「一つ一つ、確実に、結果を出し」ていかなくてはだめだ。

辺野古の基地移設建設中止の意思を沖縄は県民投票で表明した。その民意を無視して新たな基地建設を
押し付け、「負担軽減に全力」「不断の努力」「ひとつひとつ確実に結果を」もないものだ。

嘘をつけ!
もいいとこ。

「負担軽減に全力」

  嘘をつけ!

「不断の努力」

  嘘をつけ!

「ひとつひとつ確実に結果を」

  嘘をつけ!

ひとつひとつ、確実に、嘘ついて!

「沖縄が日本を牽引し、21世紀の「万国津梁」として世界の架け橋となる。今、それが現実のものとなりつつあります。この流れを更に加速させるため、私が先頭に立って、沖縄の振興をしっかりと前に進めてまいります」

 嘘をつけ!

沖縄振興を「加速させ」「私が先頭にたって」。。
アメリカ・トランプの尻についていくことしかしないくせしてよく言うよ。加速、加速と言って
実際加速しているのは、アメリカと一緒に戦争をする(アメリカのために戦争をさせられる)
属国にする動きくらいのものではないか。この総理大臣は。

「結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと」

たしかに、あまりもの退屈さに(?)河野外相も
この地で安らかに眠ってしまっているではないか。


河野太郎の居眠り 沖縄.jpg

「御霊(みたま)」「哀悼の誠(まこと)」「苛烈を極め」「を思うとき胸が」「思いを致し」「こうべを垂れ」「不断の努力を重ね」「できることはすべて」「引き続き」「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くし」「御霊にお誓い」「私が先頭に立って」「しっかりと」「一つ一つ」「確実に」「決意」

ああ、嘘つけ、嘘つけ、嘘つけ!

文語調の表現も交えてそらぞらしく、あまりにも虚しい安倍流強意語の羅列、安倍流大言壮語、
(ひとことで言うと、うそ、、)、
ひたすら安っぽく、嘘っぽく、
前回、前々回どおりの安倍流全開であった。

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安倍首相「慰霊の日」あいさつ全文
(2019年と2018年版を比べてみる)

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