安倍のウソ 訂正・謝罪なぜしない「就職内定率過去最高」

「就職内定率過去最高」はアベノウソである
訂正と謝罪がなくてはならないと思うが
なぜ野党もメディアも国民もそれを要求しないのだ


「大卒者の就職内定率は過去最高」とは、このところ安倍首相がことあるごとに口にしてきた決まり文句だが、立憲民主党の吉川沙織議員が指摘した：

　　　データは1997年３月の卒業生分からしか取っていない。
　　　統計にバブル期（1986-91年）は含まれていない。

さらに：

　　　「若年者の人口が減少する中にあっては、リーマン・ショックのような特殊事情がなければ、
　　　　就職内定率が高まる傾向にあること自体は不思議ではありません。総理が殊更に喧伝する
　　　　ようなものではないでしょう」（吉川議員）

日刊ゲンダイの見出しに「目くらまし」などとあるが
ちゃんとそのものずばりの名前で呼ぼう。
英語でもcalling a spade a spadeと言う。
「就職内定率過去最高」などというのはウソである。
安倍首相が、あるときはこれ見よがしに、あるときはさりげなく、
演説で答弁で記者会見で何度言おうが、ウソはウソである。

安倍首相から訂正とお詫びがあってしかるべし。

総理もお忙しいことだろうし、私が代わって謝罪・訂正文をしたためてしんぜよう。

<これまで「過去最高」と再三申し上げて参りましたが、正しくは
「統計を取り始めた1997年以降最高」の誤りでした。訂正してお詫び申し上げます>

<しかも若年層の人口が減る中でのことですのでこのような数字が良くなるのは当たり前のことであり、
さもアベノミクスが成功しているかのように宣伝するのはタチの悪い“印象操作”でありました>

そこまで言わなくてはなるまい。

そして<誠に申し訳ありませんでした>と国民の前に深く頭を垂れるべきである。

アベノウソ訂正・謝罪すべし
<「#就職内定率 #過去最高」と再三申しましたが正しくは「統計を取り始めた1997年以降最高」の誤りでした。訂正しお詫び申し上げます>
<しかも若年層の人口が減る中で良くなるのは当たり前、さもアベノミクスが成功しているかのように言うのはタチの悪い印象操作でした> https://t.co/Obmu9nVaNB

— 中嶋寛兵衛 (@noraneko_kambei) 2019年3月26日

参院予算吉川質疑
今国会で何度も質問無視して安倍さんがドヤっとやっている大卒就職内定率「過去最高」答弁。
が、いつからとっている統計か問われたらまさかの答えられない安倍さん。
これは97年卒からの限られた、いい時期の入っていないもので、留保なく「過去最高」とはいえない代物。

残念っ！ pic.twitter.com/wdMCgYrIYa

— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) 2019年3月25日

安倍という人は嘘を撤回、謝罪どころか、いちいち子供っぽい見苦しい言い逃れをする。

約束を破っておいて、いやそうではございません「お約束していたのと異なる新しい判断です」
と言うかと思えば、
森友問題の「私や妻が関係していれば国会議員も総理大臣も辞める」という大見得も
あれは「収賄的に関係していれば」（！）という意味だったという後出しジャンケン。

「最後のお一人までお支払いすることをお約束します」の年金も結局は今なお１，０００万人分が放置されたままというが、今頃になって「あれは約束ではなく決意を述べたもの」とほざく。

どれもこれもあきれた嘘の言い逃れ。嘘のカラクリ。
カラクリ晋三かお前は。

「就職内定率過去最高」のウソ。
なぜ国民も野党も放置する。
安倍のウソに慣れっこになってしまったのか。

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タグ：就職内定率 アベノウソ 改元 凋落