佐川長官は「適材適所だった」の虚議空論 いつまでやってるつもりだよ麻生大臣 [安倍体制]
確定申告まっさかりの３月初旬、佐川国税庁長官が辞任した（『雨降って辞意固まる』）。
森友学園と「価格交渉」に当たっていたという近畿財務局の職員が自殺と報じられた９日のことだ。
その日の夜の麻生太郎財務大臣の記者会見。
これがひたすら苦しい、辻褄が合わない、、
ひたすら
適材適所だった、佐川は有能、しかし、佐川が辞めると言うもんで、、
適材適所で有能で問題なかったのなら
なぜ辞めにゃならん？
なぜ懲戒処分？
なぜすぐ決めた？
なぜ慰留しなかった？
などなど説明は矛盾だらけ。
しかし、これはひたすら「財務大臣やめません」
と言っているのだと考えれば、ぐちゃぐちゃにもつれた糸が
すーっとほどけてくる。
佐川氏の国税庁長官任命は適材適所であり、それは今もそう思っており、自分が任命し（安倍総理が承認し）たのも適切。任命責任はない。
だから私は辞めませんよー。。
しかし、佐川宣寿、
まず国民の怒りを甘く見て国会で嘘八百並べた挙句（価格交渉してたのに「してない」）、
このような事態に陥ることは十分予見できただろうに栄転して就任会見などもせず逃げまわった
その判断力のなさ、無能力、無責任、不誠実、、
そんな人物を国税庁長官に任命、承認した麻生、安倍らのこれまた判断力のなさ無能力。
就任会見もひらけず、市民から提訴まであったのに放置した無責任。
説明を求められ安倍総理は「適材適所」というのみ。それ以上の説明はない。
佐川氏は「適材適所である」（その才能と能力と性格、人格にまさに相応しい地位・任務につけています）は一つの主張、結論、命題であって
それが成り立つかどうか、妥当かどうか、それで相手を納得させうるかどうかは、
具体的な論拠、証左を与え、その主張を裏付けて始めてその道筋が生じるものであり、
ただ「適材適所である」と主張、結論のみを掲げても、それは空論虚議、証左の伴わない空っぽで虚ろな議論なのである。
なんでそんな空っぽの四文字熟語を持ち出されたくらいで野党もメディアも国民も引き下がってしまうのよ、という話なのである。
そのことはこのブログで何度も書いて来た。日本人の議論の欠点でもある。
安倍政権が丁寧な説明をするといいながら一向に丁寧な説明になっていないこと、
スガ官房長官の「問題ない」がいかに問題のある論法であるかということ、
それを繰り返し説いて来た（＊１）。
（＊１：彼らの主張が成り立たないのはフランス人の小学生でもアメリカ人のハイスクールの学生でもすぐに見破るよ、と。学校で主張と論拠、意見と事実の違いなど教えない日本。そして日本人の議論では主張と論拠の区別がはっきりしていない。そもそも日本語では抽象と具象の違いで文法上の違いは生じない。日本語を母国語とする人間の世界観では具象と抽象の区別が弱いのだ）
１時間余りにわたる今回の麻生大臣の記者会見ででてきた「適材適所」の論拠らしきことは 大臣が口にした「能力、豊富な経験」「国税３課長、２課長、総務課長等々、次長」「適切に職責を」くらいのことであって、 具体性を甚だしくかいた空論と言っていい。
（その他、この記者会見で大臣が口にした具体的な話としては唯一、全国の税務署の数「476」と佐川氏への抗議があった税務署の数「12」のみ。それで抗議が「全国的に広がった」なんて書くなよと麻生大臣が東京新聞の望月記者にすごんだ場面。この日、同記者には何度もからむ。）
逆に「適材適所でない」という具体的な論拠ならいくらも掲げることができる。
国民の財産を軍国教育、愛国教育の学校にタダ同然で払い下げという特例措置をとり
その記録を削除したり廃棄しまくり
価格交渉してるのにしてないと国会で嘘をつきまくり
就任記者会見も開けず市民団体からは裁判に訴えられ
買い物に行くのに帽子とマスクを着用せねばならず
ホテル住まいを余儀なくされ、公用車の使用、、
（佐川宣寿 ←クリックすればこれまでの記事でその具体的な証拠はいくらでも出てくる）
そんな人物はまさに不適材不適所である。不適格。
そして、そんな人物の国税庁長官への「栄転」を決めた麻生財務大臣も不適格である（＊２）。
（＊２：この「栄転」が嘘をつき通して安倍首相を守ったことへの論功行賞であることは状況から明白であり今後さらに証拠も上がってくると思う。それが「本件の特殊性」という主張はまた別途展開しなくてはなるまい）
かくて、< 佐川長官は適材適所であったし、いまでもそうであったと信じているので、自分に任命した責任はなく、進退は考えない > という誠に身勝手で空虚で滑稽ない麻生大臣の主張はまったく成り立たなくなる。
麻生は財務大臣を辞めてしかるべき、辞めさせられてしかるべきである。本人の言葉を返して差し上げればこうなる。
「何を調子のいいこと言ってんだよ」
「一体いつまでやるつもりなんだよ」
←クリックをどうかよろしく！→ 
森友学園と「価格交渉」に当たっていたという近畿財務局の職員が自殺と報じられた９日のことだ。
その日の夜の麻生太郎財務大臣の記者会見。
これがひたすら苦しい、辻褄が合わない、、
ひたすら
適材適所だった、佐川は有能、しかし、佐川が辞めると言うもんで、、
適材適所で有能で問題なかったのなら
なぜ辞めにゃならん？
なぜ懲戒処分？
なぜすぐ決めた？
なぜ慰留しなかった？
などなど説明は矛盾だらけ。
しかし、これはひたすら「財務大臣やめません」
と言っているのだと考えれば、ぐちゃぐちゃにもつれた糸が
すーっとほどけてくる。
佐川氏の国税庁長官任命は適材適所であり、それは今もそう思っており、自分が任命し（安倍総理が承認し）たのも適切。任命責任はない。
だから私は辞めませんよー。。
しかし、佐川宣寿、
まず国民の怒りを甘く見て国会で嘘八百並べた挙句（価格交渉してたのに「してない」）、
このような事態に陥ることは十分予見できただろうに栄転して就任会見などもせず逃げまわった
その判断力のなさ、無能力、無責任、不誠実、、
そんな人物を国税庁長官に任命、承認した麻生、安倍らのこれまた判断力のなさ無能力。
就任会見もひらけず、市民から提訴まであったのに放置した無責任。
説明を求められ安倍総理は「適材適所」というのみ。それ以上の説明はない。
佐川氏は「適材適所である」（その才能と能力と性格、人格にまさに相応しい地位・任務につけています）は一つの主張、結論、命題であって
それが成り立つかどうか、妥当かどうか、それで相手を納得させうるかどうかは、
具体的な論拠、証左を与え、その主張を裏付けて始めてその道筋が生じるものであり、
ただ「適材適所である」と主張、結論のみを掲げても、それは空論虚議、証左の伴わない空っぽで虚ろな議論なのである。
なんでそんな空っぽの四文字熟語を持ち出されたくらいで野党もメディアも国民も引き下がってしまうのよ、という話なのである。
そのことはこのブログで何度も書いて来た。日本人の議論の欠点でもある。
安倍政権が丁寧な説明をするといいながら一向に丁寧な説明になっていないこと、
スガ官房長官の「問題ない」がいかに問題のある論法であるかということ、
それを繰り返し説いて来た（＊１）。
（＊１：彼らの主張が成り立たないのはフランス人の小学生でもアメリカ人のハイスクールの学生でもすぐに見破るよ、と。学校で主張と論拠、意見と事実の違いなど教えない日本。そして日本人の議論では主張と論拠の区別がはっきりしていない。そもそも日本語では抽象と具象の違いで文法上の違いは生じない。日本語を母国語とする人間の世界観では具象と抽象の区別が弱いのだ）
１時間余りにわたる今回の麻生大臣の記者会見ででてきた「適材適所」の論拠らしきことは 大臣が口にした「能力、豊富な経験」「国税３課長、２課長、総務課長等々、次長」「適切に職責を」くらいのことであって、 具体性を甚だしくかいた空論と言っていい。
（その他、この記者会見で大臣が口にした具体的な話としては唯一、全国の税務署の数「476」と佐川氏への抗議があった税務署の数「12」のみ。それで抗議が「全国的に広がった」なんて書くなよと麻生大臣が東京新聞の望月記者にすごんだ場面。この日、同記者には何度もからむ。）
逆に「適材適所でない」という具体的な論拠ならいくらも掲げることができる。
国民の財産を軍国教育、愛国教育の学校にタダ同然で払い下げという特例措置をとり
その記録を削除したり廃棄しまくり
価格交渉してるのにしてないと国会で嘘をつきまくり
就任記者会見も開けず市民団体からは裁判に訴えられ
買い物に行くのに帽子とマスクを着用せねばならず
ホテル住まいを余儀なくされ、公用車の使用、、
（佐川宣寿 ←クリックすればこれまでの記事でその具体的な証拠はいくらでも出てくる）
そんな人物はまさに不適材不適所である。不適格。
そして、そんな人物の国税庁長官への「栄転」を決めた麻生財務大臣も不適格である（＊２）。
（＊２：この「栄転」が嘘をつき通して安倍首相を守ったことへの論功行賞であることは状況から明白であり今後さらに証拠も上がってくると思う。それが「本件の特殊性」という主張はまた別途展開しなくてはなるまい）
かくて、< 佐川長官は適材適所であったし、いまでもそうであったと信じているので、自分に任命した責任はなく、進退は考えない > という誠に身勝手で空虚で滑稽ない麻生大臣の主張はまったく成り立たなくなる。
麻生は財務大臣を辞めてしかるべき、辞めさせられてしかるべきである。本人の言葉を返して差し上げればこうなる。
「何を調子のいいこと言ってんだよ」
「一体いつまでやるつもりなんだよ」
←クリックをどうかよろしく！→ 麻生大臣の記者会見からいくつか具体的に見てみよう。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓↓ １日１クリックまで (多くの人に読んでもらえますよう)
↓↓ これもクリックして頂けると ↓↓ 嬉しいです
クリックして当ブログのフォロワーになる
