難民申請却下された人々の本国送還をパイロットらが拒否〜ドイツ

難民申請却下された人々の本国送還をパイロットらが拒否。ドイツ。 これにより、今年１月ー９月、２２２便が欠航（フランクフルト１４０便、他にケルンやボン）。長年の戦争と欧米軍の占領で暴力的な状況の続くアフガニスタンに人を送り返すことに加担したくない、とパイロットたちは言っているという。

数字はドイツの「左翼党」が入手したもの。航空会社はルフトハンザやその子会社ユーロウイングズなど。 ドイツはEUの他の２７カ国の数を合わせた以上の難民申請を処理している。今年上半期だけでも３８万件あまり。 乗客を運ぶかどうかの決断は最終的には操縦士が握っている。飛行の安全に影響ありと判断すれば、飛ばないという決定が可能。

イギリスでも、アフガニスタン本国でイスラム過激派から殺害予告を受けている乗客の送還をパイロットが拒んだケースが少なくとも１件知られている。「飛ばないよ。人の命がかかっている」と、この時のパイロット。

（英「インディペンデント紙」2017.12.5 記事要約）


Pilots stop 222 deportations from Germany by refusing to fly http://www.independent.co.uk/news/world/europe/german-pilots-refuse-deport-asylum-seekers-lufthansa-angela-merkel-migrants-a8092276.html

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タグ：ドイツ アフガニスタン 難民