「勝つまでは(兵器)ほしがります」のウクライナいつまで続く殺し合いかな [ロシア/ウクライナ]
ロシアに到達可能な長距離砲、ウクライナに供与せず=バイデン氏
2022年5月30日 ロイター https://l.facebook.com/l.php?u=https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-usa-idJPKBN2NG14N
ロシア軍の攻勢が進むウクライナ東部
今年2月のロシア軍の侵攻以前も
2014年から8年間
親ロシア派住民とウクライナが戦闘を続けてきた州だが
(国連によるとその間の死者14,200~14,400(*1))
このままではルハーンシク全土をロシアに奪われる
と焦るゼレンスキー大統領は西側に
「兵器をもっと寄越してくれ!」
アメリカがロケット砲を供与か
とも思われた
ロシア領内にも達するもので
紛争拡大が懸念されたが
バイデンは結局、そこまでの射程のものは
供与を見送ったようだ
いくらなんでもこれを与えたら
アメリカがほんとはロシアをやりたがってるのが
(「弱体化」と表現するところまではきたが)
いよいよ露(あらわ)になってしまう
BS−TBS
しかしロシアには達しないまでも
これまでのものよりは長い射程のものを
供与する可能性は残している
大砲はウクライナ国内で撃ち合ってくれ
ということらしいが
いつまで続けるつもりだ
何人殺せば気が済むのか
ウクライナ東部の戦闘続く
フランス人記者死亡
Battle continues for eastern Ukraine, French journalist killed
米ABC 2022/05/31 https://www.youtube.com/watch?v=q2dI-C2SfW8
集団墓地
いかに集結させる?何をもって勝利とするかで亀裂、ウクライナ
ニューヨークタイムズ
How Does It End? Fissures Emerge Over What Constitutes Victory in Ukraine
New York Times May 26, 2022
https://l.facebook.com/l.php?u=https://www.nytimes.com/2022/05/26/us/politics/zelensky-ukraine-war.html
ニューヨーク・タイムズも書いた:
「ゼレンスキー氏は目的をプーチン体制の弱体化
にまで拡大させないよう慎重な態度を続けてきた。
大規模侵攻の始まる前ーー2月23日の状態にまで
ロシア軍を押し戻したいと繰り返し言ってきた。
その状態になって初めてウクライは再びロシアと交渉し
停戦と問題解決の真剣な交渉に臨む用意があると。
今週もこの戦争は軍事的な圧倒的な勝利ではなく
外交的解決で集結すべきであると繰り返した。
しかしそのような目標も一部の欧州高官や軍事専門家によると
野心的に過ぎるものである。そこに至るためには、
ウクライナはケルソンと廃墟と化したマリウポルとを
奪還しなくてはならない。クリミアと陸でつながった
ロシアの支配地域からロシア軍を追い出し、
ドネツィク・ルハーンシク(ドネツク・ルガンスク)の
広大な地域をロシアが併合するのを阻止しなくてはならない。
それはウクライナの能力を超えることではないか
と多くの専門家が危惧している。
ウクライナ側はこの戦争の第一段階では非常に健闘した。
しかしドンバスは違う。攻勢に出るには、兵器は別として、
通常、人員で3対1の優位が必要になる。
ロシア側は、徐々にではあるが戦果を上げている。
死傷者の多大の犠牲を払いつつではあるが。
(アメリカ政府もイギリス政府も
ロシア軍の推定死傷者数なら嬉々として提供するが
ーーしかも一部の軍事専門家によると高めの数字ーー
ウクライナ側の死傷者数に関してはほとんど何も言わない。
ウクライナ政府にとっては国家機密でもある。)」
(*1)国連人権高等弁務官事務所によると
侵攻以前(2014.4.14から2021.12.31)の
死者は14,200〜14,400人 うち
市民: 少なくとも3,404人
ウクライナ軍:推計 4,400人
武装勢力: 推計 6,500人
https://ukraine.un.org/sites/default/files/2022-02/Conflict-related%20civilian%20casualties%20as%20of%2031%20December%202021%20%28rev%2027%20January%202022%29%20corr%20EN_0.pdf
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西側諸国も「和平派」と「正義派」に2分されている
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
西側も和平派と強硬派(正義追及派)に分かれている
「ウクライナ戦争はいつどのように集結するか」
When and how might the war in Ukraine end?
Western allies are starting to split over the conditions for a peace
英エコノミスト 2022.5.26
https://www.economist.com/europe/2022/05/26/when-and-how-might-the-war-in-ukraine-end
ロシアのウクライナ侵攻から3ヶ月
西側諸国は戦争終結のあり方について
それはウクライナが決めること
と言いながら、この記事によると
大きく二つの派に別れるのだという。
一つは正義派
ロシアは自らが犯した罪の大きな代償を
払わされるべきという国々、すなわち
アメリカ、イギリス、ポーランド、エストニア、、
もう一つは和平派
早期に戦闘をやめ交渉を開始せよという国々ーー
ドイツ、フランス、イタリア、、
これぞまさしく先日書いた戦争集結のありかた2つ
(1)打倒と(2)妥協
に相当する。
『戦争の終わらせ方に二つあり敵を打倒か敵と妥協か』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2022-05-20
しかし日本では政治家もメディアも学者も世論も
このうちほぼ(1)の一本槍で
ウクライナ支援の大合唱
という異様さである
派兵はしないと言ったバイデンだが
兵器は次から次へと供与してきた
2021.12
次はこれか
BS-TBS
欲しがります勝つまでは
最初の頃は
兵器があれば勝てる、
負けたら兵器を供与しないあなたがたのせいだ
と言わんばかりだったゼレンスキーだが。。
今では
「我々が平和を取り戻す」
しかしそれはいつのこと
そしてそれまで一体どれだけ
殺し殺されるつもりだ
先のキッシンジャーの和平の提案にも
猛反発したゼレンスキー
『停戦を目指す目指さぬウクライナ 揺れているのかあいまい策か』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2022-05-28)
一方のロシアはといえば
「ドンバスの解放が絶対的優先事項」(ロシア・ラヴロフ外相)
https://www.tf1info.fr/international/exclusif-serguei-lavrov-ministre-russe-des-affaires-etrangeres-sur-tf1-et-lci-la-france-arme-activement-l-ukraine-y-compris-avec-des-armes-offensives-2221351.html
ロシア、ウクライナ東部の解放が無条件の優先事項=外相 2022年5月30日 ロイター https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-donbas-lavrov-idJPKBN2NF0L5
そしてその一方でこれだ
「ウクライナ戦争はいつどのように集結するか」
When and how might the war in Ukraine end?
Western allies are starting to split over the conditions for a peace
英エコノミスト 2022.5.26
https://www.economist.com/europe/2022/05/26/when-and-how-might-the-war-in-ukraine-end
ロシアのウクライナ侵攻から3ヶ月
西側諸国は戦争終結のあり方について
それはウクライナが決めること
と言いながら、この記事によると
大きく二つの派に別れるのだという。
一つは正義派
ロシアは自らが犯した罪の大きな代償を
払わされるべきという国々、すなわち
アメリカ、イギリス、ポーランド、エストニア、、
もう一つは和平派
早期に戦闘をやめ交渉を開始せよという国々ーー
ドイツ、フランス、イタリア、、
これぞまさしく先日書いた戦争集結のありかた2つ
(1)打倒と(2)妥協
に相当する。
『戦争の終わらせ方に二つあり敵を打倒か敵と妥協か』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2022-05-20
しかし日本では政治家もメディアも学者も世論も
このうちほぼ(1)の一本槍で
ウクライナ支援の大合唱
という異様さである
派兵はしないと言ったバイデンだが
兵器は次から次へと供与してきた
2021.12
次はこれか
BS-TBS
欲しがります勝つまでは
最初の頃は
兵器があれば勝てる、
負けたら兵器を供与しないあなたがたのせいだ
と言わんばかりだったゼレンスキーだが。。
今では
「我々が平和を取り戻す」
しかしそれはいつのこと
そしてそれまで一体どれだけ
殺し殺されるつもりだ
先のキッシンジャーの和平の提案にも
猛反発したゼレンスキー
『停戦を目指す目指さぬウクライナ 揺れているのかあいまい策か』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2022-05-28)
一方のロシアはといえば
「ドンバスの解放が絶対的優先事項」(ロシア・ラヴロフ外相)
https://www.tf1info.fr/international/exclusif-serguei-lavrov-ministre-russe-des-affaires-etrangeres-sur-tf1-et-lci-la-france-arme-activement-l-ukraine-y-compris-avec-des-armes-offensives-2221351.html
ロシア、ウクライナ東部の解放が無条件の優先事項=外相 2022年5月30日 ロイター https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-donbas-lavrov-idJPKBN2NF0L5
そしてその一方でこれだ
「領土譲らず」が8割超 ウクライナ世論調査
2022年05月25日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052500243&g=int
和平のための領土の割譲を:
認めない 82%
認める 10%
分からない 8%
外相発言は民意だったようだ
外相/17日
つまりウクライナは
政府も国民も「正義派」
「打倒派」ということ
交渉は「ほしがりません勝つまでは」
ということで
いつまで続く殺し合いかな
ルハーンシク州では30日フランス人記者が死亡。
ウクライナ側の同州最後の拠点セヴェロドネツクには
市民がまだ15,000人残っているという。
人道回廊の設定がうまくいかなかったマリウポリの二の舞を
ゼレンスキー大統領自身、懸念している。
市民を乗せた装甲車が攻撃を受けた
という情報もすでにある。
ウクライナ側は3日に1,000人規模で兵力を失っており、
ロシア軍の消耗も続いていると伝えられる。
先に供与が決まった榴弾砲はまだ最前線には届いていないようだ。
届いたとしてもすぐに使えるわけではない。
要員の訓練が必要だからだ。
m(_ _)m
ロシア軍はこれからドネツク州の全土制圧を目指すのか?
ウクライナ側は侵攻の始まる前ーー
2月23日の状態にまでロシア軍を押してひとまず勝利
交渉はそれからだとゼレンスキーも言っているが
そこまでの挽回がはたして可能なのか?
欲しがります勝つまでは
ウクライナは再びアメリカなどに武器供与の要請
今度は射程300キロの長距離ロケット砲
アメリカはロシア領内にまで届くものの供与は
思いとどまる
ロシア軍が東部〜南部を制圧しようが
ウクライナ軍がそれを阻止し追い返そうが
その間ただ犠牲者が双方で増えてゆく
ウクライナによるとロシア軍の死者は3万人を超えた
ウクライナ側の数字は発表されなくなっているようだが
(国連人権高等弁務官事務所の最新の数字で民間人の死者4,000人あまり)
見渡す限り十字架の墓標が連なる航空映像が不気味である
ここからさらに東、ロシア領を進むとヴェルゴグラードーー
第二次世界大戦時にはスターリングラードと呼ばれた街
そこでソ連軍はドイツ軍などと壮絶な攻防戦を展開し
半年あまりで双方の死者は確か合計100万人を超えたはずだ
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2022年05月25日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052500243&g=int
和平のための領土の割譲を:
認めない 82%
認める 10%
分からない 8%
外相発言は民意だったようだ
外相/17日
つまりウクライナは
政府も国民も「正義派」
「打倒派」ということ
交渉は「ほしがりません勝つまでは」
ということで
いつまで続く殺し合いかな
ルハーンシク州では30日フランス人記者が死亡。
ウクライナ側の同州最後の拠点セヴェロドネツクには
市民がまだ15,000人残っているという。
人道回廊の設定がうまくいかなかったマリウポリの二の舞を
ゼレンスキー大統領自身、懸念している。
市民を乗せた装甲車が攻撃を受けた
という情報もすでにある。
ウクライナ側は3日に1,000人規模で兵力を失っており、
ロシア軍の消耗も続いていると伝えられる。
先に供与が決まった榴弾砲はまだ最前線には届いていないようだ。
届いたとしてもすぐに使えるわけではない。
要員の訓練が必要だからだ。
m(_ _)m
ウクライナ側は侵攻の始まる前ーー
2月23日の状態にまでロシア軍を押してひとまず勝利
交渉はそれからだとゼレンスキーも言っているが
そこまでの挽回がはたして可能なのか?
欲しがります勝つまでは
ウクライナは再びアメリカなどに武器供与の要請
今度は射程300キロの長距離ロケット砲
アメリカはロシア領内にまで届くものの供与は
思いとどまる
ロシア軍が東部〜南部を制圧しようが
ウクライナ軍がそれを阻止し追い返そうが
その間ただ犠牲者が双方で増えてゆく
ウクライナによるとロシア軍の死者は3万人を超えた
ウクライナ側の数字は発表されなくなっているようだが
(国連人権高等弁務官事務所の最新の数字で民間人の死者4,000人あまり)
見渡す限り十字架の墓標が連なる航空映像が不気味である
ここからさらに東、ロシア領を進むとヴェルゴグラードーー
第二次世界大戦時にはスターリングラードと呼ばれた街
そこでソ連軍はドイツ軍などと壮絶な攻防戦を展開し
半年あまりで双方の死者は確か合計100万人を超えたはずだ
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Facebookがおかしい。投稿のurl、最後は数字の羅列というのがこれまでだったが、気がつくとアルファベットが混じって複雑な暗号になっている。
それと関係しているのか、このブログへの「埋め込み」がうまく行っていないかもしれない。すくなくとも私のパソコンやスマホでは、埋め込んだはずのFacebookの投稿も写真も表示されず、おおきな空欄が出現。皆さんのパソコンでもそうなのでしょうか?
by noraneko-kambei (2022-06-01 11:01)