NHKの戦争ドキュメンタリーが今年も興味深い [歴史]
五輪開催で今年は例年より数は少なそうだが
NHKの戦争ドキュメンタリーがこの夏も興味深い
太平洋戦争開戦へつながったもくろみ…そのとき日本は
NHKスペシャル「開戦 太平洋戦争 ~日中米英 知られざる攻防~」
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=30514
閲覧のみ許されている蒋介石の日記。
それを10年がかりで書き写し分析した学者がいた。
日中戦争に突入し中国には一撃で簡単に勝てる
と思っていた日本(近衛文麿)。
しかし蒋介石は奥地の重慶に首都を移し
持久戦に持ち込む一方、
欧米の参戦を誘う戦略だったことが
日記を通じてもよくわかる。
日本が日独伊三国同盟を結んだのを成果ととらえていた。
これが実は日本が泥沼へと突き進む転換点だったのだ。
「ヒトラーに傾倒した男~A級戦犯・大島浩の告白~」
https://l.facebook.com/l.php?u=https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/2G344LMVKQ/
これもNHKならではの興味深い一本だった。
大戦中、駐ドイツ大使だった大島浩は
晩年に学者のインタピューを受け
延べ12時間の録音テープを残していた。
その初めてのテレビ公開。
ドイツに心酔し、ドイツ側からも信頼され、
ヒットラーとは
独裁者の心の悩みを打ち明けられるほどの仲だった大島
(インタビューでも「ヒットラーが天才だったことは間違いない」
と言っている)は、
ドイツの軍事力を過信し、
日独伊三国同盟の立役者ともなり、
日本が間違った戦争に突き進むことへ
大きな影響を与えた人物であったことがわかる。
大島は「自分は失敗者だ」と言い
自分の判断で国を間違った方向に導いたと
自ら認めている。
沖縄の海に眠る軍艦 特攻作戦の真実に迫る BS1スペシャル
「特攻 知られざる真実」
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=30485
沖縄本島沖に眠る米艦艦エモンズの潜水調査、
コンピューターシミュレーションや残された日米の資料から、
神風攻撃(2,000機、3,000人)がどのように遂行されたのか、
これまで詳しくは分からなかったが、
その一例がここに浮かび上がる。
新たに見つかった手記や日記、関係者、遺族の証言から、
エモンズに特攻を行ったとみられる「誠隊(まことたい)」隊員たちの
最後の日々が見えてきた。
まだ20歳代そこそこの「これからが人生であったはず」
(生き残った90歳代の元米兵の言葉)の若者たち
およそ30名(ほどだったか)。
あまりにもむごい。
こんな状態に陥りながらもなお戦争をやめなかった
当時の日本の指導者たち。
この青年らは生き延びたければ
逃げるしかなかった。
国に囚われた身だったのだ。
死んだ後まで「靖国に英霊として祀る」
などとして国が人を支配し続けようとする。
死んだ後くらい、解放してやれよと思う。
そんな国がある限り、
そんな政治が続く限り、
過ちはまた繰り返される。
この夏も政府与党の政治家らが続々
靖国を参拝している。
すでに負けた戦を止めるという判断をなぜしなかった。
ひたすら突き進み、責任を問わない。
今はコロナ禍と五輪でそれを繰り返している。
ひまわりの子どもたち~長崎・戦争孤児の記憶~」
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/21J88VRG3P/
施設を設立、運営し
「お母さん」と子供達に慕われた女性のすばらしさよ。
巣立って行った子供達が休みに「里帰り」する。
帰りに駅まで手を引いて見送ってくれた
その人の手の温もり、
あれが「お母さんの温もりだ」
と思ったと述懐するかつての収容児。
今も忘れぬ、その温もりを、と。
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NHKの戦争ドキュメンタリーがこの夏も興味深い
太平洋戦争開戦へつながったもくろみ…そのとき日本は
NHKスペシャル「開戦 太平洋戦争 ~日中米英 知られざる攻防~」
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=30514
閲覧のみ許されている蒋介石の日記。
それを10年がかりで書き写し分析した学者がいた。
日中戦争に突入し中国には一撃で簡単に勝てる
と思っていた日本(近衛文麿)。
しかし蒋介石は奥地の重慶に首都を移し
持久戦に持ち込む一方、
欧米の参戦を誘う戦略だったことが
日記を通じてもよくわかる。
日本が日独伊三国同盟を結んだのを成果ととらえていた。
これが実は日本が泥沼へと突き進む転換点だったのだ。
「ヒトラーに傾倒した男~A級戦犯・大島浩の告白~」
https://l.facebook.com/l.php?u=https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/2G344LMVKQ/
これもNHKならではの興味深い一本だった。
大戦中、駐ドイツ大使だった大島浩は
晩年に学者のインタピューを受け
延べ12時間の録音テープを残していた。
その初めてのテレビ公開。
ドイツに心酔し、ドイツ側からも信頼され、
ヒットラーとは
独裁者の心の悩みを打ち明けられるほどの仲だった大島
(インタビューでも「ヒットラーが天才だったことは間違いない」
と言っている)は、
ドイツの軍事力を過信し、
日独伊三国同盟の立役者ともなり、
日本が間違った戦争に突き進むことへ
大きな影響を与えた人物であったことがわかる。
大島は「自分は失敗者だ」と言い
自分の判断で国を間違った方向に導いたと
自ら認めている。
沖縄の海に眠る軍艦 特攻作戦の真実に迫る BS1スペシャル
「特攻 知られざる真実」
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=30485
沖縄本島沖に眠る米艦艦エモンズの潜水調査、
コンピューターシミュレーションや残された日米の資料から、
神風攻撃(2,000機、3,000人)がどのように遂行されたのか、
これまで詳しくは分からなかったが、
その一例がここに浮かび上がる。
新たに見つかった手記や日記、関係者、遺族の証言から、
エモンズに特攻を行ったとみられる「誠隊(まことたい)」隊員たちの
最後の日々が見えてきた。
まだ20歳代そこそこの「これからが人生であったはず」
(生き残った90歳代の元米兵の言葉)の若者たち
およそ30名(ほどだったか)。
あまりにもむごい。
こんな状態に陥りながらもなお戦争をやめなかった
当時の日本の指導者たち。
この青年らは生き延びたければ
逃げるしかなかった。
国に囚われた身だったのだ。
死んだ後まで「靖国に英霊として祀る」
などとして国が人を支配し続けようとする。
死んだ後くらい、解放してやれよと思う。
そんな国がある限り、
そんな政治が続く限り、
過ちはまた繰り返される。
この夏も政府与党の政治家らが続々
靖国を参拝している。
すでに負けた戦を止めるという判断をなぜしなかった。
ひたすら突き進み、責任を問わない。
今はコロナ禍と五輪でそれを繰り返している。
ひまわりの子どもたち~長崎・戦争孤児の記憶~」
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/21J88VRG3P/
施設を設立、運営し
「お母さん」と子供達に慕われた女性のすばらしさよ。
巣立って行った子供達が休みに「里帰り」する。
帰りに駅まで手を引いて見送ってくれた
その人の手の温もり、
あれが「お母さんの温もりだ」
と思ったと述懐するかつての収容児。
今も忘れぬ、その温もりを、と。
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フェイスブック友の反応:
なんぼ戦前の日本を美化しようとしても、
ナチスドイツと組んだ国、というだけで、
ぐうの音も出ないですからね
蒋介石、すげえな
のら猫:蒋介石は先の先まで考えてます。
日本は目先しか見えないし考えないし
全て行き当たりばったりのよう。
(これは今のコロナとの戦いでも全く同じ
戦争ドキュメンタリーを観ていて
何度も今も同じと思ってしまう
そのことは次回に書こう)
蒋介石の日記をフーバー研究所で閲覧しながら
全部手書きで書き写した
鹿錫俊(ろくしゃくしゅん)という先生もすごいですね。
大島浩大使というのも
これまで考えられていた以上に
日本の破局に果たした役割大きいのではないでしょうかね。
とにかくドイツの力を信じ混みすぎて突き進んだ。
ドイツに留学した軍人の父の影響で
大島は幼い時からドイツ語やドイツ文化に親しんでいた。
ヒットラーに呼ばれて別荘で酒を飲む仲。
といってもヒットラーは酒はやらない。
いつ重要な決定が必要になるか分からんからと。
大洪水の最中、内閣そっくり赤坂自民亭の酒盛り
なんかやってる国とは大違い(笑)。
日独伊と組むもドイツから対ソ戦の抜け駆け食らい
いったん大使をやめる大島ですが、すぐ復帰。
その後も日本の対欧の対応に絶大な影響力。
ドイツの力を過信して破局に突き進んだ戦前の日本。
今は「スポーツの力を信じ」て(丸川五輪相)
五輪を強行、
ワクチンを切り札と頼んで
それ以上専門家の声にも耳を貸さずに、
破局に突き進むんですかね。
となると変異株は蒋介石みたいなもんですかね。
奥地に首都を移して、
ほかの変異種の応援を待って持久戦。
そのうち奥さんがアメリカ議会で大演説やりますよ。
わ、対日包囲網か?!
『日本人はモルモットだった~米国は原爆の残留放射線の事実を隠し調査を続けていた』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2021-08-10
ありがとうございます! m(_ _)m
駐独大使・大島浩、晩年の言葉
朝日新聞
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20181112150280002.html
「あの時代の感情」伝わってくる肉声…「昭和史の天皇」
取材テープ公開 大島浩・駐独元大使
読売新聞 2020/08/13 05:00 https://www.yomiuri.co.jp/national/20200812-OYT1T50267/
向陽寮の足跡 戦争孤児の居場所・1 【散り散り】たどり着いた「天国」
長崎新聞 2020/11/12 https://nordot.app/699482943778686049?c=174761113988793844
なんぼ戦前の日本を美化しようとしても、
ナチスドイツと組んだ国、というだけで、
ぐうの音も出ないですからね
蒋介石、すげえな
のら猫:蒋介石は先の先まで考えてます。
日本は目先しか見えないし考えないし
全て行き当たりばったりのよう。
(これは今のコロナとの戦いでも全く同じ
戦争ドキュメンタリーを観ていて
何度も今も同じと思ってしまう
そのことは次回に書こう)
蒋介石の日記をフーバー研究所で閲覧しながら
全部手書きで書き写した
鹿錫俊(ろくしゃくしゅん)という先生もすごいですね。
大島浩大使というのも
これまで考えられていた以上に
日本の破局に果たした役割大きいのではないでしょうかね。
とにかくドイツの力を信じ混みすぎて突き進んだ。
ドイツに留学した軍人の父の影響で
大島は幼い時からドイツ語やドイツ文化に親しんでいた。
ヒットラーに呼ばれて別荘で酒を飲む仲。
といってもヒットラーは酒はやらない。
いつ重要な決定が必要になるか分からんからと。
大洪水の最中、内閣そっくり赤坂自民亭の酒盛り
なんかやってる国とは大違い(笑)。
日独伊と組むもドイツから対ソ戦の抜け駆け食らい
いったん大使をやめる大島ですが、すぐ復帰。
その後も日本の対欧の対応に絶大な影響力。
ドイツの力を過信して破局に突き進んだ戦前の日本。
今は「スポーツの力を信じ」て(丸川五輪相)
五輪を強行、
ワクチンを切り札と頼んで
それ以上専門家の声にも耳を貸さずに、
破局に突き進むんですかね。
となると変異株は蒋介石みたいなもんですかね。
奥地に首都を移して、
ほかの変異種の応援を待って持久戦。
そのうち奥さんがアメリカ議会で大演説やりますよ。
わ、対日包囲網か?!
特攻のやつと戦争孤児の話と
この原爆初動調査の3本は
涙なしには観られない
この原爆初動調査の3本は
涙なしには観られない
『日本人はモルモットだった~米国は原爆の残留放射線の事実を隠し調査を続けていた』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2021-08-10
ありがとうございます! m(_ _)m
駐独大使・大島浩、晩年の言葉
朝日新聞
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20181112150280002.html
「あの時代の感情」伝わってくる肉声…「昭和史の天皇」
取材テープ公開 大島浩・駐独元大使
読売新聞 2020/08/13 05:00 https://www.yomiuri.co.jp/national/20200812-OYT1T50267/
向陽寮の足跡 戦争孤児の居場所・1 【散り散り】たどり着いた「天国」
長崎新聞 2020/11/12 https://nordot.app/699482943778686049?c=174761113988793844
m(_ _)m
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