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重宝する検察庁法「安倍晋三の不逮捕・不起訴工作」 [アベラ国]

「特例で」死ぬまで安倍の番犬をやらせるつもりか検察庁法


自分らに都合のいい「重宝する」検事総長を起用できるように検察庁法を
都合よく改正しようとしている安倍一味。

黒川弘務のような人物がずっと検事総長でいてくれれば、それは、それは、重宝する。
どんなデタラメやっても逮捕はされないし裁判にならないんだから。そりゃ庁法する。

ああ黒川の流れは絶えずして
しかも元の水にあらず

「22年4月の改正法の施行までは現行国家公務員法により、
施行後は改正検察庁法により、黒川氏の定年は自在に延長できる」

「25年2月の68歳誕生日まで黒川氏を検事総長に据え置くこともできる。
検察庁法再改正で定年を70歳にすれば27年まで据え置ける」(前川喜平)

https://www.daily.co.jp/gossip/2020/05/12/0013336091.shtml

これくらいで驚いていてはいかんのだ

「特例」を使い死ぬまでシンゾーの番犬させられ黒川弘務


定年特例 日弁連.jpg

コロナ対策はぐずぐずする一方でこういうのだけは早い。

突っ走る理由はまさに「番犬」を据えてアベラの不逮捕・不起訴

この法案は「安倍晋三の不逮捕工作」と言い切っていいだろう

重宝な検察庁法の改正
重宝な男 巨悪を眠らせる男
黒川弘務を検事総長に据えたいという露骨な意図

安倍にとっては <神様、仏様、黒川様> みたいなもんか

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テレビのニュースでは「政権に近いとされる黒川氏」
くらいにしか伝えられないこの人物、どんだけやばいのか、次に

『黒川弘務の正体』に招待しよう。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

1月31日、黒川弘務東京高検検事長の定年延長を閣議決定するも、
2月10日、「国家公務員法は検察官に適用できない」とする1981年の政府答弁を
     立民(当時)の山尾志桜里議員が指摘。
2月12日、人事院の松尾恵美子給与局長が現在もその考えを引き継いでいると答弁。しかし、
2月13日、安倍首相、法解釈を変更したのだと説明。
2月19日、人事院の松尾局長は、先の答弁について「つい言い間違えた」と訂正(!)(安倍へすり寄った!)
2月20日、森まさこ法相、黒川東京高検検事長の定年延長を可能とした解釈変更については
     法務省と人事院の協議に関する文書について「必要な決裁は取っている」と答弁。
2月21日、法解釈の変更は正式な文書でなく、口頭決裁だった(!)と法務省。
    (どう見ても後付けで辻褄を合わせている!法の解釈変更も協議もなかったのだろう。後付け、
     つまり、あったことにしたのだ。あとになって。)
2月26日、1980年10月の「国家公務員法の一部を改正する法律案(定年制度)想定問答集」を
     小西洋之参院議員(無所属)が国立公文書館で発見したとして公表。
     当時の政府は「検察官には定年延長は適用されない」としていた。



もう今年の2月のこのあたりでこの国の統治の根幹が融解していたのだ 。


安倍「僕ちんは国家なり」も実質的に始まっていた
こんなでたらめが通用してんだから
「答弁を修正」などというのがメディアの伝え方だが
ウソが国会で堂々とまかり通る国になった
というのが本当のところだろう


政権に都合のいい恣意的な人事・法解釈がまかり通るようだと国家社会は成り立たない
田中秀征 元経企庁長官
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020021800003.html

東京高検・黒川検事長の定年延長問題が示す安倍政権の末期現象
菅官房長官が評価した「官邸の門番」
星浩 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020022400004.html

以下、『黒川弘務の正体』(八木啓代、5月11日)
https://blogos.com/article/456512/
の流れにそって書くと(カギ括弧「」はこの記事からの引用):

黒川弘務。台頭のきっかけは「大阪地検特捜部証拠改ざん事件」
(「村木さん事件」とか「フロッピー前田事件」とも)

「2009年、現役の検事が、現役の厚労省キャリアを罪に落とすために、
無実の決定打になるはずの証拠を改ざんしてまで有罪に持ち込もうとした。この前代未聞とされる不祥事」

事件を受け「検察の在り方検討会議」が設置され「そのような冤罪を作らないようにするために、
自白偏重主義を改めるなど、検察にとって厳しい「在り方を検討する」はずだった会議」なのだが」
終わってみれば取調べ可視化くらいしか成果はなく、
それと引き換えに「検察の司法取引などを容認する刑事訴訟法改悪や盗聴の拡大という、
世紀の「火事場泥棒的な法案改悪」を引き起こしてしまう」

「このときの事務局として、まさに、委員を取り込んで、きれいに丸め込むという手腕を発揮したのが、
黒川弘務大臣官房付だった」

2年後に今度は陸山会事件。民主党(当時)の小沢一郎議員が
資金管理団体・陸山会の土地取引で政治資金規正法違反があったとして強制起訴となるも、
実は特捜部ぐるみで何人もの検事がニセの報告書を証拠としてデッチ上げていた(!)ことが分かり、
小沢一郎は無罪になったというとんでもない事件である。

事件後、検察が二つに分かれる。

一つは「きちんと捜査し」「膿を出した方が良いと考える良識派」

もう一つは「検察と特捜を守るためには、絶対にそれをさせてはならないと考える守旧派」

そしてこの守旧派の「筆頭が当時の黒川広務官房長」だったのだ。

検察2派の争いは、「守旧派が勝った。あれだけの露骨な改ざんをやっていながら、
「勘違いだった」という、子供でも無理があるようなありえない言い訳で」、
報告書「でっち上げ検事たちは、不起訴になった」

そうなるよう尽力したのが黒川弘務!

そしてそのあとの動きも実に奇妙。

検察審査会に持ち込まれたが起訴相当は出ない。

審査員が何度も入れ替わっていた。

アドバイス役の助弁護士に「検察に恩義のある元検察高官」

「補助弁護士が素人である審査員を誘導し、さらに、起訴議決が出そうになると、
長引かせて何度も審査員を入れ替えさせていた疑惑が持たれた」

審査員はくじ引きソフトで選挙人名簿から選ぶのだそうだが、
「特定の人物を加えたり削除することもできるし、それをやってもログが残らないという奇妙な仕様」

そして「これとまったく同じパターンが、森友事件でも起こった疑惑がある」という。

「メディアや法律家や議員が、この問題をきちんと追求しなかったことが、
後の森友事件などの不可解な議決を生んでいる土壌になっているといえる」

「黒川弘務氏は、検察、とりわけ特捜にとっては、お取り潰しやむなしの運命から救ってくれた
巨大な功労者という顔を持っているわけだし、また
「検察審査会で絶対に起訴議決を出させないテクニック」を熟知している人間」

「その後、法務事務次官に就任。安倍政権に近づくや、最高のサポート役として活躍」

「安倍政権になってから、いままでなら、捜査や起訴の対象になったであろう政治家の金銭授受などに、
証拠まで揃えた告発があってもなぜか不起訴になり、検察審査会でも起訴議決は絶対に出ない」

「森友事件に至っては、あれだけの公文書が棄てられたり、改ざんされたりしていても、
「不起訴不当」で幕引きすることができた」

「安倍政権のような政権では、黒川弘務ほど「頼りになる」存在はないということだ。
だから、黒川のためならなんでもする」

「黒川なら、何をやっても、揉み消してくれるからだ。裏金を受け取っていようと(*1)、
証拠品にドリルで穴を開けようと(*2)、お友達にどれだけ利権をばらまこうと(*3)、
国民の税金を流用して票を買っていたとしても(*3)、
新型コロナさえ利用して誰もほしがっていないマスクに不明瞭な大金をばらまいていようとも(*3)、
黒川がいる限り、罪に問われることはない」

(注:*1:甘利明、*2:小渕優子、*3:安倍晋三 のこと)

これが、テレビのニュースでは「政権に近いとされる」とか
「官邸の信任の厚い」くらいにしか伝えられない黒川弘務の「正体」だ。

朝日新聞でさえなぜかすっかり腰が引けている:


こんなツイートには、安倍から返事があって「分かった?実はそうなんですよ。そこんところ、よろしく!」
なんてことにはならないだろう。いくらなんでも。

上で触れたように、検察官らにウソの報告書をでっち上げられ陸山会事件を引き起こされた小沢一郎。
それだけに、発言には重みがある。

今週の小沢一郎のツイート:

「身に覚えがないのに逮捕されたり、とんでもない容疑者が総理に近いということで放免されたり、
そんな国にしてよいのだろうか」 「検事総長や警察庁長官が権力の私物化の手先になったら、
総理のお友達にとっては天国、一般国民にとっては地獄になる。
国民が自分には関係ないと思ったら、この国は終わる」

「安倍政権が壊したのは、この国の正義。今や権力が何をやったって罪に問われない。
司直はだんまり。もはや日本は法治国家ではなく、人治・縁故国家。前近代の後進国。
今回の検察庁法改正は権力の私物化王国完成への最後の分かれ道である。
日本がここで道を過てば、本当に取り返しのつかないことになる」

私が「アベラ国」「後晋国」と呼んでいるのがそれだ。
こんな検察庁法改正が通れば、アベラはやりたい放題。何やっても罰せられず、
逆に、アベラにたてつくものは、野党の政治家、ジャーナリスト、、
犯してもいない罪をでっち上げられてしまうことになるだろう。



一方で、安倍が検察の虎の尾を踏んだという見方もある。

“不要不急”の検察庁法改正が、安倍官邸と黒川氏には“必要至急”のワケ
相澤冬樹 http://a.msn.com/01/ja-jp/BB13Tjiy?ocid=st

この元NHK相澤氏の記事によると、虎というのは、今の稲田伸夫・検事総長らだ。
稲田は引退し、林真琴に検事総長のポストを譲るつもりだったところ、
閣議決定で黒川の定年が延長されて横槍を入れられた時に
「あっちがそうくるなら、こっちも考えがある」と言ったというのだ。
そしてそれは河井議員を逮捕(夫が本丸)するということらしいのだ。
そうすれば内閣が倒れるはずだと。

きた~~~~!!
今日のニュース
稲田の逆襲
河井前法相を立件へ 検察、案里氏巡り買収容疑
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202005/CK2020051302000131.html




重大局面を迎えた河井前法相に対する検察捜査~逮捕許諾請求で、検察庁法改正案審議に重大な影響も
郷原信郎 https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20200513-00178246/

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