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練り練りてなお練り上げる緊急支援いまだ中身は判然とせず [コロナ禍]

支援策を練り上げ.jpg


間髪を入れず
躊躇なく
一気呵成に


ほんとにもういつまで練ってる!
中身も依然としてし見えてこない!

日本人は総じて抽象と具象の区別に弱いが、特にこの政権はだめだ。
大仰で陳腐な決まり文句で飾り立てて、だらだらと良さげなことを並べ立てるが、
よく聞けば安倍の演説はいつもながら中身がない。空っぽ。具象に欠ける。
抽象的、総体的なことばかり。

先月29日も:

 あらゆる手 万全の対応

今回も:

そのマグニチュードに見合ったかつてない規模、
正にスピードが求められている、
正に全国津々浦々、また笑顔が戻ってくるように、V字回復を目指して、
窮状を徹底的に下支えし、雇用をしっかりと守り、
かつてない大胆な思い切った、きめ細やかな支援策、
一気に日本経済をV字回復させていく全国津々浦々、皆さんの笑顔を取り戻す力強い再生を支援、
あらゆる政策を総動員して、かつてない強大な政策パッケージを練り上げ、
このあと、政府対策本部を開催し、緊急経済対策の策定を指示、
まさにこれから練り上げていくわけで、、

は?

「これから」?!

「スピード感」はどうした?
「一気呵成」の意味わかっとんのか!



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フェイスブック友1:具体策がない。具体策が出たかと思えば「牛肉券」?! 終わってる…。

のら猫:そのことは昨日も書いたのですが(『コロナ対策商品券、天下の愚策、愚策、愚策』)、
安倍もさすがに「給付」と言い始めた。商品券ではなく、現金給付を考え始めたようです。

顔本友2:小学校の作文の時間に「『楽しかった』と書かないで、どのような楽しいことだったか
書きなさい」。中学だったかな「なるべく形容詞、副詞は使わないで」。
安倍以来「しっかり」「ちゃんと」の小学生以下の表現で中身がない

のら猫:「『楽しかった』と書かないで」とか「なるべく形容詞、副詞は使わないで」、、
そういう作文の指導はすごく間違っていると思います。

「楽しかった」大いに結構。「形容詞、副詞」どんどん使いましょう。
要は、さらに続けてそれを具体的に説明することです。
「楽しかった」というのはその人の意見です。その意見には、
具体的な事実が根拠として伴わなければ説得力をもちえません。
でなければ「主張」や「議論」たりえないのです。

アメリカの作文の指導では「楽しかった」はgeneral statementと位置づけられ、
それだけではだめで、それを支えるspecific ideaを掲げよ(できればspecific ideasを
いくつか列挙せよ)と教えます。

政治家のいう「ちゃんと」「しっかり」大いに結構。誰でも理解出来る基本的な日本語です。
ただし、そういうgeneral ideaを支える具体的なものpecific ideasを添えよ、ということです。
具体的にどうちゃんとしているのか、どうしっかりしているのか。

その両方が対になっていなくてはならない。しかし日本人は片方しかない。
抽象的なものばかりで中身も信憑性も説得力もなかったり、
具体的なことの羅列で何を言いたいのかわからない、あるいは両者がゴタ混ぜになって出てくる。
そういう人だらけです(もちろん例外的な人もいます!)。

もっといい例があるかもしれませんが、今ちょうど手元にあったもので、例えばこれです。
安倍の突然の一斉休校措置が「効果があった」と言っています。
稲田朋美(自民党幹事長代行。嘘つきの女王、よくまたぬけぬけと出てきたと思いますが)は
それ以上、何も具体的なことを言わないわけです。それを裏付ける根拠として。


品詞はどうでもいいんです。効果を上げた(たとえば)worked(動詞)でも、
「効果的だった」effective(形容詞)でも。
でも、それは意見、総論、結論、抽象であって、それを支える具体、事実、specific ideasがないのです。
こんな調子では作文も落第点です。

この政権は、総理も副総理も官房長官もみんなこんな調子。それでいて
「丁寧に説明」とか言っているので、茶番もいいとこ。本当に救いようがありません。

なんで政府は抽象的なことしか言わないのか、と立憲民主党の福山哲郎。


顔本友2:言葉が足りませんでしたね。小・中レベルでは「遠足に行って楽しかった」
「桜が綺麗だった」になるので、何々をして、何々があって楽しかった、
どう綺麗だったかを表現させようと指導したのです。

のら猫:なるほど。





のら猫:その友達、そのあとパチンコ屋とか、行かんやろな。競馬場とか。

顔本友3:あなたは心が汚れてます!!(笑)

のら猫:つい自分のレベルで考えてしまう癖。。

顔本友3:アベコロリウィルスに感染してる?

のら猫:実は私まずいんです。既往症があって。
シンゾー病。
安倍批判せずにおれない病気。

でもこの一週間で少し症状軽くなったかもしれません。人間と思わなければ腹も立たない。
あいつは化け物です。
赤木さんの遺書に関する答弁とか、昭恵夫人の行動(花見の宴会)を擁護する姿を見て吹っ切れました。

顔本友3:赤木さんの話になって国会で笑うとことか、モンスターですよ。

のら猫:安倍はぬらりひょん説が有力かと。https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2019-04-26

朝生の帰りのタクシーの運転手さんから、政治家をのせた機会なので聞いてほしい、と。2月から売り上げが、3分の1になり、娘の高校の入学もあり、生活費がない状況。まわりのドライバーも消費者金融に借りている。なんとか支援をしてほしいと。

— 宮本徹 (@miyamototooru) March 27, 2020


「いつこのコロナとの闘いが終わるのか、終息するのか、、、
 現時点で答えられる世界の首脳は一人もいないのだろう。
 私もそうです。答えることは残念ながらできません」(安倍首相、3月 28日)

(それでよく「1年位の延期」にしたものだ)



「すぐ手を打って中止はない、そして延期にしたのは、
 日本にとってたいへん良かった」(公明党・斎藤幹事長)



(なぜ良かったのだろう?ダラダラひきずって再延期や中止になるほうが
よほど被害は大きいのではないだろうか)



「これまでの人類の歴史上の感染病の広がりを見ると
 1年後には収束している確率は非常に高い。
 妥当な結論だったのではないかと思う」(公明党・斎藤幹事長)

しかしイギリスのインペリアル・カレッジの予測では感染のピークは3回。
収束まで1年半を見ている。



その通りなら、オリンピックが始まるのはちょうどコロナ禍が終息し終えたころ。

それまでに世界は出場選手の選出などできる状態になっているのだろうか?

今回のウイルス。未知の部分も多いと言われる。公明党の斎藤幹事長が
来年夏の開催を過去の感染症の広がり方から見て「妥当な結論」
と言うのは楽観的に過ぎなくないか?

来年7月に五輪開催ということのようだが、安倍の自民党総裁としての任期は来年9月まで。
自分が首相であるうちになんとしても五輪を開催したいという魂胆が見え見えではないか。

もともと安倍政権下で感染症対策の予算を減らし人員を減らし保健所も減らし
五輪開催にこだわるあまりコロナ禍発生後も検査を抑え、コロナ対策が大きく出遅れたうえ、
まだ懲りずに五輪を諦めないこの政権。それで国民にさらに今後どれだけの犠牲を強いることになるのか。。

「欧米では直接給与保証を明示している、日本のように抽象的で
損失補填をするかどうか、休業補償をするかどうか、
わからないようなメッセージを出しているのは先進国で日本だけ。
なぜこれだけ遅い。なぜ明確なメッセージが出せない」

「学校の休校の措置は一定の効果があった」(稲田・自民党幹事長代行)

効果があったかどうか、根拠もないし、確かめようもない話。。

金返せって話


感染症対策が弱体化 田村智子氏 公務員削減告発
https://www.tamura-jcp.info/minutes/2019/0423094809

感染症対策が弱体化/田村智子氏 公務員削減告発
赤旗 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-04-23/2019042305_09_1.html

安倍首相 病院再編と過剰なベッド数の削減など指示
NHK https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/24955.html

韓国は何年も前から新しい考え方のもと、感染症に備えてきた。

『韓国は世界の模範、新しい考え方の感染症対応策で成果』(のら猫)
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2020-03-15

会見で「緊急事態宣言」しなかった安倍。
ちょうど年度末だ。企業の決算書に計上する損失額が膨大なものになってしまうから
先送りしたのか?



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