安倍様をかばうためなら改竄も違法でなくなる悪の帝国

国会の質疑というより
どこか吉本新喜劇か何か
どたばた喜劇のおもむき


北村誠吾・地方創生担当大臣に質問があると
お付きの人が飛んできて大慌てで紙に何かを書き始めるが
委員長が指名するのは内閣府の秋山管理官。

棚橋委員長もグルなのだ。これで時間を稼いで、その間に大臣の答弁が書き上がる。
次に大臣を指名。大臣はその紙を持って精一杯平静と余裕を装いながら花道をマイクに向かう。

よっ！待ってました！北村屋！

質問のたんびにこのドタバタが繰り返される。
これが、可笑しくて、やがて悲しくも恥ずかしい、日本の国会だ。



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委員会室を包むハラハラどきどき
このスリルとサスペンス
確かにこれまでにない「味」（菅官房長官）を出している大臣ではある。

「ということを述べます」と最後に言っているが正しくは
「と書いてあるのでこう読み上げておきます」。

この大臣の「答弁」の最後が不自然なことが多いのは、そこだけ
本人の言葉だからに違いない。

北村大臣、言って見れば「キセル答弁」みたいなもの。
本人の言葉は最初の挙手して「委員長」と言うところと
最後に取って付けた「思います」とか「という認識です」とか「以上です」だけであろう。



辞めた桜田五輪相は汗だくになっていた。
まだ、これはまずい、恥ずかしい、という気持ちがあったのだろう。
この人は、かつらで頭は蒸しているはずなのに、汗ひとつかかない。
恥ともなんとも思っていない、ということか。


「簡潔にお答えします。刑法上の改ざんではありません。以上。」
「先ほど来申し上げましたとおり、刑法上の改ざんではないということです」

「北村大臣：　お尋ねの件は、国会への資料提出に当たり、誤解を招くことがないよう
一部の記載を消去したものと承知しています。原本に権限のないものが改変を加えたものではない
とのことでありますから、改ざんではないと承知しているということを申し上げた趣旨であります。

　今井議員：　先ほどの答弁覚えていますか？　刑法上改ざんではないが、公文書管理法上、
改ざんとは分からないとおっしゃった。だいたいですね、調査中とおっしゃいましたよね。
調査中のものをなぜ、刑法上改ざんではないと断言できるんですか。

　北村大臣：　お尋ねがありましたからお答え申し上げますが、私が定義をしたりしているものではなく、
おまえの考えを述べよというようにお尋ねにあったので、
私の思いというものをお答えさせていただいたものであります。

　今井議員：　大臣の思いとして、刑法上改ざんに当たらないということですか。

　北村大臣：　繰り返しになって大変恐縮ですが、公文書管理の観点からは改ざんについては
規定がございません。このため、国会への説明の問題と申し上げています。以上。

　今井議員：　答えていないです。

　北村大臣：　刑法上の改ざんではないとの報告を内閣府から受けております。

　今井議員：　先ほどは自分の思いとおっしゃっていたんですが、今度は内閣府ですか……。」

予算委員長「大臣、答えられますか？」　北村担当相の答弁詳報 -
毎日新聞 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200207/k00/00m/010/022000c

北村大臣：
刑法上、改竄ではない
私の思いを述べたまで

大臣が「私の思い」で改竄をなかったことにできる国かも

『北村を「味がある」だの「適材」と菅義偉がほめそやしたわけ』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2020-02-09

自民・石破氏「同情禁じ得ぬ」　野党質問集中の北村地方相を擁護
https://www.sankei.com/politics/news/200207/plt2002070044-n1.html

石破氏によれば北村大臣は「人格に優れ気骨のある人」だそうだ。
長年の付き合いのある人がそう言うんだからそうなのかもしれない。

物は言いよう？
気をつけよう暗い夜道と形容詞？
同じ事象をとらえても
あいつは「鈍感で無神経」なやつ、と言う人がいるかと思えば
同じ人物が「おおらかな性格」「鷹揚な方」となったりする。
「いちいち細かくて、うるさい人」も、「きめ細かい心配りの人」、
「しつこいやつ」も「まめな人」と評価する向きがいたりする。

北村大臣とは実際お会いしたこともない私には国会のお姿をテレビやインターネットでお見受けする限り
「無能で恥知らず」にしか思えないのだが。。


クロ塗りはある意味まだ正直だ。これはお見せできませんと明示している。
真っ黒に塗り潰しておいて「開示」というのも国民を馬鹿にしてはいるが。

しかしシロ塗りは、隠している事実すら隠していいる。極めてタチの悪いもの。
改竄、捏造、削除がもはや見えなくなくなり、闇に葬られるのだ。
その政治や行政や社会一般与える害は甚大であり、極めて由々しい事態。


安倍政権でこれほど文書の改竄、隠蔽、捏造、排気が行われる理由はなんと思うか
と逢坂誠二議員（立憲民主）に聞かれ、北村大臣はこう答えた（というか読み上げた）：

「職員ひとりひとりの理解、意識が不十分であったこと」



逢坂議員の言うとおりだと思う

鯛は頭から腐る
と辻元議員が言ったのはそのとおり
「総理がでたらめやるからおかしなことがいっぱい国全体に広がる」ということ

この逢坂議員の指摘にも、何やらぶつぶつ「自席発言」をしている安倍総理。

来週、安倍総理が一体どんな「謝罪」をするのか、見ものである
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のら猫の記事：

『北村を「味がある」だの「適材」と菅義偉がほめそやすわけ』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2020-02-09
『シンゾーのヤジの言い訳まと外れ「罵詈雑言で反論できず」 』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2020-02-12
『安倍政権の分水嶺？辻元の意味あり過ぎた質問を全編紹介  』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2020-02-13

伊方原発
核燃料プールの電源が４３分止まっていた、それを隠していた。

敦賀原発
規制委員会へ提出した書類、活断層かどうかを判断するための大事な書類、
十数箇所も改竄されいていた。

 2020.2.62020.2.7

1月26日伊方原発の全電源喪失事故は、10秒と言っていたが実は43分だった。
 2020.2.6
2020.2.8

地方そーせい！
 2020.2.6

腐敗のトリクルダウン

地方もそーせい！
地位に恋々立方程式　＜進退は考えません。職務を果たして、、＞

原発立地佐賀玄海町長続投表明
https://mainichi.jp/articles/20200203/k00/00m/010/161000c

2020.2.3

当然だと思います。クルーズ船監禁感染拡大問題も含め、安倍内閣には重大な責任があります。そもそも、このような官僚組織の無能を招いたのも、忖度ばかりして、都合の悪いことは隠蔽することがまかり通る緊張感の無さが根本的な原因です。 https://t.co/u6cPB1fccj

— 郷原信郎 (@nobuogohara) February 13, 2020

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タグ：地方そーせい 地位に恋々立方程式 北村誠吾 逢坂誠二 玄海町 桜田義孝 白塗り 改竄 活断層 電源喪失 敦賀原発 伊方原発 地方創生