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河井案里は安倍が自分に刃向かった溝手顕正に差し向けた刺客だった [アベラ国]

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かわいがる安倍の戦い晋義なく俺に刃向かうやつは赦さぬ


その刺客もここへきてついに命運が尽きたかもしれない
いやいや
やはり他の安倍に抜擢されて可愛がられた人々と同じように
議員辞職もなく不起訴
ほとぼりがさめたらなに食わぬ顔をしてまた出てくる?

いずれにせよそもそもが「晋慮遠謀」で始まった河井案里の起用であった

安倍の「首相としての責任」を問い安倍を「過去の人」と批判した広島の重鎮・現職の溝手顕正に対し
刺客として擁立した新人だったのである

俺に刃向かうとこうなるぞ
という見せしめにもなる
これで党内がさらに引き締まり
いよいよ安倍独裁へ
ということだったのだ


党内刺客の河井案里 そこが死角にならんよう

けっきょくダブル河井スキャンダル
おおもとは安倍晋三だったのだ

第一次安倍政権の崩壊で「首相の責任」を問い、安倍のことを「過去の人」と呼んだのは
広島2区選出の自民党参議院議員・溝手顕正(けんせい)。
6選を目指す岸田派重鎮。東大法学部出身、財界を経て、
第一次安倍政権で国家公安委員長や防災担当相。

溝手顕正

安倍は自分に楯突いたこの男が赦せなかったのだ。

2016年、岸田派が参議院議長に溝手を推すと「首相が反対して止めた」(党幹部)という。

そして去年2019年の参議院選。安倍の河井がる河井克行外交特別補佐官であるが、
その妻・案里をいわば党内刺客として同じ広島の選挙区にぶつけてきたのだ。



早くから山口の安倍スタッフを広島に常駐させる力の入れよう。東京からも党幹部を続々送り込む。

「首相の責任」「もう過去の人」 安倍首相はかつてこき下ろされた“あの男”を許さない
2019/06/20 https://bunshun.jp/articles/-/12426

  

広島は岸田文雄の地元。岸田は岸田派(宏池会)の盟主で安倍首相後継の最有力(?)候補。
溝手はその岸田派である。岸田の「腹心」とも言われる。
自民党広島県連も溝手一本で行くことを決めていた。

そこへ安倍一派がこぞって殴り込み。岸田の顔は丸つぶれ。

岸田はわざわざ安倍邸にもうで「溝手氏の地盤の切り崩しをしないでほしいと頼み込んだ」
そうだが(週刊文春、2019年8月29日号)、それでも安倍は河井案里を全面支援。

夫の河井克行は菅人脈と言われ、ポスト安倍の菅対岸田の戦いという文脈でも語られる戦いだったが、
実はもともと安倍に可愛いがられている河井夫妻なのだ。

安倍が重用 河井外交特別補佐官のお粗末


強制捜査受けた河井前法相と案里議員は菅官房長官以上に安倍首相のお気に入りだった!
トランプ会談に同行、安倍秘書が選対に
リテラ https://lite-ra.com/2020/01/post-5209.html


安倍は岸田に河井の応援演説をさせる。
安倍も岸田の応援演説をするからという交換条件だったのだろうが。

「令和の時代は岸田さん」と持ち上げられ
この岸田の表情が悲しい。



岸田を応援していた有権者も河井を応援する岸田を見て「情けない」と思っただろう。
溝手陣営には大きな痛手。

恐るべし晋慮遠謀

自分に刃向かう者は子分どもを引き連れて叩きのめす
ガキ大将とちっとも変わらない
自分も子供の時にやられた経験があるからよくわかる
平気でとんでもないうそっぱちを並べるところまで同じだ
親分の嘘をかばい通す子分や特に意地悪なやつらほど親分の覚えがめでたい


これはきっと罠だったんだわな

これと引き換えに岸田文雄を
こともあろうに岸田の腹心・溝手候補に対する党内刺客・河井案里の応援演説に立たせた

溝手には取り返せない痛手
安倍はどこまでも狡猾だ
交換取引のようで
安倍の失うものはない
有権者との深まる溝
岸田の失ったものはあまりに大きかった

そして河井の当選を確実にしたのが菅の創価学会との取引だったらしい
創価学会員が河井支持に回ったのだ


“仁義なき戦い” 敗者は誰か
2019年7月24日 NHK政治マガジン
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/20374.html

溝手の得票は前回の半分以下だった。
現職「腹心」が落選。

岸田文雄のこんな表情、初めて見た。




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「ポスト安倍から脱落でしょう」と字幕にあるが
そうでもないと思う

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

安倍官邸が主導した選挙で公職選挙法違反。河井克行を法務大臣に。
確かに安倍の任命責任は重い。




この安倍のいつもの決まり文句と神妙な顔つきが馬鹿馬鹿しいのは
それが中身のない責任逃れの儀式だからである

「責任はすべて私にあります」と言って、責任から逃れてしまうというバカバカしさ

普通「責任は私にあります」と来たら、それに続いて

「ですから、いかなる批判を受けてもしかたありません」
とか
「ですから、いかなる処罰にも甘んじます。申し訳ございませでした」

などと続くはずだ。
自分の責任を認め、非を認め、至らなさを認め、すまなかったと謝罪し、処罰を受けるといい、、
要するに「責任をとる」という言語行為なのだ。

ところが、安倍にとっては、「私に責任があります」と事実を述べたまでのこと。
その先の行為がないのである。

そしていつしか、これで罪が消えるという儀式となってしまっているのである。
つまり、責任を取らないと言っている、ということなのである。

不処罰のおまじないみたいなものだ。
麻生の地位に恋々率方程式と同じ。

この儀式をすませば、あの河井案里の笑みみたいなものだ。

よっしゃー!これですんだ。(それとも、「ははは、ちょろいもんよ」)

この党内刺客の経験を通じて安倍が知ったのは
この岸田という男は総理大臣になるためなら
どんな屈辱でも耐え忍ぶ
ということだったかもしれない。

こいつは「令和の時代は岸田さん」とかなんとか言っておけば
どこまでも俺についてくる。
そう安倍は思った?

となると首相の座は岸田に譲って
背後から岸田を操る院政を敷くつもりなのか。

しかし新しい情報では検察が意外と河井案里を議員辞職に追い詰める動きに出そうだというのだが
私は実際にそうならないうちは信じない。

そして「結果として」4期目という「新しい判断」も十分ありうると見ている。
そのためにも河井夫妻の議員辞職は食い止めなくてはいけないのではないだろうか。
この買収で当選が無効になるのなら、「桜を見る会」という大掛かりな買収が不問に付されるわけがなく、
総裁選の当選も無効に、となってしまうかもしれないのだから。




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