ニッポンよ今こそイランとアメリカの橋渡しせよ「派兵」はやめて [戦争をする国 日本]
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米軍、イラクでイラン革命防衛隊の
ソレイマニ司令官を殺害 (1月3日)
大統領選挙の年を迎えたアメリカだが、再選狙うトランプは北朝鮮との外交も進展しない、
国内でも大統領弾劾訴追で追い詰められてゆく。そんな中、米軍がイラクで
イスラム教シーア派の武装勢力を攻撃、それに抗議する人々が暴徒となってアメリカ大使館を襲撃。
ついにトランプは空爆を命じ、イラクにいたイランの革命防衛隊の大物司令官(イランの英雄)
ソレイマニを殺害したのだった。
私がやりました
自分が追い込まれるだけでは?
さあ、そのトランプのカモイヌ・安倍はどうなる?自衛隊は?
それ今に始まる。。
報復の連鎖:
12月27日 イラク北部の米軍に何者かがロケット攻撃 米国人1人死亡 米兵数人負傷
アメリカはこれをKH(カタイブ・ヒズボラ=イランに支援されるイラクのシーア派武装勢力)
の攻撃と断定し拠点を空爆 (12月29日)
アメリカはイランに攻撃をやめ「イラク主権」を重んじなければさらなる「自衛措置」に出ると言うが、
イラクは(イラクがである)アメリカを「イラク主権の侵害」と言う。
US says attacks 'successful' but Iraq says move against Iran-backed Kataib Hezbollah group
'violation of sovereignty'.
US targets pro-Iran militia bases in Iraq, Syria raids @AJENews https://aje.io/5fctj
イラン寄りのシーア派グループはバグダッドのアメリカ大使館を襲撃(12月31日)
「イランは高いツケを払うだろう。良いお年を!」とドナルド・トランプのふざけた年賀状。
....Iran will be held fully responsible for lives lost, or damage incurred, at any of our facilities. They will pay a very BIG PRICE! This is not a Warning, it is a Threat. Happy New Year!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) December 31, 2019
ソレイマニ死亡(1月3日)
トランプ「行動をとったのは戦争を止めるため。始めるためではない」
米軍の増派3,500人をイラクへ(現在5,000人)
「アメリカに死を!」
「イランが報復したら、アメリカはさらに52箇所を攻撃!」(トランプ)1月5日
首相動静(1月3日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200103-00000028-jij-pol
この日安倍は昭恵私人とホテルで昼飯食ったあと「忠臣蔵」の映画を観て
「大いに楽しませてもらい」帰宅という一日。
....targeted 52 Iranian sites (representing the 52 American hostages taken by Iran many years ago), some at a very high level & important to Iran & the Iranian culture, and those targets, and Iran itself, WILL BE HIT VERY FAST AND VERY HARD. The USA wants no more threats!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 4, 2020
ツイートで激しくイランを挑発するトランプ。なんと愚かなことだ。まさに狂気だ。
これでまた多くの血が流される。
トランプのツイートに続く「愛国的」返信の数々の愚かさよ。
これだけ相手をけしかけ、追い詰め、「激しく叩く」(トランプ)なら、テロが待っているだけだ。
こんな連中に世界の一体誰が付いて行く?!
安倍晋三と美しい我が日本だ!!
わわわ、世界のど真ん中じゃん。
NHKの岩田明子が言うように安倍が「アメリカとイランの橋渡し」というのなら、
今こそ橋渡しをして、自制を訴え、平和を説かねばならない。
安倍の言う「世界の真ん中で輝く」晴れの舞台ではないか。
それとも、この機をみすみす逸して、日本をテロの矢面に晒すのか?!
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それいまに始まる
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タイミングが悪すぎる。自衛隊は「護衛艦」(英語ではdestroyer=駆逐艦)1隻を2月に派遣して
「調査・研究」に当たると閣議決定(2019.12.26)したばかり
(ジブチで海賊対策にあたっているP3C哨戒機も1機が1月中に活動開始)。
これを日本がいくらアメリカなどの有志連合とは別の「独自」の行動と言っても
悪の帝国アメリカの手下であるのは明々白々。中東に出かけて行ってイスラム勢力の恨みを買う。
怖いシナリオである。彼らを追い詰めた結果、世界でテロが増えているというのに。
大統領選挙を控え、さらには大統領弾劾訴追の圧力の前に、いよいよご乱心かトランプ。
イランへの挑発が止まらない。イランあるいはイランの息の掛かった勢力が反応するだろう。
イスラム教徒のウイグル人を迫害しているもう一つの悪の帝国、中国の習近平はこの春、
国賓として迎えて天皇と握手。
東京五輪でテロをやってくださいと言っているのか安倍晋三。
そしてそのとき「やった!」とばかりに膝を叩くのか?!
いざ、改憲で国防軍創設だと言って。
正月に皇居に全国から集まった7万人の盛んに打ち振られる日の丸の小旗を見ていると、
五輪では旭日旗をたなびかせて天皇万歳、安倍晋三万歳、改憲万歳
となってしまうような不気味さも感じてしまう。
(『鳴りやまぬ天皇陛下万歳に怖さ不気味さ』 https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2019-11-10 )
国破れて参賀あり?
しかし、原発をやられたら日本は終わりだ。
日本は国として平和を実践すべし。憲法に書いてあるだけではあまり意味をなさない。
ましてやそれと反対の行動をとっては話にもならない。
振り返れば911のNYで3,000人が殺され、それに対してアフガニスタンとイラクへの軍事攻撃
という選択をしたジョージ・ブッシュ、それ以来、アメリカは何十万人と殺してゆき、
シリアやリビアにまで戦乱は拡大。その中からISが生まれ(生み出したのはアメリカが作り出した状況
でもあれば、アメリカそのものがISの創設に関わっていた(『ISイスラム国 伸長の陰に米英の関与』 )。
その結果、イスラム教シーア派のイランの影響力が拡大。ロシアも。反比例してアメリカは地盤沈下。
それいまに始まるぞよとみんなして膝叩いてる狂った世界
国際紛争の解決の手段として武力を用いないと謳う日本国憲法を「みっともない、いじましい憲法」
と公言する(憲法順守違反)の安倍晋三を総理大臣に頂く日本。
戦争放棄、戦力放棄の9条は宝の持ち腐れである。しかし9条をたてにアメリカにたてついたら
日本の首相は、交代させられるか、下手すると殺されるか??
だから外交で中堅国家をたくさん味方につけなくてはいけないのに
(核兵器禁止条約を推進しているような国々を)、どんどん敵を作っていくばかり。
伝統的に日本に好意的なイスラム圏の国々の間にも。。
< オバマは再選のためにイランを攻撃する > などとかつて攻撃していたトランプだったが、
それはまさに自分のことだった。。
自分がそうだから、他の人間も同じだろうと考えたかトランプ。
オバマなら「あなたとは違うんです」と言う?
しかし案外、トランプと同じなのが安倍だ。
改憲のため自民党総裁再選(~麻生の記事)を狙ってるところ
国内の窮地(桜を見る会、などなどなど)から目をそらしたいところ
そして自分を追い詰めるところも。。
General Qassem Soleimani has killed or badly wounded thousands of Americans over an extended period of time, and was plotting to kill many more...but got caught! He was directly and indirectly responsible for the death of millions of people, including the recent large number....
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 3, 2020
トランプがリツイートしているアメリカ人たちのツイート読んでいると、
復讐の連鎖がまた続くとしか思えない。
しかし今度は日本を巻き添えにしてだ。
なぜって、日本が自分からすすんで巻き添えになろうとしているからだ。
テロへ武力で報復する道を選んだブッシュの間違いにまた舞い戻って行く。
その動きに真っ先に尻尾を振ってついていった小泉純一郎の間違いに
(『気がつけばいずこも暴走 暴走トランプ 暴走安倍 暴走半島』)。
そして今度は改憲に突き進もうという安倍晋三なのだから、もっと大きな間違いだ。
ブッシュの時はオサマビンラディンに大目に見られた日本だが、
標的リストから日本を外さないまま彼は死んだ。
武力に頼れば頼るほど犠牲や歪みが広がることをいい加減気づくべし。
クリントンも弾劾を避けようとイラクを攻撃した。
トランプは弾劾をかわすのと再選の両方をかけての戦争。
安倍にしても改憲が悲願、戦後レジームを終え国防軍をという夢を追っている上に、
国内で(桜を見る会などなどなど)追い詰められている。
戦争は望むところかも知れぬが、それは地獄への道。
年初のインタビューで色紙に「新しい時代を切り拓く」などと書いた安倍だが、
とんでもない時代を切り拓くもんだ。
そして「その先」には下手すると何も残らないかもしれない。。。
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