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神廟にさしてくのうもなくいたり家康霊とブログこうしん [日記]

久能山というのは家康が駿府で死に(1616)、自らの遺言によって埋葬された場所だ。
元々は久能寺という寺があったところだが武田信玄が城を築いた。
そこへ家康の息子、二代将軍秀忠が神社を建て、久能山東照宮となった。

久能山東照宮.JPG金ぴか極彩色

駿府城は久能山の真西にあたり、その線を伸ばすと生地である(4月に訪れた)岡崎城、さらに伸ばすと
天皇のいる京都に至る。亡くなった家康は、朝廷から「東照大権現」の神号を賜った。
一方、久能山と富士山(不死の山)を結ぶ線の延長上に位置するように建てられたのが日光東照宮である。

その日光東照宮は江戸の真北に位置し、その線を伸ばすと北辰(北極星)。
家康は不動の位置にいて、世界は家康の周りを巡る。
その位置から「八洲の鎮守」たろうとした。
日本の平和の守り神という趣向である。

久能山というと人を寄せ付けぬ懸崖で霊界との境のようなイメージがあり、いつか来たいと思っていたが、
静岡駅北口の静鉄バス11番のりばから日本平までのバスとロープーウエイを乗り継いで約50分。
あっという間にたどり着いた。観光客で賑わっている。ここは俗界か?

日本平を日本平と命名したのは日本主義の徳富蘇峰だが、日本武尊の東征神話にちなんでいるに違いない。

フェイスブックの友達1:日本平と言いながら平らではない?

のら猫:東照宮が建つ前は城だった時代もあるのがうなづける一帯の懸崖です。

友達2:ラグビーワールドカップもここで開かれるのでは?

のら猫:そのようです。バスの中でアイルランドのおじさんと話してました。私のリュックが
たまたまラグビー日本チームのロゴ入りなので(2年前だかにもらった)。日本のこと絶賛してました。

友達2:日本の何がそんなに受けるんですかね? イギリスと戦争したから?

のら猫:アイルランドならむしろ韓国・朝鮮に共感するでしょう。君主を頂く隣の国に植民地にされ
併合された苦い歴史がありますから。

彼らが感激したのはスタジアムの反応。自分らがスタジアムに入ると拍手で迎えてくれるとか
日本人が敵味方に関係なくいいプレーに声援送るとか、そういったことに好感を抱いたようです。


東京から1時間の静岡駅からさらに1時間足らずで、さしたる久能もないのだが、
それまでの人生は、けっこう苦悩もあった。


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一番上まで行くと、遺体の収められた廟があった。
しばし家康の霊と交信。
「神廟」


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