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丸山穂高が議員辞職なら安倍政権は総辞職しないとどうしようもなくないですか? [戦争をする国 日本]

渋谷の街も廃墟に?.jpg

「戦争で島を取り返すことには賛成ですか、反対ですか」
「戦争しないとどうしようもなくないですか」

北方四島ビザなし交流で元島民の男性に対してこう語った丸山穂高衆議院議員。

その丸山議員に立憲民主党や維新など野党6党派が
「(発言は)国是である平和主義に反し、国際問題にも発展しかねない」などとして
17日に議員辞職勧告決議案を衆院に共同提出
https://mainichi.jp/articles/20190520/k00/00m/010/025000c

と言うのだが「国是である平和主義」のくだりに私は首をかしげてしまう。
「国是である平和主義」は、安倍政権の解釈改憲や安保法制や攻撃型軍備の増強、最新型兵器の爆買い、
武器輸出を成長戦略としたり敵地攻撃論、圧力一辺倒の外交姿勢、新基地建設、米軍との一体化などなどなど
によって蔑ろにされ、踏みにじられ、事実上過去のものとなってしまっている
(ほぼ=「かつて国是であった平和主義」)。

丸山穂高が議員辞職なら
安倍政権は総辞職しないとどうしようもなくないですか?

安倍政権は、諸外国に対し国是たる平和主義を前面に打ち出すわけでもなく、
善隣外交や軍縮外交を主導するわけでもなく、国民の敵愾心を煽り、
ひたすら平和憲法の弱体化、空洞化を進めており、その一つの到達点たる憲法改正すら追い求めている。

安倍政権こそ「国是である平和主義に反し」戦争「にも発展しかねない」のであり、
この発言で丸山議員が「国是である平和主義に反し、国際問題にも発展しかねない」
などとして辞職を迫られるのであれば、安倍政権も総辞職にならなければ筋が通らない。

自民が丸山の議員辞職勧告に加わらないのは、そこが怖いからに違いない。
つまり、丸山が悪いとはそんなに思っていないということでもある。

丸山は、戦争を禁じる憲法を持つ日本の議員として、このような発言は、確かに議員辞職に価する。
であれば、それだけで終わって安倍政権が総辞職しなければ、まったく釣り合いがとれないと思う次第である。


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「辞めると前例になりかねない」「絶対に辞めるわけにいかない」(丸山穂高)
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【前進前例】(ぜんしんぜんれい)〜新語百番勝負
勇気を以て前に進み全身全霊で良き前例を作ること。

【用例】
ここは丸山議員「辞めると悪い前例になりかねない」などと言わず前進前例で歴史に足跡を残してほしい。

丸山議員「絶対に辞めるわけにはいかない」
日テレNEWS24
http://www.news24.jp/articles/2019/05/20/04438632.html



発言で議員がやめさせられるのは言論の府として由々しき事態と言う丸山議員だが、
言論の府であればこそ、発言が発言なら、辞めさせられることだって充分あるであろう。

不法に領土を占拠してきたロシアに謝罪するのはおかしいとも言うが、謝罪はそのことに関してではなく、
議員の<戦争するっきゃない?>発言:「戦争しないと、どうしようもなくないですか?」

絶対に辞めるわけにはいかないと言うが、確かに、丸山議員がこれで辞めさせられるのなら、
安倍政権など総辞職もの。そのことを薄々感じてのことだろう。安倍政権は戦争を煽るばかりか
戦争につながる政策をとり続けて日本という国のあり方を根本から大きく改め、
その一つの到達点である改憲にすら突き進もうとしているのだから

「内閣が総辞職しないとどうしようもなくないですか」

となるのだ。

「戦争で島を取り返すことには賛成ですか、反対ですか」
「戦争しないとどうしようもないじゃないですか」

は酒に酔っての発言だった丸山穂高衆議院議員。

「戦争しないとどうしようもなくないですか」 
丸山穂高議員 元島民との主なやりとり?- 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190514/k00/00m/010/170000c

実は丸山議員、以前にも酔って通りがかりの男と喧嘩して噛み付き、
禁酒を誓っていた。


「猛省と自重」の証として禁酒宣誓書を党幹事長へ提出し

「議員在職中において公私一切酒を口に致しません。32にもなって汗顔の至りでございますが、
 未だ至らぬ自らを刻苦精励してまいります」(2016年1月16日)




フェイスブックにこう↑書いたら、これは何だ?漢文か?中国語か?なんのつもりだ?意味不明?
こんなことして何になる、、など、非難を浴びてしまった。

後半に並べたのは、先の戦争における日本の標語の類。いつか来た道と言いたかったのだ。
皆さん、特に若い方々には分かってもらえなかったようだ。

「鬼畜米英」「贅沢は敵だ」「欲しがりません勝つまでは」「一億火の玉」「心頭滅却」「尽忠報国」「教育勅語」「神州不滅」「八紘一宇」「億兆一心」「神風」「竹槍」「一億玉砕」「玉音放送」「一億総懺悔」

しかし、これらの言葉を日本人が忘れてしまっているのなら、戦争から教訓を今ひとつよく学んでいない
ということだ。

のら猫のこの↓記事の後半に戦時中の標語を集めているので興味のある人は参考にされたし。
https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2018-08-16

安倍晋三や稲田朋美の発言からとったものもある。
「私とプーチン大統領で終止符を打つ」(安倍総理)
「国を守るには血を流す覚悟が必要」 (稲田元防衛相)

「前例逸脱」というのは丸山穂高の議員辞職に慎重な一部の連中が自民党内で言っていること。
https://digital.asahi.com/articles/ASM5H5DNWM5HUTFK00Z.html

いずれにせよ、戦争で北方領土を取り戻すなどとバカなことを言ってはいけない。
そもそもロシアに太刀打ちできるわけがない。大勢の人を殺され、逆に領土を取られるのがおち。
いや次の戦争のあとの日本なんて欲しがる国があるだろうか。
日本はこの狭い国土に原子炉50何基も抱えて戦争するのだ。
ロシアと戦ったあとの日本はさぞ放射能にまみれていることだろう。

ロシア軍はチェチェン戦争以後しばらく大規模な作戦しておらず最先端の軍備を試していなかったところへ、
シリアに介入したことで実戦で実証済みの一段と高度な最先端の軍備になっている。

丸山議員はほんとにアホ丸出し、どこまであ穂高か。日本をチェチェンの首都グロズヌイとか
シリアの町のように瓦礫の山にしたいのか。日本なら放射能にまみれた瓦礫の山になるはずだ。
戦争なんかおっぱじめた日には北方領土取り返すどころかコテンパンにやられて
逆に北海道までとられてしまう。それが一つ。

ロシアはシリア内戦に介入した (2015)
 シリア内戦1.jpg
シリア内戦2.jpg
ロシア軍の攻撃で壊滅したチェチェンの首都グロズヌイ (1994-96)
グロズヌイ.jpg

渋谷の街もこうなってしまう、、



二つ目に、そもそも日本は戦争は悲惨なものということが骨身にしみて
もう二度とやるものではないと心に決めてそのような憲法を掲げているというのに、
その国是、その憲法を前面に押し出して平和の外交、実践を説くならまだしも、
紛争を解決する手段として戦争はいたしませんと誓った憲法のもと
その憲法にしばられて政治をやっているはずの日本の国会議員が
戦争やるしかないのではなどと持ち出すとはどこまでアホだか。

しかし維新の議員は国会でこの好戦姿勢。もちろんシラフである。



安倍首相「サイバー攻撃受けただけで武力行使可能」
“戦争できる国家”へ
https://lite-ra.com/2019/05/post-4723.html

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にっちもさっちもいかなくなってきた日本

ここから抜け出すにはまず安倍政権を1日も早く引きずり下ろすところから始めなくてはならない

にっちもさっちもいかないというのは
戦争に突き進むかという危うい状況ということ
かと言って今さら平和を説くだけでは手遅れか
進退極まっている?
ということである

対話の時は終わった、圧力を圧力を
ただ圧力を、最大限の圧力をと各国に求め
北朝鮮への人道援助の動きには難癖をつけ
北朝鮮と国交のある国には断交までを求めていた日本。

『安倍さんが軍事行動とるならば全面支持と米子の市長』
https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2018-11-23
誰が戦争をやりたがっているのか(4)「対話は無に帰した」
https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2017-09-21

ロシアは日本のこのような態度は他国にとっては
開戦の事由たりえるとまで言っていた。
『経済制裁は大量破壊兵器である』
https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2018-01-21
トランプにハシゴ外されなお懲りず「圧力圧力」異次元の人 
https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2018-01-14

そこへ今度は国会議員が「戦争するしかないではないか」と言い始めた。
日本は専守防衛を事実上もうかなぐり捨てている。
実際に攻撃されなくてもその気配を察知したら
こちらから攻撃をしかけてもいい
などとも言い始めている。

サイバー攻撃にも反撃

まじかよ
お互い開戦間近よ

ではこの状況、平和を口にするだけで拡大を抑えられるのか
9条をひたすら唱え
自衛隊は専守防衛で災害救助部隊や国際協力部隊
アメリカ軍には引き取ってもらって平和だ平和だ
と口で言えば丸く収まるのか
というとそう生易しいものでもない
どころか
もっけの幸いとロシアも北海道あたりを取りにくるかもしれない
その「事由」を日本が与えてしまっているのだから

日本には「平和憲法」があり「9条」があるけれども
あるだけで、その理念を推進する行動を積極的にとってこなかった
ばかりか、いまではそれに真っ向から反する行動、政策の国
となってしまっている

いまさら平和と言い始めるだけではあまり相手にされそうもない

かつて日本が平和を口にするとき
そこには重みがあった
耳を傾けてもらえた
自ら招いた戦争の惨禍にまみれて反省し二度と戦争をすまいと誓った国
その発言には重みがあった
戦争の悲惨さを代償にして得たいわば「平和のカリスマ」であった

しかし「平和憲法」を頂くだけで行動が伴っていなかった
ことあるごとに国是たる平和を訴え平和外交や軍縮の先頭を走っていたら
その「平和のカリスマ」は輝きを増し
誰もそんな日本には手出しができなかったに違いない
行動を怠ってきたのだ

日本はそのカリスマ性を安倍らのおかげですっかり使い果たしてしまった
アメリカのカモでアメリカのイヌ
アメリカのカモイヌである安倍によって

国破れて軍産があり(2)
https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2017-11-08



このメモは今年2月、映画を観て感想を求められ書いたもの。
丸山発言のことで記事を書きつつ思い出した。

「国が平和を輸出し、反核平和外交を進めている」からコスタリカには平和のガリスマ性が
備わっていると思うのだ。だから他の国はこの軍隊のない国に手出しができない。

そこが日本と違うところ。日本には「平和憲法」があるけど、平和を推進する行動を怠り、
あったはずの「平和のカリスマ」も失ってしまった。。

安倍政権を1日も早く引き摺り下ろして、日本は平和の行動(平和外交や軍縮)を取り始めるところから
始めなくては。護憲を口で唱えるだけでなく。

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