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「安倍一族」(森号外)きなこ餅の巻 [安倍一族]


川内博史 議員(立憲民主党)が14日の国会で「きなこ餅」の話を紹介した。



きなこもち.jpgきなこ餅

その人らは口の周りにきな粉をたくさんくっつけたまま、まだ言っている:

「何が起こったのか徹底的に調査し、事実に基づき真摯に丁寧に説明します」
「私の指示を受け取った人は一人もいない、ということが明確になりました」
「八田座長が一点の曇りもないと言っておられる」「官邸の影響は一切なし」
「二度と起きないようにする責任を私は全うしたい。膿を出し切る覚悟です」
「2015年4月2日の官邸会合に関し記録はありません。再調査はいたしません」

川内議員の質問は、丁重な言葉遣いでとぼけたように緩いテンポなのだが、鋭い。
(質疑全編はこちら:https://youtu.be/UIshdD6Wf3E

柳瀬秘書官と加計学園、2013年6月のバーベキュー・パーティー
官邸での面談、2015年4月2日

先週は柳瀬唯夫元総理秘書官が参考人として国会で証言。2015年4月2日午後に官邸で加計学園関係者、愛媛県・今治市関係者と面談したと言う(当日の午前は上記の藤原氏が会っている)。愛媛県職員の残した記録にある「首相案件」の言葉を発したことはなく、会合に関して総理からの指示はなく、総理への報告も、記録も一切ないという柳瀬氏の証言だった(去年より記憶が却って蘇っている!)。

川内議員は柳瀬氏と加計学園がどのようにつながったのか、安倍氏の紹介ではないのかと質問。そして官邸での会合の記録が文科省や農水省にあるはずだからもっと徹底した調査をと要求。

安倍首相は、自分が紹介したのではない(別荘のパーティで引き合わせておいて!)、調査はすでに行い、何も記録がないことが分かった、戦略特区プロセスへの影響も一切ないとしてさらなる調査要求を執拗にはねのけた。

安倍首相は指示も出していれば柳瀬秘書官から報告も受け取っていたが白ばっくれている、と考えるのがいちばん自然だろう。証拠は隠滅したか、証拠を残さないために口頭で確認しあったか。あるいは柳瀬氏が飲み込みが早くて、いちいち指図せずとも自分でなんでもできるということだったのか。

首相は2015年4月2日に関するメモは文科省、農林水産省で調べたが残っていなかった、作っていなかった、という答弁。しかし、これはすべての職員のフォルダーを調べたわけではない。質問に立った川内議員が職員全員のすべてのファイル、フォルダーを対象とするて徹底調査をやってくれといくら言っても、安倍は頑として受け付けない。もう調査は済んだ、資料は残されていない、と抵抗しまくり。

しかしこれで引き下がるわけにはいかない。これまでも、ないと言っていたものがあとになってぞろぞろ出てきているからだ。そんな先例もあれば、「息を吐くように嘘をつく」安倍首相から、調査はすみました、何もありません、プロセスは一点の曇りもないと言われ(議事録を削除したり、情報開示は黒塗りずくしのくせして)はい、分かりましたと引きさがれるわけがない!

これほど首相が抵抗するのは、4月2日の会合に関してよほど知られたくないことがあるに違いない。首相は必死だ。重要な会合でないとも繰り返し何度も言っている。つまり重要だったと言うことだろう!

川内:加計学園、愛媛県、今治市の関係者が柳瀬総理秘書官と官邸で会うこと、総理は事前に承知していたのでは?
安倍:承知しておりませんでした。
川内:となると柳瀬さんが国家戦略特区の担当であったと言うことをなぜ加計学園の人たち知ることができたという疑問が出てくるわけです。
2013年、河口湖畔、首相の別荘で5月5日のバーベキュー、6日のゴルフ、その場で総理から加計学園関係者に柳瀬さんを国家戦略特区担当、規制改革担当だからと柳瀬氏を紹介したのか?
それとも昭恵夫人か今井秘書官の紹介?
誰かがつながないと、柳瀬秘書官が国家戦略担当だということを加計側は知りようがない。その辺の事情を聞かせてください。

安倍:たいへん多くの方、20名以上の方が参加し、出入りもいろいいろある。秘書官、ご家族、お子さん、にぎやか。仕事の会合ではない。基本的にいつもの私のパーティーのやり方、いちいち、人を紹介しませんから、お互い楽しくやってください、というふうにやっている。たまたま隣に座った同士が仲良くやる。私のやり方、私は紹介はしないというやり方。だから私も妻も人の紹介はしないということ。今井秘書官も紹介はしていないということを確認した。

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「安倍一族」
「安倍首相が指示を出す」こともなく、自然発生的に

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湖畔の「アーベキュー」

首相は仕事の会合ではなかったと言うが、それは加計・獣医学部プロジェクトのための「安倍一族」の顔合わせだったはずだ。

「参加者の紹介はしていない。たまたま隣どおしになった人たちで仲良くやる」家族ぐるみの和気藹々のパーティーであり、問題ないかのような口ぶりの安倍首相だが、その場で、柳瀬唯夫秘書官も萩生田光一官房副長官も加計孝太郎氏と顔を合わせているのだから、人と人を引き合わせる仕事がらみの集まりであることは否定しようがないではないか。

それは「加計ありき」をひとり歩きさせるための集まり。安倍首相につらなる勢力「安倍一族」のバーベキュー、「アーベキュー」だったのだ。



「安倍一族」は何かこう自然発生的にできてきた

自分が人を紹介したわけではない、と安倍首相。だが、紹介してない、仲介してない、取り持っていないといくら首相言おうが、このパーティーに家族を含め二十人だかを呼んだということで、とりもなおさずこれら参加者たちの仲を取り持っているのだ。
参加者同士で自己紹介がおのずと始まるだろうし。

主語なきプロジェクト

私や妻が紹介したことはない。このことはモリカケなど一連の出来事を特徴づける「主語のなさ」の原型でもある。
すなわち「安倍首相が指示を出す」こともなく、自然発生的にどこからともなく風が吹く、と言おうか、忖度が起きると言おうか、暗黙のうちに、どこの誰がどうすると言うこともなく、「最高レベル」の「ご意向」が伝わる。
誰かが指示を出して事を起こすのではない。事が起きるのである。
安倍政権を特徴づける「主語なきプロジェクト」「主語なきスキャンダル」。
それは嘘と誤魔化しと責任逃れの体制でもある。
安倍流全体主義の萌芽でもある。

平気で嘘をつく人たち

いくら首相が参加者の紹介をしないからといって、パーティーでは皆硬く口を閉じていたわけでもあるまい。
お互い押し黙ってもくもくと焼きそばを食べ、缶ビールをあおっていただけとは考えがたい。

その場面を勝手に想像するのだが、お互いすぐそばで焼きそば食って缶ビール飲んで、最後までお互い誰か分からずじまい、どんな事情でそこにいるか分からずじまいででパーティーを終えたと言い張るのなら、例えばこんな展開だったというのか:

萩生田光一(自民副幹事長・当時):え?加計学園の加計さん?私はたまたま千葉科学大学(加計学園)の客員教授にしてもらい、落選中は助かりました。いえ、総理が世話をしてくださったとか言うのではなくて、私の独自のルートです。2009年から2012年にかけてですが、今も名誉客員教授なんです。
加計孝太郎:へー、そうだったのですか。何という奇遇でしょう。うちの息子・悟が千葉科学大学では2006年に企画室の参与をしておりました。
萩生田:そうですか。息子さんのご専門は?
加計:獣医学科を出ていまして、今は加計学園の倉敷芸術科学大学で生命動物科学を教えています。
萩生田:ほう。
萩生田:総理とはどういうお知り合いで?
加計:あ、焼きそばが出来上がったようですね。

てなふうになって、結局、萩生田氏はたまたま加計孝太郎氏と同席したものの、それ以上は話ができず、2017年まで安倍との関係については知らずじまいだった、とでも言うのだろうか!?

というのも去年2017年6月、国会で福島瑞穂議員に「首相と加計氏が腹心の友であることは承知していたか」と質問され
こう答えているからだ。

萩生田:最近さかんに報道されるので承知している。
福島:この件(加計学園問題)が明らかになるまで腹心の友だと知らなかったのか。
萩生田:もともと腹心の友と確認したこともないし、承知もしていない。

富士の安倍邸で一緒にビールを飲んでいる2013年の写真がバレたのはそのあとのことだった。

萩生田の宿 ♪

首相と加計氏との関係は 4年前の3ショット 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170621/k00/00m/040/130000c

福島:首相は萩生田副長官と加計学園の獣医学部新設について話したことはあるか。
首相:私はこの問題について、個別の事案について指示をしたことは一切ないというのがすべてだ。基本的にこの問題について話したことはない。
福島:加計氏と食事をしたり、ゴルフをしたり、別荘に行ったり、政府専用機に乗せたりしたときにこの話題が議論になったことはないか。
首相:政府専用機には、同行した経済関係者、企業家、および学校関係者に乗っていただいた。友人として乗せたわけではない。
首相:さまざまな機会にいろんなことをお話しするが、会食では他にも人がいるわけだから、そういう仕事の陳情のようなことは一回もなかった。

首相「批判、真摯に受け止めたい」 加計問題集中審議:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASK6J3V7YK6JUTFK008.html

加計学園関係者の官邸訪問に関しては吉川泰弘氏が「記憶にありません」。
よくもまあこんなウソを平気でつけるものだ。これが今の獣医学部長!
『獣医学部長けっこうおおもの』
『隠蔽性記憶障害』

みんな口のまわりはきな粉だらけ

2013年のバーベキューが安倍の言う「仕事がらみでない」はずがない。顔ぶれから言って加計学園に獣医学部を設置させるためのバーベキューと言ってもいいほどだ。
さしずめ「加計ありき立ち上げパーティー」。「安倍一族」立ち上げバーベキュー。
アーベキュー」。

というのもこのパーティに集まった人たちはその後、加計学園のために奔走するのだから。
たとえ具体的な指示や報告の痕跡は残らずとも、意向がちらついたり、風が吹いたり、忖度が行われ。
皆さん、きな粉を口のまわりにずっとくっつたままなじゃないか。

膿はひどいな大きいな ♪
「悉皆的な調査を」しっかりと

川内博史:柳瀬答弁のことを愛媛県の中村知事は、真実ではない、極論すると嘘とまで言って反論。疑惑が深まる答弁だったと。(…)これ(2015年4月2日)はなんの会合だった?公務員である総理秘書官が、加計学園、自治体の関係者を呼んで官邸で会合。(…)
安倍:柳瀬さんがが呼んだんじゃなくて、アポが入って受けた会合。そう述べている。アポが入って、会った。重大な会合として招集したのではない。そうだろうと思う。話を聞いてくださいね、だったので、話を聞いた。そんな会合。(…)
川内:重要な会合ではなかったように言われるが、国民的には重要な会合ではなかったのか。なぜなら愛媛メモに「首相案件」とある。政府的には一般的な説明をしたというが、この言葉は実は重大な意味を持つのではないか。それが国民の疑問。だから4月2日の会合で何が話し合われたのか、政府はしっかり説明しなくてはならないというふうに思う。そこには文科省、農林水産省から当時出向していた内閣官房、内閣参事官もいた。柳瀬氏が呼んだ、呼んで同席させたと言っている。参事官が同席していたという事実を認めるか?
林文科相(風邪をめされたようで鼻声。真っ昼間から裸になってりゃそうだろ):4月2日とされる会合、明確な記憶はないが、同席していたのだろうだろうと確認。
齋藤農水相:4月2日の会合、出席していたのかと官房から指示があったので確認。記憶は定かではないが、4月2日、求めに応じて出席したと記憶している。農水省のヒアリングの結果、記憶では出席したのだろう、ということ。
川内:官房からの求めで調査。同席したと思う。記憶している。重要なのは内閣官房からの求めということ。しかし総理がこの会合を認めないと前に進まない。特に文科省から出向している参事官は、獣医学部の設置に関し本省との連絡という役目を期待されての出向。おそらくこの会合のあと本省に報告をしているはず。文書がないか調査をしたというが、記録を見たことがあるという者、報告を受けたことがあるという者だけを調べている。悉皆的な調査をして政府として事実を確定する必要があると思わないか?
安倍:事実を確認していく必要はある。2014年9月9日の段階で、民間有識者が改革優先項目として獣医学部の新設を提案している。その段階で会議の方向としては優先することとなった。私が議長をしている会議の。その過程の中においてどういうことが行われていたか。民間議員の皆さんは、柳瀬さんからこういうことがあったらよろしくたのむということは一切ないし、私からの指示を受けた人は1人もいないこともすでに明らかになっているとおり。この会合はおそらくあったのであろうということで皆さん話をしている。私もそういう風に聞いて、そういうふうに承知しているわけである。やりとりを見ているから。しかしそのやりとりについては、影響していなかったということは民間議員が明らかにしているわけであり、何が、これが影響しているということではまったくないということ。同時に4月2日の会合、私が否定しようという気持ちはまったくないし、私が確定のしようがないということ。記憶でたどっていくしかないと、おっしゃったとおりだが、参事官の方も4月の面談については同席した、明確な日付については記憶はなかったということだが、同席していたのだろうということ。柳瀬秘書官も参考人質疑で4月頃と言っており、それ以上に私から確定的に言いようがない。先般も柳瀬秘書官も記憶をたどりながら正確に、なるべく正確に答えようと、その前後で別の形で加計学園関係者と会っているので多少の混同は起きるかもしれないが、その中で正確に答えようと誠実にしているんだと思う。それがこれまでの調査で明らかになっているとしか私からは言えない。
川内:文科、農水省の調査にはまだ不十分な点がある。覚えていると言う人のメイル、ファイル、共有、個人フォルダーしか調べていない。すべての人のフォルダーとか記録を確認する必要がある。記憶より記録。安倍さんがもういちどよく調査せよと言ってほしい。本省へ報告を書いていることが想定されるから。総理は事実確定できないと言うのだから、まず政府として事実を確定させるためにもう一度、文科省、農水省に調査の指示を出してほしい。
安倍:誤解があると思う。私は否定しているわけではない。心証を言うことはできる。心証ではおそらくそうだったのだろうと思う。総理大臣として認定しろというからには確たる証拠がなければできない。おそらくそうであろうと心証のもとでこれまでも答弁してきた。だからこれまで以上の調査は意味がないのではないか(だからこそ意味がある!)。参事官2人がすでにそう答えている。それがすべてなんだろうと思う。

そもそもこの会合が影響を全く与えていないと座長を含め民間議員の皆さんが言っておられるとおりだと思う。
川内:重要な会合ではなかったという主張は、政府の主張(=言い分)として承る。しかし、一方で客観的な記録はないのかというと、客観的なものがない。そこが本件のいちばんの問題。心証としては自分も4月2日に会合があったのだろうと思うということだが、記憶だとそうなんだろうなあで終わってしまう。記録を調べてください。政府の最高責任者として事実を確定できる人がいない。客観的なものがないので確定できない、言いようがないというのなら、文科省、農水省にもう一度、調査できていない部分があるのであれば、もう一度悉皆的なものをと。記録が出て来ると思う。総理しか言えない。この間、文科省、農水省にいくら頼んでもやってくれない。お願いしますよ。
安倍:しかし、確定したことによってどうなるということでもない。そもそもこれについては、この面会がまったく影響を与えていないと八田座長を始めみなさんが明確にあのときも参考人で言っている。皆さんは質問されませんでしたが(委員長:「静粛にお願いします」)すいませんちょっと(「総理答弁中ですから静粛にしてください」)皆さんは質問されませんでしたが、与党の質問に八田座長は民間議員としてこのプロセスに一点の曇りもないし、柳瀬さんを含め働きかけもなかったということを明確に発言をしている(=言い分にすぎない*のら猫注)

そしてそもそも、そもそも、行政を歪めたと言われていたが、獣医学部は20倍近い倍率になっている。多くの学校が定員割れする中において、そういう多くの学生の希望の道を閉じていたということは、私は行政が歪められてきたんだろうと思う。その歪められた行政を正したんだろうと私は思うわけだ。そういう中において、そういう中において、いわば八田座長も「一点の曇りもなかったと」と申し上げているわけであるし、4月2日の会合もなかったと申し上げているわけではなくて、あったのだろうと私も思う。ただそれを明確に示すものはなかった(=首相も認めた根拠のなさ)というこであり、文科相も農水省にもすでに指示を出して先ほどお答えをさせていただいたということであろうと思う。

川内:しつこくて申し訳ないが、再度申し上げる。文科相、農水省の調査には不十分な部分、調査していない部分がある。だからこそ、総理も膿を出し切るとおっしゃっているので。4月2日の会合が、県と市は公務としての会合、県や市は報告書がある。出張報告書がある。国家公務員だけが報告書作っていないということはありえない。忘れているけど上げているはず。それをもういっぺん調査しろと言ってください。それだけのこと。なんでなんですか、総理。それを言ってくださいよ。お願いしますよ。
安倍:あのね。いや、これはすでに、面談についてはメモ一切作成していないと農林水産省もすでに調査結果を出しておりますし、文科省自体も明確な記憶はないが、同席したのではないかと思うということであり、3年前の話であり明確に覚えていない、ということであり、面会の内容に関するメモ等は作っていないと思うし、残ってもいない、とこう答えているわけであり、そういう調査は今までしているということを言っているのだ。
川内:膿を出し切ると総理はおっしゃったんだから。膿を出し切る方向できちんと行動いただくようお願いして終わらせていただく。

安倍は調査拒否の姿勢。膿を必死にかばっている!そりゃそうだ。膿の親だもん。

膿はひどいな大きいな

一点の曇りもないどころか闇

もっとちゃんと調べろと繰り返し迫る川内議員。しかし首相は必死に抵抗。
二言目には八田、八田とはったりをかます。
というのも、一点の曇りどころか、暗黒であると言う証拠ならあるからだ。
一点の曇りもない透明性の確保されたプロセス」という言い分のほうは、根拠がない。
ただの言い分なのだ。ただそう言っているだけなのである。

首相は答弁で八田座長が「明確に述べた」と言いながら、一方で「明確に示すものがなかった」と言って、根拠がないことも認めてしまっている。川内議員は「主張として承る」と言ったが、それは根拠なき主張であり、ただの言い分なのだ。私が上に「ハッタリ」と書いたのはそのこと。確たる根拠もなく、情報を隠蔽したまま、「一点の曇りもない」「働きかけはなかった」「影響はなかった」「私の指示を受け取ったものはひとりもいない」と言い続ける。主張というにはそれを裏付ける事実、根拠がない。だからそれらは安倍氏らの主張ですらなく、ほとんどおまじないのようなものだ。

このワーキンググループの会合に加計学園の関係者が例外的に出席していたことがわかった。
しかし議事録から加計学園の発言は削除された。議事録の改竄だ。
それを八田座長は「事後調整」と呼んだのだ。

情報の開示を求めると、出て来る資料はどのページも真っ黒に塗りつぶされている。
そしてそれを「一点の曇りもないプロセス」と呼んでいるのだ。
いくら安倍氏らがその文句を呪文のようにとなえようと
疑念が払拭されるどころか、これでは疑念はいよいよ深まり、確信へとなっていくだけだ。

さらなる証人喚問を

疑念を払拭したいのであれば、資料の墨を剥がすこと。
そして中村知事や加計孝太郎氏を国会に呼ぶことだ。

核心:加計ありき、贈収賄


しかし、首相にそれはできまい。文科省や農水省の再調査も、文書が出てきたらまずい。
いずれも、首相らが最初から加計学園の獣医学部設置で行くことを決めていたこと、
すなわち「加計ありき」が、便宜の供与が、いよいよもって白日に晒されてしまいかねないからだ。

そしてきっと、首相の言う2017年1月20日より前から
首相が加計学園の特区申請の意向をとっくに知っていたことが。
そしてそれを知りつつその間、加計学園からは饗応を受けていた。
となればこれすなわち贈収賄。まさにここが核心。
そして夫人も即興で「私人」に仕立て上げたものの下手すると
「みなし公務員」として裁きの対象となろう。
それには守屋防衛次官夫人という先例もある。

「安倍一族」

ここまで多くの人を自分の嘘の輪「安倍一族」に巻き込み、「一族」に嘘をつかせ、 ここまでものごとを歪め、ここまで事実を暗黒の闇に葬ろうとしておいて、その当人らが 「歪みを正した」、「一点の曇りもない」、「膿を出し切る」、というのだから盗っ人たけだけしいにもほどがある

バーベキューは、仕事抜きで、人の紹介はしなかったと言うが、
「安倍一族」の決起集会、「アーベキュー」だった。
デザートにはみんなしていわゆる「きなこ餅」を食べたのだ。

事実に基づき丁寧に説明するという安倍語を使いながら(意味は真逆。「膿を出し切る」がそうであるように)、あいまいな記憶に基づき乱暴な議論。
証人喚問や参考人招致も拒絶し、調査を拒否し、彼らはいま事実の解明に必死に抵抗している。
口のまわりにたっぷりきな粉つけたまま。




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「ブログ更新しました♪」
 今日のブログ更新

柳瀬元首相秘書官の国会招致 タモリも巻き込んだ「記憶と記録」論争で安倍官邸が敗北
AERA dot. (アエラドット)
https://dot.asahi.com/dot/2018051000053.html

「総理と加計理事長が、どういうお話をしていたかわからない」と、安倍首相と加計理事長との間で交わされた会話について自らはあずかり知らない立場にいたことを重ねて強調した。

蓮舫:最初の面会は3月24日と聞いているんですが、なぜ加計学園関係者と会ったんでしょうか?
柳瀬:アポイントの申し入れがあって、今度上京するのでお会いしたいと。
蓮舫:具体的な案件がわからないけれど、上京したのでお会いしたい。つまり首相秘書官である柳瀬さんと学園関係者はそれくらい密接な関係ということでしょうか。
柳瀬:元々総理の別荘のバーベキューでお会いし、面識はありましたので…
蓮舫:加計関係者とバーベキューでお会いし、どなたから紹介されたんですか。
柳瀬:総理は河口湖の別荘でご親族やご友人を集めてバーベキューをよくやっておられました。ご紹介いただくとかそういう場ではございません。何十人も人がいる中でお会いしたというわけで、特に誰かに紹介されたわけではございません。
蓮舫:全く紹介されていなくて、何十人も人がいる中で、お会いをした。その人から連絡がきて、案件もわからないでお会いをする間柄なんですか?さらに3月24日の面会で、あなたから加計学園に「国家戦略特区でいこう」と助言していませんか。
柳瀬:記憶がクリアではありませんけど、3月の最初にお会いしたときも構造改革特区で何度もやっているけれどうまくいかないという話がありまして、その時にもう国家戦略特区制度をスタートしていましたし、安倍政権として大事な柱でございましたので、えぇ、その時に国家戦略特区の話になったと思います。

長妻昭議員(立民):愛媛県職員や加計学園関係者と面会した際の記録は?
柳瀬:メモは取っておりません。
長妻:安倍首相への報告は?
柳瀬:いちいち報告したことはない

議場から「エーッ」の声。


*萩生田光一

NHK『クロ現』が加計問題で総理圧力の決定的証拠を報道!
萩生田副長官が「総理は30年4月開学とおしりを切っている」
リテラ
http://lite-ra.com/2017/06/post-3259.html

首相の勧めで国政へ 「大胆」発言で物議 萩生田氏とは
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASK6N5R2BK6NUTIL042.html

加計問題 萩生田氏「知らない」と言うけど… 自身ブログに3氏写真
2017年6月22日 朝刊
  

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡り、
文部科学省幹部に対して、萩生田(はぎうだ)光一官房副長官が加計学園の早期開学を求めたと受け取れる文書が見つかった問題。
萩生田氏は文書の内容を否定し、首相と加計孝太郎理事長が「腹心の友」であると最近まで知らなかったと明言している。
しかし、自身のブログに首相、加計氏との「スリーショット」写真を掲載するなど、学園との密接な関係は際立っている。 (金杉貴雄)

萩生田氏「知らない」と言うけど… 自身ブログに3氏写真:政治
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201706/CK2017062202000125.html

 萩生田氏は十六日の参院予算委員会で、首相が加計氏を「どんなことでも打ち明け相談できる仲」という「腹心の友」と呼んでいることを知っていたか問われ、「報道でそう形容されていると知った。確認も承知もしていない」と答えた。
 ただ、萩生田氏は二〇一三年五月十日付のブログで、缶ビールを片手に首相、加計氏と休暇を楽しむ写真を掲載した。ブログに書き込んだ説明によると、山梨県内の首相の別荘でバーベキューをした際の一コマとみられる。
 萩生田氏自身、学園との関係は深い。〇九年の衆院選で落選した翌年から返り咲く一二年まで、学園が運営する千葉科学大学(千葉県銚子市)の客員教授に迎えられ、月額十万円の報酬を得ていたことを明らかにしている。自民党議員は「議員報酬が得られない落選時に安定収入を得られるのは非常にありがたい存在だ」と指摘する。
 国会答弁で萩生田氏は、学園の客員教授となったのは首相からの紹介ではないとしている。
 萩生田氏は福田、麻生両政権の〇八~〇九年に文部科学政務官だった。福田政権で初めて、学園と協力する愛媛県今治市が当時の構造改革特区に獣医学部新設を提案した。萩生田氏と学園はこの時からの関係だったとの指摘がある。
 安倍内閣では、文科省出身で昨年九月まで内閣官房参与だった木曽功氏も千葉科学大学の学長に就任している。前川喜平前事務次官は、参与退任前の木曽氏から獣医学部容認を働きかけられたと証言している。

「安倍一族」の企み

https://twitter.com/sugi_moira/status/894827320313208832



加計学園もちなのに「官用車」と記入


長妻昭議員「ゴルフ代は誰が払ったのか」
柳瀬氏「自分は払っていない」

加計学園がゴルフ代や飲食代を払っていたら安倍は贈収賄。
そういえば、晋ちゃんと付き合うと金がかかってこまる、などと加計がこぼしているという週刊誌の記事もあった。さすが晋ちゃん、事がすいすい進む、と言っていたとも。
獣医学部申請を知っていたら贈収賄だ。だから「1月20日に初めて知った」なんだ。

贈収賄に発展も 安倍・加計「ゴルフ代」は誰が払ったのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228855
まさに『加計学園ブルース』に歌うとおりの展開ですな

「安倍首相が別荘で開いたバーベキューで学園関係者と知り合い、その後、面会の申し込みに直接応じ、関係省庁の担当者も同席させた」それでも「学園を特別扱いしたことは全くない」
「さらに不可解なのは、一連の経緯について「総理に報告したことも指示を受けたことも一切ない」と断言したこと」
「首相は、学園の獣医学部新設を知ったのは昨年1月20日だったと国会で答弁している。柳瀬氏が面会の事実を首相に伝えていたら、矛盾が生じてしまう。そうならないように、つじつまを合わせなければならない。そんな思惑から無理を重ねているのではないのか。」

「首相に報告した」と柳瀬氏が証言したら安倍は贈収賄になってしまうもんな。

(社説)柳瀬氏招致 「加計優遇」は明らかだ:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/DA3S13488050.html



「総理守るための説明」石破が柳瀬批判
http://5.tvasahi.jp/000127077?a=news&b=np

柳瀬唯夫氏の参考人招致 首相よりも守りたかった「モノ」
アエラドット
https://dot.asahi.com/aera/2018051400056.html

加計問題:無理が通れば道理も引っ込む いい加減にしろよ! 
ヒラメ経産官僚・柳瀬唯夫 “バラ色の未来”が待っている!
毎日新聞
https://mainichi.jp/sunday/articles/20180514/hrc/00m/010/001000d





一点の曇りもない、どころか、、


「一点の曇りもない」の八田のはったり。
議事録の改竄にあらず「事後調整」なり。


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