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麻生財務大臣の会見はまったく信用できない [安倍体制]


齟齬だらけの麻生財務大臣の12日の会見

進退極まってまだ進退考えていないと言うこのすさまじさ


財務省の森友学園との国有地取り引きに関する決裁文書の「書き換え」報告を受け、記者団の前に姿を現した麻生財務大臣は、当時の理財局長官「佐川の答弁との間に決算文書との齟齬があった、間違いがあったのではないかという誤解を招くというようなことで、佐川の答弁に合わせて書き換えた」と説明。それを繰り返す。佐川一人(と部下たち)にすべてをおっかぶせるつもりだ。

「決裁を得た行政文書について書き換えを行なうというようなことは、極めて由々しきことなんであって、誠に遺憾。私としても深くお詫びを申し上げる次第です」と冒頭にメモを読み上げた麻生大臣。

「じゃあ、そんなデタラメをやらかす佐川、今でも適材適所だったと思いますか?その具体的な根拠は?」私があの場にいたらそう聞きたかったね。あんたどこの誰?って凄まれるだろうけど(そんな場面が会見で実際にあった)。あ、いや、一介ののら猫です。でも大臣、詰みましたね。つい3日前の会見では「適材適所。今でもそう思っている」とおっしゃってたが、そうじゃなかったんですね。価格交渉してたのにしてなかったと国会で答弁するなんて大嘘付きじゃないですか、佐川って野郎は。そのうえ、その虚偽答弁と辻褄を合わせるために決裁文書を改竄して国会に開示?!とんでもない野郎でっせ。あなたの説明が正しければ、佐川は(文書にある事実と異なる)嘘をつき、そのあとさらにその嘘とつじつまを合わせるために文書を改竄させた。二重の嘘つき。あなたには、そんな野郎を「適材適所」だなんて言って国税庁長官に任命した重大な任命責任もあれば、そもそもこんな重大な書き換えが起きた時の所管大臣としての重大な責任もある。あなたの責任は幾重にも重い。文字通り進退極まってますよ。

さらには、就任会見もしないままの佐川国税庁長官を、市民団体から虚偽答弁などで提訴されても放置し、あまつさえ国会ではあいも変わらぬ空虚な「適材適所」の一言で擁護し続けた。それをもって「丁寧な説明」だと、さらに二重三重に国民を欺いてきた。ええい、神妙に致せ、そのほう、そもそも佐川が虚偽答弁したは政権に都合の悪い事実を隠蔽するためであり、それにしめし合わせた決裁文書の改竄、いずれも安倍晋三を守るためのことに相違ないな?!

ご自身の責任はどう考える?と聞かれてもちゃんと答えない。9日の会見でもそうだった。「こういったことが二度と起きないようにしなきゃいかん」てな話になる。

監督責任に関してはどう思ってる?「残念、残念、誠に残念で、誠に申し訳ないと思ってます」。責任あるともないとも、明確には言わない。

野党は進退も考えるべきと言っていますが?の質問には「私の進退については考えておりません」とだけ答える。

由々しき事態、しかし、ご自身の進退考えていない、つまり、責任をとるほどの事態とは受け止めてないということですか?と記者が食い下がると「私の進退については考えていませんと、いま、お答えした通りです」。としか答えない。

自分が財務大臣のときに書き換えが行われたということ…(と記者が大臣の責任のことを聞こうとすると)
麻生:1回に5回も6回も質問するんじゃなくてもっと分散してくんないかな。テレビ東京だけのインタビューじゃないんだろうから。

進退問題や責任問題で突っ込まれるのを明らかに嫌がっている。質問にまともに答えないので「責任なんか知ったこっちゃねえ」と言っているように思えてしまうが、要するに、麻生氏に限らず安倍氏らは自分の責任に関係してくる質問があると評論家モードというか第三者モードに切り替わる自動スイッチがあるようで、突然、人ごとのような口ぶりになって質問をはぐらかす。記者は自社に帰って録音再生して、あ、こいつ、質問に答えてないじゃん!なんて気づく世界なのか。もっと喰い下がれよ。「ということは大臣、自分には一切責任ないし、なんで俺がやめさせられにゃならんのだ?!とおっしゃっていると、こういう理解でよろしいですね?」とか。

記者の質問「書き換えは、政治家や政権への忖度が働いたと考えていますか?」おっ、核心に触れる質問。麻生大臣の答え「いえ、考えていません」。短くこれで終わり。これまたスガ論法。ばさりちん。ばさりと断定しあとは沈黙というやつ。根拠が一切ない。3日前の麻生の記者会見に関して解説した虚議空論だ。もっと喰い下がれよ。やめてしかるべきという具体的理由を列挙するんだよ。あのとき書いたように。そして畳み掛ける。これでも進退考えないという根拠は?自分をどう正当化されますか?とか。

(写真)関係してたら辞めます。

「妻が関係していたら辞めるという総理の発言があった。昭恵夫人の名前が削除されたのは総理を守るためだったのではないのか?」いよっ、これまた核心部分に触れる質問。麻生の答え「あー、全然関係ないと思います、その点。文脈からして」。うわっ、そんだけ?またまた短い。スガ論法。ばさりちん。(「文脈からして」が「関係ない」という命題を支える唯一の具体的な論拠という形だが、どの文脈がどうだから、昭恵夫人の名前の削除と安倍総理が国会で「妻が関係していたら辞める」という発言とどう関係ないというのか?一切説明なし。)

(写真)関係ない。文脈からして。

会見


政治家や政権への忖度が働いたと考えますか?「いえ、考えていません」

妻が関係していたら辞めるという総理の発言があった。昭恵夫人の名前が削除されたのは総理を守るためだったのでは? 「全然関係ないと思います、その点。文脈からして」

記者:変じゃないか?資料に合わせて答弁するならわかるが。
麻生:変だから処罰された。…それで佐川が減給の上、辞めるということになったと思いますが。(というのはおかしい。変なの(書き換えの事実)は11日知ったと言っているくせに、処罰を下したのは9日。9日の会見では大臣 <佐川は優秀で適材適所だけど、本人が混乱を招いた、丁寧さを欠いたので辞めたいというから辞めさせた>という意味のことを言っていた。
忖度と「関係していたら辞める」と処罰の矛盾点をもう少し考えたい。



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首相は夫人が関係していたら辞めるという言っていた。
そういう発言があったからこそ守るために削除したということでは?

麻生大臣:「あー、全然関係ないと思います。その点は。文脈からして」(うなずいて次の質問を促す)

これを虚議空論という。「全然関係ないと思います」という命題。「文脈からして」がこの命題を支える具体的な論拠というつもりらしいが、それは体裁だけであり、どの文脈がどうだから、昭恵夫人の名前の削除と安倍総理が国会で「妻が関係していたら辞める」という発言とどう関係ないというのか?一切、議論なし。

麻生大臣は、「書き換え」に政治家や政権への忖度はなかったかと聞かれ、「ないと思っている」と即答した。その根拠を聞かねばなるまい。というのも状況証拠からいうと、あったとしか思えないからである。首相夫人が関係している特殊な案件だからである。この人が関わるとことが進むというのは、いろいろなケースで分かっている(*)

間髪を入れず「忖度はなかった」と答える。しかもその一言で終わる。 その具体的な根拠は何なのか? 忖度なるものは人の心の中で起きることであるから、行為者当人に聞いて見ないことにはわからないはずである。例えば今の時代のテロ組織は、そのリーダーがいて、それに共鳴する末端のテロリストがいるとして、両者は必ずしも直接、間接に繋がって指示を出し、受け取る、という関係になくとも、テロリストは、その首謀者の考えに共鳴しているというだけで、このリーダーならこうしてほしいであろうと推し量って(忖度して)独自に行動を起こすだろう。そのテロリストが犯行に及んだ時、第三者はそこに忖度があったかどうかは、犯人に聞いてみないことにはわからない。あるいは犯人が残した日記かメモかメール、あるいは誰かに語ったことなど、なんらかの手がかりがないことには、分からないはずである。







呆痴国家 ナチナチ
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