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絶望の同盟 [核兵器]

奈落

滅びゆく日本よ。原子力との心中を思いとどまれ。
福島を見よ。もんじゅを見よ。東芝を見よ。
放射能にまみれ全国に散らばる瓦礫を。
たまり行くフレコンバッグを。
行き場のない廃棄物を。

安倍の言う「希望の同盟」は核兵器禁止条約を目指す動きに水を差し、
そっぽを向き、立ちふさがり、反対してきた。
そのどこに希望がある。
絶望の同盟だ。

戦争で原爆を落とされ、「平和のための原子力」で原発を押し付けられ、今なお核兵器の野望を植え付けられている。

国富を吸い上げ、子育てや教育や健康を削り、転落の道まっしぐら。
滅びゆく日本よ。原子力との心中を思いとどまれ。
福島を見よ。もんじゅを見よ。東芝を見よ。

この先はもう引き返せない奈落だ。


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安倍首相が真珠湾演説で強調した日米「希望の同盟」。
絶望しそうになっていたところを、私の2年前のフェイスブックの投稿をシェアして下さった方がおられ、
この「希望の同盟」が切り捨てていることを一つ思い出した。

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耳を傾けてくれる人がひとりでもいるなら
私は発信を続けようと思う。

異例の慰霊の安倍へ真珠湾口撃 異例から慰霊へ日本はまさに「狂気に該当」と米国国連大使 異例から慰霊へ 正気と狂気のはざまに勝機と商機を見る病気 異例から慰霊へ

⇒ 空から粉が降って来るのを見て雪だと思いました

⇒ ブラボーというアメリカのべらぼー 終わらぬ核被害マーシャル諸島

⇒ 今も続く核実験被害とICJ提訴


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日立・東芝の英原発建設を政府が支援1兆円。

フェイスブックが見れない人のために上の引用をつなげて貼り付けておきます:
2年前、こんな投稿してたのか。この裁判は結局成り立たなかった。アメリカなど核保有国からは相手にされず、支援し関与すべき日本も冷たかった。
安倍の真珠湾演説が欺瞞に満ちて空々しいのは、こんなところにもある。「希望の同盟」というが、命や平和を大切に思う人々から見れば絶望の同盟だ。
2014年12月29日 :

マーシャル諸島の裁判の成り行き 来年注目です
「国際司法裁判所で始めた裁判は、補償・賠償を求めてのものではありません。NPT核不拡散条約の6条に焦点を当てるものです。NPTの6条によれば、この条約に加盟している核兵器保有国は、早期に核軍縮の話し合いを始め、核軍縮の交渉を行わなければならないのです」(デ・ブルム外相)
日本は第5福竜丸の被曝は見舞金で政治決着。因果関係、アメリカの責任は問わず。一方で何百隻という漁船の被曝を隠蔽してきた。日本政府は今この裁判にどう向き合うのか。
そしてデ・ブルム外相の演説を聞くと、どうしてもフクシマを連想してしまう。彼はウィーンでこう言った。
「核実験の遺産は今も残っています。…場所によっては島全体が向こう何千年も居住不可能と宣言されています。それは…私たちが世界に届くだけの大きな声を上げなかったからです。こんなことが起きた、世界の他の誰も同じ目に遭わせたくない。そのような声を十分届けられなかったからです」
悲観的すぎると言われるかもしれないが、日本が原発を輸出して大事故になったら私たち日本人が同じような言葉を発するはめになるのではないのか:
<私たちが世界に届くだけの大きな声を上げなかったからです。こんなことが起きた、世界の他の誰も同じ目に遭わせたくない。そのような声を十分届けられなかったからです>
彼は最後にこうも言った。「この経験で一つだけ良いことがあるとすれば、それは私たちがこのことを世界に知らせ、世界の核廃絶に貢献することです」
それも原発にからめればこう言い直せる:
<フクシマの経験で一つだけ良いことがあるとすれば、それは私たちがこのことを世界に知らせ、世界の脱原発に貢献することです>
しかし、私たちが知らせるまでもなく、多くの国ですでに脱原発を始めている。

こんな投稿もしてたのか。シェアして頂いたので見つけた。
ウィーンの会議(核兵器の人道上の影響に関する国際会議)でのマーシャル諸島共和国デ・ブルム外相の演説。2年前。

2014年12月27日:

「フクシマが起きたとき「これからどうなる?」と聞かれこう答えました。「拒否、虚偽、機密」と。まず起きたことを否定する。次に、起きたことに関してウソをつく。そして、もうこれ以上ウソがつけないところまでくると、国家機密として隠すのです。…マーシャル諸島では1946年からずっと起きていることですが、その通りのことがフクシマでも起きています」
アメリカの核実験場となり今なお被害に苦しむマーシャル諸島
デ・ブルム外相の演説(全訳)より
日本語で再録シリーズ
核兵器の人道上の影響に関する国際会議(ウィ―ン12月6-9日)

中嶋 寛:介さん拡散ありがとう。でもこのデ・ブルム外相の演説、すばらしかったよ。マーシャル諸島は政府会議でも女性の学者が証言。それもすばらしかった。ひどいめに遭わされながら謙虚で崇高。心打たれる。
目先の経済的利益が国益だという観念にしがみついて原発まで輸出しようとする政治家がいる一方で、補償・賠償は求めず、人類のための訴えをする太平洋の小国の政治家がいる。格の違い。

2014年12月27日: 

「マーシャル諸島の人で、核実験の時代の影響が一切ないという人はいません。たいていは少なくとも1つか2つは被害を受けています。家族の誰かが健康を害しています。先天性の異常があったり、移住させられたり、医療を受けられなかったり、帰還できずに自分も家族も生活が困ったりしています。先祖の魂が眠る島に帰れないのです」
アメリカの核実験場となり今なお被害に苦しむマーシャル諸島
デ・ブルム外相

「希望の同盟」が見捨てているマーシャル諸島共和国:

日本語で再録シリーズ
核兵器の人道上の影響に関する国際会議(ウィ―ン12月6-9日)

歴史的名演説 核被害の酷さ マーシャル諸島外相
原発反対の人も必見! というか、原発推進派こそ必見!

アメリカの核実験場となり今なお被害に苦しむマーシャル諸島。
今年4月にICJ国際司法裁判所に核兵器保有国を提訴。
NPT核不拡散条約の6条にある軍縮義務を果たしていないという訴えだ。
この裁判はいろいろな意味で日本にとって人ごとではない。

南太平洋での核実験では日本の第五福竜丸が被曝した。
しかし実はほかに何百隻という日本の漁船が被曝していた。
今年は高知の高校の先生と広島の医師の調査により
かつての乗組員の歯の分析から被曝を証明している。
これらの被曝に関する日本政府の調査データも
アメリカの機密文書の公開で研究者が突き止めた。

日本の厚生省はデータは存在せずと長らくウソをついていた。
そこには、アメリカの核の傘に守られ、アメリカの推進した
原発(原子力の平和利用)のお先棒をかつぐ日本政府の姿がある。
国民をもあざむき、ひたすらアメリカに付いていく日本である。

補償を求めての裁判ではない、
< この狂気はいい加減終わりにしなくてはならない >
と世界の人々に訴えるための裁判だ、というその格調高い演説。
核被害に関する部分はそのまま日本の原発の状況にも当てはまる。

デ・ブルム外相はしみじみと語り、崇高で、実に感動的であった。
会場からは咳声すら上がらない。人々はじっとこの人の話に聞き入った。
この演説を、この人の存在を、マーシャル諸島という国の存在を、
是非とも多くの日本人、そして世界の人に知ってほしい。
稀に見る偉大な政治家だと思う。そんな人の歴史的な名演説であった。
2014年12月29日

ひとまずここまで(2016.12.29)


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