飛行機を落としておいて「感謝しろ!」机を叩く宗主国かな [戦争をする国 日本]
2004年に米軍ヘリが沖縄の大学に墜落、炎上したときも米軍の司令官だったか、米軍は感謝されるべきといった発言をした。住宅に堕ちないように巧みな誘導をした、それはいまオリンピック(2004アテネ)で活躍中の日本の体操選手にも比肩しうる見事な離れ業であり、称賛さるべき、と。 ↓ ↓ ↓ ↓
しかし、一般の日本人もメディアもそのことを問題視しなかったと記憶している。そんなことを繰り返しているからなめられるんだ。
その日のテレビのニュースの関心事はもっぱら他国選手のドーピング問題で日本のハンマー投げ室伏選手が金メダルに繰り上がるかどうかだった。そればかり冒頭からいやというほどやっていたのを覚えている。米軍関係者の発言はフラッシュニュース的扱いでほんの一言、ずっとあとのほうで出てきて、「これを最初にやれよ!」と思った記憶がある。
今回またこんなこと(感謝すべし)を言われたうえ、メディアは事故を「不時着」などと表現している。「不時着」か「墜落」か。どっちの言い方が適切か。米軍の調査結果が出るまでは、推定無罪とでもいうのか。旅客機が落ちたら、調査結果が出ないうちから「墜落」と表現してるけどな。米軍さんには特別の配慮か。
★墜落を不時着と呼ぶ お・も・い・や・り
マスコミは安倍政権にコントロールされ、その安倍政権はアメリカにコントロールされている。
日本人の中からも住宅地を避けた事は賞賛すべきと言う声が上がっているが、どこまで植民地根性に毒されている。国際大学墜落のときの体操選手のたとえと同じではないか。どこまで馬鹿にされたら気が済む。アメリカの黄色人種日本人に対する態度と欧州白人のNATO基地周辺の住民に対する態度の違いを知るべき。日米地位協定がいかに差別的従属的か。
感謝しろと言うのなら、せめてドイツにおいてと同じく国民の祝日には飛ぶな。夜間には飛ぶな。低空飛行の訓練はやめて、せめてイタリア並の高度を守れ。感謝うんぬんを言うのはそれからにしてほしい。
ほんでもって日本は自衛隊の基地を置いたジブチに対しては差別的な地位協定を押し付けている。強きにへつらい弱きをくじく、ああ美しき日本。
これでは列強と不平等条約を飲まされた日本が、さらに不平等な条約を朝鮮に押し付けたようなものではないか。アメリカが 二重基準なら日本は三重基準だ。
オスプレイの元分析官レックス・リボロ氏は琉球新報の取材に答え、機体が激しく損傷したのは、制御不能で墜落したということであり、米軍の言う「不時着」には当たらないとし、回転翼モードで補給できなかったのは「予期せざる欠陥」であり、今後同じような墜落が再発すると論評した。
リボロ氏はまた在沖米軍ニコルソン調整官の声明(「県民や乗務員を守るため意識的に浅瀬に着陸しようとした」)は「無意味でばかげている」「沖縄の人々と誠実に向き合うべき」とも語っている。
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