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この国の墓場は近いTPP ばかばかりいてはかばかしくなく [グローバル化]

 

「我が党は、我が党はですね、強行採決しようなんてしたこと、これまで一度たりとも、いいですか、一度たりとも、ありません。しかし、しかしですね、野党議員らが、継続審議を求めてですね、必死に抵抗してるのに、我々で、一方的に、審議を打ち切って、我々だけで採決する行為はですね、これは、まさに、まさに、きちんと、いつもやってること」↓↓ 

 ↓ ↓「あはは、予定では4日だよ」

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TPP法案 与野党攻防大詰め、与党側 4日に衆院通過の考え

TBS News  http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2904482.html

総括的集中質疑 

TPP承認案と関連法案を審議する衆院特別委員会 (27日)
での安倍総理を始めとする政府側の答弁には驚いた。

ただでさえ外国企業にとって実に虫の良すぎる内容のTPP、日本人をなめきった、日本政府の上に外国企業がのさばるような、重大な懸念だらけのTPP。『行き先の分からぬバスに乗せられて』に掲載した参考人質疑にあるように、TPPの協定文には、今後も再交渉でひどくなっていく可能性が盛り込んであり、行き先がどんだけひどい場所かも分からない(稲田朋美氏のかつての言葉を借りれば「日本文明の墓場」)というのに、安倍首相など、行き先が安心安全の場所、繁栄の場所とちゃんと分かっているかのように断言する。断言の羅列なのである。

根拠薄弱なる議論。説得力なき主張。それで押し切る。これ強弁である。審議が不十分なまま野党がそれをうけいれるからかなわない。かくも重大なる問題で。


下手すると行き先がどんなにひどい所か、本人も知ってるくせに。

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大丈夫でないのが分かっているのに、そうでないかのような断言を重ねるので、驚くのである。

市民社会を代表する参考人の質疑。『行き先の分からぬバスに乗せられて』に詳しく書き起したが、数々の重大な懸念が具体的に述べられた。TPPで食の安全は確保されなくなるという警告である(*)。

「拙速にTPPの承認案を採決すべきではない。」「しっかり議論を尽くした上で国の方針を決めてほしい」(山浦参考人)

「先進国も訴えられる。(…)累計600数十件もの事例には驚くような、こんなことでも国が訴えられるのかというケースがたくさんある。これは日本の危機ととらえてもいい。ぜひ十分皆さんもご審議いただきたい」(内田参考人)

あれほど釘をさされ、念を押されながら、4日にあっさり採択?!
一体、なんのための参考人質疑だったというのか。

「産業界の意見が反映され易い構造や論理になっており、消費者の要求は阻止される」と山浦参考人は懸念を表明したが、日本の政治そのものがすでにそうなっていることを証明した10月末からの安倍政権と国会の動きである。

「TPPで食品表示不変」 首相、食の安全を強調 東京新聞 2016.10.28


安倍総理:

「食品表示制度に何ら変更を及ぼさない」
「我が国の食の安全を脅かすルール、一切ない」
「安全でないものが一般家庭に届けられることは絶対にない」

なぜそれが言えるの?!

食料の安全供給を確保していく」と、自給率の向上に取り組んでいく方針を強調。
 食育を推進するなど国内対策を講じれば、「自給率はTPPによる影響を大きく受けるものではない(山本農林水産相)
「TPPの内容と国内法が整合性を保っていることを確認している。提訴されることはない(岸田外相)

言えないこと、知ってるくせに! から岸田め。

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TPP法案 与野党攻防大詰め、与党側 4日に衆院通過の考え TBS News
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2904482.html
以下、フェイスブックの「お友達」らとのやりとりから(一部編集)。

のら猫: 死に急ぐ日本。
友達1: 馬鹿の墓場か。
のら猫: 採決4日だそうです。はかばかしくありません。
友達2攻防といっても、野田元総理が民進党の幹事長になった時点で、野党の負けは決定。茶番です。アメリカが建前だとしてもTPP反対に傾いているのに、なぜ、日本はTPPに固執するのでしょう。TPPに参加していいことは何もない。
のら猫: 新たなる夜明け(というか日暮れというか闇夜)というか国家の上に地球規模企業が君臨する新しい世界秩序、ウェストファリアで主権国家体制、ナポレオン戦争で国民国家の誕生とすると、TPPで企業従属国家体制。世界史の新しい段階に突入。
友達2人類の近未来はユートピアかディストピアかという議論に結論が出そうな予感ですね。
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のら猫: 日本がアメリカの犬でない、巨大企業の僕でないというのなら、主権は国民にこそあるというのなら、もはやこれしかない! 選挙ですら国民は意思表示をしない羊なのだから。(写真は韓国の反大統領デモ。韓国は過去にもこうやって独裁的な指導者を葬った)。
友達2この世界を「闇」だと感じる人々が多ければ、「夜明け」を待ち望む人たちは立ち上がると思います。しかし、ベルベットの檻の中で安楽な生活を楽しむ人たちが多数だとしたら、民衆に留保された最後の権利さえも放棄するのでしょうね。
のら猫: 永遠の闇の可能性もある。今の世の中、民衆の意識を逸らす娯楽は多く、とんでもないことが進行しているのに、下らないテレビやらスポーツやらポケモンGOやら自撮りやらに打ち興じる馬や鹿があまりに多く…自分も時々ふとその一人かと感じることも少なくなく…。
友達3 先例から見て、公聴人の質疑を入れることが採決日程の合意であることは、安保法案をみても明らかです。こんな儀式的なことではなく、薬、農業、医療、年金等を含め、ISD条項との関連を情報公開を前提に、全体の構造と我々の生活にどのような影響をもたらすかを明確にする議論が必要です。
のら猫: 儀礼的!メディアすら詳しく報じない。文書化したのはここくらい?(笑)
 しかし儀礼的もいいとこ。篠原孝なんて、いいこと言うな、おもしろい人物だな、知識もちゃんとしているし、と発言の書き起しまでして(『行き先の分からぬバスに乗せられて』)裏切られた気分。これでは参考人たちが並べ立てた懸念、疑問、警告、一切無視ではありませんか。
 彼らが言っていたように、TPPの章のひとつひとつに関して部会を作ってもいいから詳しく審議して、600余りもあるISDSのこれまでの提訴のひとつひとつを見て行くくらいのことが必要でしょう。それを安倍のひと声「わが国の食品の安全を脅かすルールは一切無い」「食品表示制度に何ら変更を及ぼさない」「安全でないものが一般家庭に届けられることは絶対にない」で退ける!!「自給率はTPPによる影響を大きく受けるものではない」(農相)「TPPの内容と国内法が整合性を保っていることを確認している。提訴されることはない」(外相)。それで決着がつくのがどうしても納得いかない。
 反対派・慎重派は具体的に証拠・根拠を並べ立てて主張を裏付けるのに、安倍らは具体的な根拠を出さない。あるのは「一切」とか「何ら」とか「絶対」とかの安倍語のみ。これまで出されている根拠で、たとえば経済への影響見通しはまちがったモデルに基づいているという反対派の指摘があるが、それも反駁てきていない。タフツ大の予測執筆者は日本政府の予測、想定は「衝撃的なまでに楽観的。どこからそんな数字を引き出した。他のだれもそんなことは言っていない」と言っている。まさに日本の政治、笑劇的。

TPP法案、4日衆院通過へ 自民・民進が採決合意 
日経 2016.11.1  
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS01H1C_R01C16A1MM0000/

民進は民心しらず
失望と怒りあるのみ採決合意

友達4: アホ。絶望的。役立たず。
友達1: 次の選挙で惨敗、解党でしょう。
のら猫: 確かにこれでは消えるしかない政党。入れる意味がない。「民進党、民(あなた)と共に」なんて言ってるが、「自民と共に」のまちがいでしょう。
 年金削減法案も徹底抗戦とか言っているが、誰が信じるかって。
 参考人質疑、篠原孝議員は農業に詳しくていいこと言うし面白いしと思っていた。発言の書き起しまでしたのに、舌の根の乾かぬうちに自民と合意。あの参考人質疑はなんだったのか。国民をバカにするのもいい加減にしろ民進党。自民と合併して民眠党とでも党名変更しろ! 「みん、みん、みんなの民眠党 ♪ 」党歌つくったるわ。


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(*)安倍語が炸裂。「なんら」「一切ない」「絶対ない」
威勢はいいが、いずれも参考人の証言で否定されている。
安倍首相:「食品表示制度に何ら変更を及ぼさない」
しかし山浦参考人によると:
「実際には遺伝子組み換えの原料を使った食品が大量に出回っている。日本人は世界で一番遺伝子組み換え食品を食べている。いわば世界のモルモット。そういう中、消費者は厳しい遺伝子組み換えの表示を求めている。しかしTPPでこれができなくなりそう」
しかも遺伝子組み換えのものに関して日本の表示制度はすでに微量のものは表示しなくてよかったり分からないものは「不分別」という表示を認めていて、抜け穴になっている。TPPはその改善の道を塞ぐのだ。
内田参考人:「日本が遺伝子組み換えのゴミ捨て場のような状態になる(アメリカ人活動家の言葉)」
「アメリカで遺伝子組み換え作物が生産され始めたのがだいたい20年前。(…)この20年の間に様々な臨床の結果が出ていて、慢性的ないろんな疾患が増えているし、子供たちのアレルギーとか腸壁、腸の機能がおかしくなるといったことがあった。(…)食べ物がおかしいということをアメリカ市民はいま気づき始めていて、知る権利として表示義務を求めている」
安倍首相:「わが国の食品の安全を脅かすルールは一切無い」
「一切ない」どころか脅威だらけだ。参考人の発言からいくつか挙げよう。
内田参考人:「企業の発言力が一層強まって今後TPPの中身は変わっていく。TPPで食の安心安全が守られるとはとうてい思えない」
山浦参考人:「規制したい国ははっきりクロだと証明しないと規制できないという論理がTPPには散りばめられている」
「安全性評価にはどんどん遺伝子組み換え食品、遺伝子組み換え微生物、添加物といったものを認めていく方向があり、TPPが発効すると、そういった流れを加速していくのではないか」
「日本はいま92時間くらいかかっている通関を48時間にしろというのだから、ますます日本の食の安全が脅かされる」
安倍首相:「安全でないものが一般家庭に届けられることは絶対にない」
「絶対にない」とまで安倍首相は言うのだが、参考人は上に引用した以外にも食品の安全への脅威の例を挙げている。「絶対にない」などとはとうてい言えない、そんな言い方をするのは、この首相にあってはいつものことながら、無責任の極み:
●TPPでホルモン剤使用の牛肉輸入が急増する恐れ
●TPPで食品添加物の基準が緩められる恐れ
●TPPはリスク分析論に基づく。それは貿易優先の論理。貿易によって上がる利益と、死者が何%出るか、その死亡率が高いか低いかを比較し、いろいろ問題があるかもしれないけれども利益が拡大して国が豊かになるんだから貿易優先でいいんじゃないかとなる考え方。TPPでもそれが前面に出てくる。リスクは全部消費者がかぶる。
岸田外相:ISDSで日本が「提訴されることはない」
アメリカの巨大企業は先進国も提訴している。カナダやオーストラリア、ドイツも。「カナダ政府はNAFTAのあと今までに26件の訴訟を起こされ、うち25件がアメリカの投資家や企業による。恐るべき実態」(内田参考人)。日本だって当然標的だ。TPPのもとアメリカ企業は今後さらに要求を強めてくるはず。
それでも岸田外相が「提訴されることはない」と断言するということは??
アメリカ企業の要求をすべて飲むつもりということ?? そうしたら訴えられないが…。 CwGKfqOUAAE81n6.jpg
そもそも極端な秘密主義で交渉の中身を隠して(隠されて)おいて
膨大な協定文は意図的に曖昧で分かりにくく(しかも条文は日本語になると日本語の特性から修飾関係がど不明瞭な個所だらけとなるなど難解、しかも「超訳」だという)
そもそも首相が自分でも読んでない、理解もできていないものについて
(「超訳」の日本語文が英文全体(8,320頁)の3割強(2,328頁)しかなく、それすら読破していないだろうし、読んだ所で理解するのが大変・・)
何しろあの短いポツダム宣言をまだ「つまびらかに読んで」もいない人が
「絶対にない」だの「なんら及ぼさない」だの「一切無い」などと言えるわけない。
衝撃の笑劇。これは茶番だ。
 
⇒ 行き先の分からぬバスに乗せられて

振り返ればTPP惨禍への参加決めたの野田さんか。いつしかその彼が戻って来ている。選挙に勝てそうな感じがあまりしないのだ。

勝つつもりないのだろうか民進党野田佳彦が幹事長だよ


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