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想象以上の象の激減 [ゾウ]

想像以上の象の激減
空からの空前の調査で分かったこと
サバンナゾウは今わずか35万頭

像の激減.jpgCNN: お先真っ暗 アフリカの象

一方
アフリカ中部で密猟のつづくシンリンゾウは
2002年から2013年の間に65%減少した
象牙ほしさの乱獲は日本も他人事ではない

子供を産むのが遅く
増産には向かない象さん
であることもこのたび判明

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓




以上の象の激減
空からの空前の調査で分かった
サバンナゾウは今わずか35万頭


ヨーロッパがアフリカを植民地にし始める前は
2千万頭はいたと思われる。それが
1979年には130万頭にまで減っていた。

2007年から2014年のわずか7年で少なくとも30%減った。
減少分は数にして14万4千頭。

今の減少率は8%。
このままだとあと9年で半減。残るのは僅か17万5千頭だ。

(三か国は調査に参加せず:ナミビアは数字を提供しなかったし、南スーダンと中央アフリカ共和国は武力紛争のため調査を延期)



http://www.bbc.com/news/science-environment-37224947?ocid=socialflow_facebook&ns_mchannel=social&ns_campaign=bbcnews&ns_source=facebook

シンリンゾウは子供を産むのが遅く
増産には時間のかかる象さん
であることが判明

2002年から2013年の間に65%減少して絶滅まっしぐらのシンリンゾウだが、子供を産むのが遅い種であることが新たに分かった。初めての出産は23歳くらいのとき(サバンナゾウは12歳)。産む間隔も5~6年(サバンナゾウは3~4年)。

アフリカゾウには二つあって、シンリンゾウ(マルミミゾウとも呼ぶ)とサバンナゾウ。シンリンゾウはアフリカ中部に生息。密猟による減少が激しい(絶滅危惧種:絶滅危惧II類の「危急種」)。日本も三味線のバチという特殊な需要があり、その激減に大いに貢献しているバチ当りな国のはずだ。(登録制を採り違法材の流入はないという業界や政府の立場だが、実際は穴だらけの制度だとNGO関係者はいう)。シンリンゾウの象牙はやや赤みを帯びて堅い。最高級の三味線のバチが作れるという。しかもバチは消耗品。素材を供給し続ける必要がある。

シンリンゾウ、最近の調査で2002年から2013年の間に65%減少したとされる。2002年の数を取り戻すためには90年かかるとのこと。

密猟がたとえやんでも急には増産できない象さん。個体数の回復には時間がかかる。しかし密猟はやまない。シンリンゾウは、絶滅に向かっている。


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