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日本人だけど、撃たないでくれ [戦争をする国 日本]

「アメリカ史上最悪の大統領」ブッシュ(息子)

(ニューヨークタイムズに書評の出ている『ブッシュ』(Jean Edward Smith)には
 「彼が本当に最悪だったかどうか今後も長らく議論は続くだろうが」とあるが、
 私はとりあえずビール、じゃなかった、とりあえず最悪と言っておく)

「しかし、ブッシュの下したイラク侵攻(イラク戦争開戦)の決定は
 アメリカの大統領がこれまで対外的に下した最悪の決定。
 それは容易に判断がつく」

と『ブッシュ』の結語である。私もそう思う。



しかしこの国では総理大臣が今もって開戦が間違いだったとは言わない。
それどころか、外国では開戦の決定の検証まで行い、間違いがあったとの結論も出ているのに、
この国では検証さえ行なわれない。

「アメリカの大統領がこれまでに下した最悪の決定」を今なお支持する日本だ。

「日本人だ。撃たないでくれ」

と言うか?!

「日本人だけれども、撃たないでくれ」

なら、まだ辻褄が合う。

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↓ ↓ ↓ ↓

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当時その決定に真っ先についていった小泉純一郎(当時の日本の首相)。
アメリカにはどこまでもついて参りますと。

当時の川口順子外相もイラク開戦を日本が支持しないとイラクに
「間違ったシグナルを送ってしまう」などと
間違ったシグナルを送っていた。

ダッカの事件で「もう」日本人も安全ではないなどと
今頃になって書いている人がいるが、そう
だっか?
当時すでに、潜伏先から届くオサマ・ビン・ラディンの声明に
日本も標的として名指しされていた。

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しかし同時にそこでは日本はかつてアメリカから原爆を落とされ云々と、情状酌量めいたことも言われていた。
 

その後、安倍政権により日本はイスラエルとの協力関係の強化に邁進している。兵器の輸出も国策として進める方向に大転換だ。平和主義をかなぐりすてアメリカの戦争にどこまでもついていく憲法改正にまで突き進もうとしている。テロリストの堪忍袋が切れていても不思議はない。

上記、オサマ・ビン・ラディンの言った日本への「執行猶予」ももはやこれまでということになる。

「日本人だけれども撃たないでくれ。
 日本人だけれども、私は日本政府や安倍首相は支持していない。撃たないでくれ」


これからはこう言わなくてはならないのか。

テロに武力で対抗してもテロはなくならない。実際、テロとの戦争でテロは増えている。拡散している。日本人にテロを引き寄せ、日本にテロを引き込むような安倍政権はなんとしても終わりにしなくてはならない。

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