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オバマの追求を追及 [核兵器]

「核兵器のない世界を追求しなければならない」
(オバマ合衆国大統領 2016年5月27日 広島にて)

永久に「追求」し続けるつもりか。
達成のあてもなくつもりもなく。

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ほんと騙されちゃいけない。

この言葉の陰でオバマは空前の予算を核兵器の近代化に注ごうとしているのだ。
冷戦初期を除くと恐らく過去最大規模1兆ドルを30年がかりで。
核兵器からミサイルから潜水艦から爆撃機から全部更新していくつもり。

言ってることとやってることがまったく違うのがオバマと思っていい。

「核なき世界」が人を欺くお題目でないというのなら核軍縮を進めよ。
核保有国の核軍縮義務違反を訴えたマーシャル諸島共和国の国際司法裁判所提訴に正面から向き合え。
そもそもマーシャル諸島の核被害を認め謝罪し補償せよ。
http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2015-02-24
「ブラボーという名のべらぼー」


でもプラハ演説は感動的だった?
まさにノーベル平和賞?


あの演説をもう一度聞いてみるがいい。
オバマは核廃絶についてこう言っているのだ。

「私の生きている間はおそらく無理だろう」


そんなオバマに騙されるほうも騙されるほう。
先日の外相会議で広島に来たアメリカのケリー国務長官にしても
日本のメディアはずいぶん好意的に伝えていたが
アメリカではこう言っているのだ:

「核なき世界が実現するとしても、運が良くて数世紀先だ」

次期大統領の可能性のあるヒラリー・クリントンもこう言っている。

「向こう数世紀は無理」。

 

http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2015-06-02
「アメリカはしゃあしゃあと」

 

「追求する」 ときのう言ったのは安倍総理だった。 



「不断に追求する」というのだが、「しっかり」とか「着実」とは言っても、

いつまでに、どうやって、とは決して言わない。
「具体的に」とは言ってもそれが具体的に何なのか
一切言わない。

日本が毎年国連で提唱している「究極的核廃絶論」も、
「究極的」とは言っても、 いつまでに、どうやって、
に関しては「段階的」という以外
まったくの抽象論。

 

 

 

        

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