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傾聴に値する慶長地震の話 [原発・地震]

☆新たなる地震連鎖の始まりに熊本の揺れ次は何かい?
★いつどこで地震くるかも分からずに原発だらけ日本列島!

熊本大地震に「前例」
歴史学者・磯田道史氏
400年前の東日本大震災」のあと中央構造線断層帯の西端の熊本・八代でまず地震が起き、
大分・広島・愛媛・香川へと「中央構造線」を東に向かって次々と地震が連発した。

「熊本地震 は南海トラフ地震の前兆かもしれない」

 非常に「いやな位置」で発生

立命館大学高橋学教授
2020年東京オリンピックまでに、南海トラフ地震の発生が懸念される。

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  ↓↓↓↓

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熊本大地震は「前例」あった “17世紀と酷似する”地震パターンとは
歴史学者・磯田道史氏
https://dot.asahi.com/aera/2016050100004.html

要点:


震源が熊本から阿蘇、大分と北東方向に100キロを超えて広がっていった。
今から400年前、江戸時代初期の17世紀前半とかなり状況が似ている。

1611年 「慶長の三陸沖地震」(東北地方)

 東日本大震災と同じく東北沖の海溝型巨大地震。津波により死者多数。

1619年 八代(肥後)で大地震。八代の麦島城崩壊。

「卯の刻(午前6時)より大地震い 午の刻(正午)にいたり 城楼崩壊す」(熊本藩地誌「肥後国志」十四巻)。
「大地震動す 山鳴り谷応え」城の石垣や櫓が壊れ落ち「死傷するもの無数」、八代「たちまち荒陵と変ず」(浄信寺興起録)
(肥後は744年(天平時代)にも大地震。布田川と日奈久(ひなぐ)の2断層帯は数百年単位で激しく動いている)

「岡大地震御城中所々破損」(岡城の破損)(中川史料集=豊後 (大分県) 竹田・岡藩中川家)
(八代・麦島城の天守閣が崩壊した同じ日の同じ午の刻)

1625年 広島・愛媛・熊本・香川で地震が連発。

1月 広島で地震。「安芸広島城の石垣・塀・多聞など崩壊」(「自得公済美録」十七ノ下)
4月 愛媛で地震。
道後温泉「地震にて塞」がり「松山城主蒲生忠知命して湯神社に祈祷す」  (伊予温故録)
7月 肥後熊本で大地震。
「(旧暦6月)17日に揺れ始め、天守その他城内の建物が崩れ、瓦も飛んで骨組みの木材だけが残る。城中にいた50人ばかりが死んだ。火薬庫が地震で爆発し、跡形もなく吹き散らした」(丁巳雑録)
「本丸には庭がなく四方が高石垣。そのうえ、櫓・天守もなかなか危ない。許可を得て、地震屋(殿様の地震避難舎)を建てる庭を造らねば、本丸にはいられない」(熊本藩細川家「部分御旧記」)
11月 四国中国大地震。(香川県:「田宮物語」、「長尾町史」)

これを要するに:
「400年前の東日本大震災」の後、国内最大級の活断層「中央構造線断層帯」の西端の熊本・八代でまず地震が起き、
 大分・広島・愛媛・香川へと西日本の中央構造線を東に向かい次々と地震が連発した。

「熊本地震は南海トラフ地震の前兆かもしれない」専門家が警告
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48455
2016年04月16日(土)
高橋学 現代ビジネス
引っ越し先?:http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/340.html

立命館大学高橋学教授(現代ビジネス)記事要約:


2016年4月14日熊本県で震度7、M6.5の地震。内陸直下型地震。
非常に「いやな位置」。震源は阿蘇山のすぐふもとを走る布田川断層。
阿蘇山は、長野、静岡、愛知、和歌山から四国を突き抜け九州に至る巨大な断層の集中帯の上。
長野や静岡、四国、九州で、今回と同じような内陸直下地震が立て続けに起こる可能性。
その先に、南海トラフの巨大地震

2月12日以降、熊本で深さ10kmでM1.7~M2.7の地震。
4月1日、紀伊半島沖で東南海地震を彷彿させるM6.1の地震。
4月10日、兵庫県神戸市南東部の六甲断層系でM4.3とM3.5の地震。

エネルギーの流れ:
ユーラシアプレート(台湾-琉球諸島-西日本-中部日本-東日本の一部が位置)と
フィリピン海プレート(ユーラシアプレートの下にもぐり込んで圧縮)


第1段階:

内陸直下型地震。
1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災M7.2)などがこれ。
日本では5年に3回程度起きる地震。

第2段階:

ユーラシアプレートや北米プレートにあるマグマ溜まりが圧縮されて火山が噴火。
2009年から現在まで続く九州の火山口永良部島、桜島、阿蘇山などがこれ。

第3段階:

ユーラシアプレートや北米プレートが耐えかねて跳ね上がり
巨大なプレート型(海溝型)地震が発生。
その前に第1段階のように内陸直下型地震が起きることがある。
今回の熊本の地震は、おそらくこれ。


第4段階:

プレート間の摩擦が減少したため、
太平洋プレートやフィリピン海プレートが従来よりも数倍の速い速度で
北米プレートやユーラシアプレートの下にもぐり込み、
ふたつのことが引き起こされる:


4-1:もぐり込んだプレートが溶けてマグマとなり、火山の巨大噴火。
4-2: 沈み込むプレートの速度が速くなり過ぎて、
太平洋プレートやフィリピン海プレートがちぎれ(正断層)、
再び海底でアウターライズ型地震(再度、大きな地震が発生)。

*1

今回の熊本地震は第3段階の南海トラフ地震の「前奏曲的」な意味合いが強い。
2020年東京オリンピックまでに、南海トラフ地震の発生が懸念される状況。
南海トラフ地震の津波被害者を47~50万人と推計。
熊本地震は日本全体の「危機の前兆」と認識し、対策を講ずる必要がある。



*1
今回、もうひとつ気にかかるのは:

4月14日前後に、日本だけではなく、
●フィリピン海プレートとインド・オーストラリアプレート境のフィリピン海、
●太平洋プレートとインド・オーストラリアプレート境のバヌアツ、
●太平洋プレートと北米プレート境のカムチャッカ半島でも
大規模な地震が起きていること。


フィリピン海プレートの東側と北側に太平洋プレートがもぐり込んでいる。
これまであまり注目されてこなかったプレート同士ではある。

しかし、フィリピン海プレートの圧力を受けている桜島の噴火が
2009年頃から急増し2011年にピークに達したことや、
西之島新島が形成されたことなどをみると、
今後、これらのプレートの関係にも注目すべき。
首都直下型地震にとって極めて重要。
(以上:高橋学教授記事要約)

 ⇒ いよいよか 伊予灘 いやだな

 ⇒ まだ神風を信じる人たち

 ⇒ 来んちゃよか 松本文明の衝突

 ⇒ これだけの激震に激甚災害指定なし 現地視察なし

 ⇒ この国を滅ぼす気かな原発の 新増設を説くアホもおり

 ⇒ もしもー私がー鹿児島県知事だったらー♪  










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追記(2016年10月22日)



















鳥取県倉吉で1,494ガル。
熊本地震では1,580ガル(4/14)、1,362ガル(4/16)。
伊方原発は650ガルまでしか想定していない。
「千ガル、2千ガル以上もあり得るものとして想定せねば」
 (高知大学・岡村真特任教授。)
岩手内陸地震では4,000ガル超え。熊本も岩手も山体崩壊が起きた。












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