「第3、第4、第5のインティファーダを!」 [パレスチナ]
10月11日、イスラエル軍が、ガザを空爆した。
妊娠5ヶ月のパレスチナ人女性(27歳)と娘(2歳)が死亡。
「第3、第4、第5のインティファーダを!」
と遺族。ハマス軍事部門の訓練所から300メートルの民家。
写真(PCHRより)は娘抱きしめ泣き崩れる父親
イスラエル軍によるとガザから前日あったロケット弾攻撃に対する報復。
「ガザにあるハマスの兵器製造施設2カ所を攻撃した」としている。
パレスチナの暴力的事態、西岸地区でも続いているが、ガザ地区には9日に飛び火していた。
PCHR パレスチナ人権センターの記事要約と写真(10月9日):
イスラエル軍の作戦でパレスチナ人10死亡、187人負傷
(子供27人、医師1人、トルコ人ジャーナリスト1人含む)。
死者のうち7人はガザ地区。
ガザ地区とイスラエルとの境界近くでイスラエル軍はパレスチナ人のデモ隊に発砲。パレスチナ人たちは若者や子供ら数百人。西岸地区とエルサレムでイスラエル軍やユダヤ人入植者がパレスチナ人に対する攻撃を行なっていることに抗議してのデモだった。
これまでの48時間の間にイスラエル軍は東エルサレムとヘブロンでもパレスチナ人の市民3人を殺害。西岸地区全体で子供10人と医師1人を含む120人が負傷した。
イスラエル軍はガザ地区で過度の武力を行使。国際人道法の比例原則に違反している。パレスチナ人の多くが身体の上部を撃たれており、イスラエル軍が、自分たちの生命には重大な脅威となっていないにもかかわらずパレスチナ市民に対し最大限の死傷者を出す意図をもって攻撃したことを裏付けている。イスラエル軍の兵士たちはデモ隊からは遠く離れ、強固な防備の備わった軍事的拠点に駐留していた。
パレスチナの若者や子供数十人がガザ地区とイスラエルの境界に近づきイスラエル軍に石を投げたところ、イスラエル軍が発砲したもの。http://www.pchrgaza.org/portal/en/index.php…
以下イスラエル軍の発表:
「パレスチナ人の女、車の中で爆発物を起爆。
マアレ・アドゥミム近くの検問所。
警察官が軽いケガ」
10月10日
「ガザからのロケット弾、ホフ・アシュケロンからアイアンドームで迎撃。
負傷者や損害の報告なし」
「テロが全国的にイスラエル人の生命を脅かす状況が続く」
表は10月7日−10日の事件のまとめ(イスラエル軍)
以下もイスラエル軍の発表:
10月10日
「エルサレムでイスラエル人市民2人が刺されケガ。容疑者はその場で射殺」
10月9日
「アフラ・バス中央駅で女性テロリスト、警備員を刺そうとする。容疑者はその場で射殺」
「エルサレムでパレスチナ人、16歳のイスラエル市民を刺し、逮捕される」
「キリアット・アルバで警察官刺されケガ。武器を奪おうとした容疑者をその場で弱体化」
10月8日
「テルアヴィヴ中心街でイスラエル人4人が刺されケガ。容疑者はその場で射殺」
「エルサレムの駅で市民が刺され重傷。容疑者はその場で射殺」
10月7日
「エルサレム旧市街でイスラエル市民がパレスチナ人の女に 刺され、治療を受ける。女は弱体化」
「イスラエル軍の兵士刺され負傷。容疑者は兵士の武器を奪おうとしたが中和」
「パレスチナ人、ペタハ・ティクヴァでイスラエル市民を刺し怪我を負わせる。パレスチナ 人はその場で弱体化」
「エルサレムでテロ。1人死亡、4人負傷。犯人は弱体化」
「弱体化」「中和」とは[殺害」も含む。あるいは『殺す」の婉曲的表現。
7月31日「ラマラ近郊の家屋2棟に放火 パレスチナ人の子供1人が死亡
イスラエル軍、犯人を捜索中」
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1628228294106630&set=pcb.1628228827439910&type=3&theater
最近の関連記事:
⇒ 超法規 超蜂起
コメント 0