イスラエル軍、ベドウィン族の住宅等を破壊 [イスラエル]
イスラエル軍、東エルサレムのベドウィン(遊牧民)居住地区アル・クフデイラトで
住宅等を破壊。11世帯、子供69人を含むパレスチナ人94人が家を追われた(8月31日)
(PCHRパレスチナ人権センターの9月1日付けの記事)
PCHRによると:
イスラエル軍の軍用車の援護のもとイスラエル当局のブルドーザーによる住宅と家畜小屋の破壊が行なわれた。これは1993年のオスロ合意による「C地区」(イスラエルの全面的な管轄)に適用される強制的立ち退き政策の一貫。その目的はユダヤ人入植地の拡大。
PCHRはイスラエル軍によるこの住宅破壊をジュネーブ第3条約違反と考える。特に集団懲罰を禁じる第33条、および軍事的必要性により正当化できない広範で不当に乱暴な資産の破壊および収用を禁じる147条に違反するものであり、第1追加議定書85条により戦争犯罪となる重大な違反である。さらに経済的社会的文化的権利に関する国際規約に違反している。
PCHRは国際社会に対しイスラエルの犯罪を止める効果的な措置を直ちにとるように求め、ジュネーブ第4条約加盟国にはその146条に従って重大な条約違反を犯した者たちの責任を法的に問う義務を果たすように求めるものである。
上の写真は私が去年西岸地区を訪れたときに撮ったもの。場所はエリコの近く。
ベドウィン族はパレスチナ人の中の少数派。
イスラエルはベドウィンを排除しようとしているという説明をこのときも受けた。
下はユダヤ人入植地が建設されていく東エルサレムの郊外。
イスラエル軍、地域にひとつだけあったベドゥンの子供たちのための学校を撤去http://www.maannews.com/Content.aspx?id=770387
Israeli forces demolish sole school in Bedouin community
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