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人質の解放 あらゆる手を尽くすのか それとも・・ [中東]



2005年だったと思う。私はエール・フランスに乗っていた。機内でアナウンス。フランス人人質の解放を伝えるものだった。

機内にわいた歓声、拍手。抱き合う人たちもいた。
パリ市内では人質たちのポスターを見かけた。

フランスは個人主義の国と言われる。しかし、日本とはかなり違う、市民としての連帯意識がある。
日本では人質になった日本人へ非難の嵐が吹き荒れた。異国の地でNGOの地道な活動をし民衆の間に日本人への評価を高め、日本の真の国益に寄与してきた人たちに対してである。

我が美しき日本はいつしか「自己責任」の国となった。それはフランスの個人主義でもない。形を変えた国家主義だ。個人(切り捨て)主義。

いま日本政府があらゆる手を尽くして市民の命を救うと言うのなら、そう、あらゆる手を尽くすべきだ。仲介役を申し出た中田考氏、常岡浩介氏に一刻も早く安倍政権は仲介を託すべきだ。

命を救ういま一番の可能性はここにある。もうここにしかないのかもしれない。両氏ともイスラム教徒であり、日本がいま持つ唯一の強力なパイプ。イスラム法にのっとった救命の道に一旦彼らの手が届きそうだった。再びその道を探るしかないぎりぎりの段階だ。このまま手をこまぬき国民の命の切り捨てがあってはならない。


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