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裁かれぬ理不尽 かくも重き罪(2) [中東]

ラジ・スラーニ講演 京都大学 2014年10月13日 

質疑応答

:殺戮、破壊。攻撃の実態はイスラエルで伝えられているのか?

:非常に不思議でした。私は、ヘブライ語のメディアの中毒と言っていいほどイスラエルのメディアに浸っています。アラビア語メディアはほとんど見ないほど。自分はイスラエルと国際的なメディアが中心。

先ずこれははっきり言えることですが、この戦争に関してはパレスチナ側の話はほとんど一切取り上げられませんでした。もちろん、イスラエルのメディアは今回の戦争を強く支持しています。侵攻前も侵攻中も。すべて、戦争を支持していました。イスラエルの事情をよく知らない人もけっこういますが、まず軍の検閲があります。アミラ・ハースとかギデオン・レビといったジャーナリストもテレビに出られなかったり、記事が差し止めになったりするのです。彼らほどイスラエル内外で知られた人でも、記事を公表できなかったりする。

更に自己検閲なるものがあります。イスラエルにはシオニズムへの一定の忠誠心があって、国家や体制や軍への批判を控える傾向があります。だからテレビでパレスチナに関して映し出されるのは、非常に紋切り型の6つないし8つくらいの映像だけです。60あるイスラエルのテレビのチャンネルすべてがそうです。大きいのが2つあり、1つは公的な放送局、もう1つはそうではない。しかし、いずれも同じ映像を繰り返すだけ。戦争の1日目から51日目まで一貫して、いくつかの無意味な映像。ロバが荷車を引いている映像とか、ガザの貧しい人々の映像。現実を伝えるものは皆無。印刷媒体もラジオもテレビも、戦争の相手側を取り上げたものはありません。


:ガザを出るのは大変だったか。停戦後も、人々はガザを出入りできないのか?


:先ず国際法で「占領」とはどう定義されるかです。占領とは「市民の生活の実質的な支配」です。ですから外国の市民を実質的に支配する国は占領国ということになります。イスラエルは47年間の占領の中で、自分たちが占領国であると認めたことはありません。ただ1967年の43日間だけはそれを認めた。しかしそれも、あとになって間違いだったと言い始めました。領土の行政管理をしたのみ、とか、これは領土紛争の地だ、というようなことを言い始めたのです。だから占領に関する国際法は適用されないと言うのです。アメリカを含め全世界が、イスラエルはガザ地区とエルサレムを含む西岸地区とを占領していると言うのに、イスラエルは、紛争地、ないし、行政管理地だといいます。

オスロ合意は第1条で、ガザ地区とエルサレムを含む西岸地区が「1つの不可分の領土圏」であることを明確にしています。では、ガザの人々は西岸地区に行けるのか?西岸地区の人、エルサレムの人はガザに来れるのか?私は西岸地区には16年間行っていません。行くことが許されない。ガザの99.99%の人たちが行けない。西岸地区からガザに来れるのもごくごく少数。極めて幸運な人たち。おそらく数百人だろう。

イスラエル人はガザに来れるのか?来れません。私たちはイスラエルに行けるのか?行けません。私の仕事ではイスラエルの弁護士やパレスチナの同僚たち、人権弁護士、人権活動家らとの日々のやりとりが必要。私たちは何百件という訴えや、何百人、何千人というイスラエルで勾留中の依頼人を抱えています。しかし、直接会ってのやとりができない。ガザ地区と西岸地区の間で、人の行き来は許されない。これは、オスロ合意はおろかインティファーダ以前もそうでした。

この7年の間に、すごく不思議なことが起きています。イスラエルが2005年に、ガザの占領をやめたいということを言い始めました。撤退したいと言うのです。ガザ解放だと喜ぶ人もいました。イスラエルの入植者数千人と軍隊が撤退しました。しかし、ガザの空と海と地上の境界はイスラエルが支配し続けました。そしてその後、ガザ地区を封鎖すると言い始めたのです。先に話したような封鎖です。

封鎖というのは、たとえばこうです。ガザの住民にマカロニはいいかな?ケチャップはどうだろう?いや、それはやり過ぎだ。ケチャップは必要ない。アイスクリームはどうだろう?ヨーグルトは?ヨーグルトまででいいだろう。アイスクリームは必要ない。そういうことをイスラエルが決めるのです。

私たちは、イスラエルの高等裁判所に訴えました。こんなことが合法だろうかと判断を迫ったのです。占領国が、実質的に住民の生活を支配している。人々が何を食べるかまで決めている。どんな衣服を身に着けるかまでも。そんなことが許されるのか?と。これは人が惹き起こした最大級の災難です。これは戦争犯罪です。

裁判所がどんな判断を下したと思いますか?心配いりません。ガザの人が餓死することはありません。ダイエットです。カロリーの摂取量を計算しています。危険な一線を超えるようなら、ガザに入れる食糧の量を増やします。そういう判断だったのです。

病人が治療のためガザを出られるかどうかは彼らが決めるのであり、学生が勉強のためにガザを出られるかどうか、医薬品を入れるかどうか、彼らが決定権を持っているのであり、私たちはガザの出入りを自分たちで決めることを許されない。自分たちの飲み水すら浄化できない。下水の処理も許されない。セメントも入って来ず、愛する家族をきちんと葬るための墓石すら手に入らない時もありました。イスラエルは私たちの発電量までコントロールするのです。

(国際法によれば)占領では、市民の移動、人と物の移動の自由を保証しなくくてはならなりません。それがイスラエルによって完全に否定されているのです。

一部の人たちは、でもエジプトだってガザの人たちが外に出るのを止めているではないか、と言います。ラファから外に出られなくしている、と。でも、エジプトは私たちを占領しているわけではありません。ですから、エジプトには占領国としての法的な責任はありません。

かつてガザには空港もありました。しかし、完全に破壊されました。日本の資金、スペインやヨーロッパの資金で建てられたのに、破壊されました。そして、誰もそのことに関しては一言も言いませんでした。レーダーもあった、滑走路もあった、見事な建物もモロッコの援助。しかし何も残っていません。破壊されたのです。

ということで、200万人に、人と物の移動が完全に否定されています。私がガザを出るには、数週間かかることもあります。手続きに時間がかかるのです。あらゆるコネを使います。土井さんや岡先生も知っている通り、だいたいの場合、直前にならないと出られるかどうか分かりません。


:西岸地区の入植地拡大は国連憲章に違反していると思う。国連の力でイスラエルを罰することはできないのか?

:入植地はジュネーブ条約に照らし単純明快に戦争犯罪です。したがって入植者は戦争犯罪人。入植地と入植者がユニークなのは、それがイスラエル政府の、占領の初期から一貫して採って来た政策であるということです。

ICC刑事裁判所のことを追っている人は、それを規定する条約・ローマ規程の草案をめぐる議論のことをご存知でしょう。ジュネーブとニューヨークの間で議論が繰り広げられました。そこでイスラエルとアメリカが主張したのは、過去にさかのぼって適用するようにはしない、ということでした。そこを強く主張し、譲りませんでした。寛大な人たちがいて、過去のことは忘れ、未来指向で行きましょう、と言うんですね。結局、各国は同意し、ICCでは過去にさかのぼって裁くことはしないということになりました。

しかし、イスラエルはなぜそこまでICCのことを怖がったのでしょう?国際刑事裁判所とローマ規程を。多くの理由がありますが、私は特に二つあると思います。1つは入植地です。入植地を作ると、たとえば1969年にできたグーシュ・エツィオンですが、繁栄と拡大を続け、怪物のようになって行くのです。そしてどんどん入植者が増えてゆき、今もそうですが、西岸地区にエルサレムを含め合計およそ120万人ほどの入植者がいるわけです。これら入植地は戦争犯罪であり、入植者は戦争犯罪人と考えられます。しかし、ICCで裁く際、法律は過去にさかのぼって適用することにはしないというわけです。しかし、これは継続して行われている犯罪ですから、この件をICCに持ち込めば、ものの5分足らずでこれは戦争犯罪であると結論が出るはずです。イスラエルは個人のレベルでも国家のレベルでも責任をとらされます。

ICJ国際司法裁判所に対してはパレスチナとPLOが勧告的意見を求めました。(イスラエルが西岸地区に建てた)分離壁はどう思いますかと、(法的拘束力のない判断)勧告的意見を求めたのです。そして15人の判事のうち14人という圧倒的多数で、分離壁は国際法に照らし違法であり、撤去さるべきであるという判断が下されました。分離壁を支持したり支援したりすれば責任を問われる、としたのです。これも10年前のことです。しかし、この犯罪も今なお続いているのです。

メカニズムはちゃんとあるのです。国連の10の機関で決議も採択されています。人権理事会、総会、さらには安保理です。もっと重要なこととしては、普遍的管轄権を使って(外国の法廷で)イスラエルの責任を問うことができますし、ICC国際刑事裁判所だと、その点、イスラエルには非常に厳しい裁きを下すことができます。ついでに言うと、この点に関して必要な情報はすべてそろっていますし、指揮系統や体制も整っています。

たとえば、私はガザの封鎖は戦争犯罪だと言ってきました。74世帯の一家全員を死亡させたことは戦争犯罪だ、国連の学校を爆撃したのも戦争犯罪、病院、救急車、発電所を爆撃したのも戦争犯罪、それらはすべて戦争犯罪です。ですからイスラエルを戦争犯罪で裁く材料はたくさんあるのです。盛りだくさんなメニューです。しかしそれは、世界が、国際社会が、法の支配という原則を適用することに賛成ならば、ということなのです。


:パレスチナを助けるために私たちはどうしたらいい。

:日本人は、パレスチナ人からも中東地域全般でも、素晴らしいイメージでとらえられています。パレスチナ人は日本人に対する好感度が非常に高いです。日本とか、スウェーデンなどのスカンジナビア諸国、ラテンアメリカ諸国に関しては、優しい、暖かい、理解してくれている、ずっと支持してくれているというイメージがあるのです。

ですからショッキングなことが最近二つありました。一つは、無人機から発射された爆弾の(訳注:イラン国営テレビの現地記者によればF16戦闘機から発射されたミサイルの)カメラがソニー製だったとされることです。ソニーはパレスチナ人のどこが気に食わないと言うのでしょう?よほど重大な問題があるに違いない。私は知らないが。誰かに説明してもらわないと私には理解できません。パレスチナ人とソニーの間にどんな問題があるというのでしょう?

私はソニーのカメラやテレビが大好きです。価格は少し高めですが。でも何が問題かが分からない。何が気に食わないというのでしょう?なぜ、ソニーが私たちを殺害することに加担しているのでしょう?青天の霹靂。突然の、まったく予期せぬことでした。恥です。起きるべきではありませんでした。私はショックを受けています。

日本がイスラエルと関係を築かなくてはならないというのは理解できます。欧米諸国、アメリカも関係を持っています。しかし、安全保障での協力関係というのは何なのでしょう?日本がイスラエルから無人機で人を殺す方法を学ぶというのですか?2トン爆弾を市民に落とすことを学ぶのですか?学校に避難した女や子供を殺す方法を学ぶのですか?発電所の爆撃の仕方ですか?何を学ぶというのです?イスラエルの情報機関モサドやシンベットの犯罪を学ぶのですか?

日本はたぐいまれな特別な国です。文明国で、技術が発達し、豊かで、尊敬を集めています。多くの国が日本のことを羨ましく、妬ましく感じているほどです。日本のようになりたいのです。非常にいいイメージがあるのです。

私たちの間でも、頭のいい人のことを、あいつは日本人みたいだと言うのです。きちんとしていて、頭が良くて、真面目で、という褒め言葉です。ですから残念です。パレスチナ人の日本人に対するイメージが変るところまではまだ行っていませんが、パレスチナ人に何か起きると、それは地域、アラブ22カ国に波及します。これが間違いであってほしいと祈るばかりです。私は、安全保障上の戦略的な協力が日本政府とイスラエル政府の間で起きてほしくありません。この5月にイスラエルのネタニヤフ首相が来日して日本の首相と協定を結んだような提携関係です。そしてこのソニー製品の件、消えてほしいです。

日本政府には、イスラエルに向かってこう主張してほしいです。この違法で犯罪的で非人道的で市民の集団懲罰であるガザの封鎖はやめるべきだ、と。日本が開発で貢献したいのであれば、これぞまさしくパレスチナ人にとっての開発です。犯罪が行われているのですから。

イスラエルと良い関係を築き、お互いを尊重できる関係にあるのなら、日本は忠告すべきです。友よ、この犯罪はやめなさい、と。

日本の大量の資金が消えてしまいました。破壊されてしまいました。イスラエルがガザを爆撃したからです。日本にはイスラエルに対し、友よ、あなた方が破壊したのですよ、と言ってほしいです。これは実務なんだと。あなた方は法律に従って賠償しなくてはなりませんと。それが、ビジネスの単純な規則です。国際法もこの点、単純です。

しかし、イスラエルは、破壊するたびに、たっぷりとご褒美をもらうのです。ガザ復興の資金が気前良く注がれます。そして、再び破壊です。これでは賢くありません。ですから、イスラエルには、犯罪の責任をとり、ツケを払ってもらわなくてはならないと言っているのです。ガザを復興・再建しなくてはならないのはイスラエルです。欧米や日本ではなくて。

日本はUNRWA(国連難民救済事業機関)に気前良く資金を拠出しています。つまりパレスチナの難民を助けているということです。ガザのみならず中東各地にいるパレスチナ難民を。それは続けてもらう必要がありますが、封鎖の状態が続くと私たちは冒頭述べたような状況ですから、いよいよ「物乞いの国」になってしまいます。これほどの失業や貧困が続けば、それは時間の問題です。

私たちは普通の文明的な国になりたいのです。私たちにはすばらしい潜在力があります。私がイスラエルの犯罪的な占領という実に下らないことに向き合うことを一生続けていたいとお思いですか?きのうも土井さんと語り合いましたが、私がもっとやりたいのは、物を書き、思索をし、弁護士や学生に教える仕事をし、経験を伝え、このようなことが二度と起きないようにする、ということです。

日本政府には、今エジプトで行われている会議ではっきりとした立場を打ち出してほしいと思います。スウェーデンのようにです。この会議がどこに向かおうとしているのか、はっきりさせてほしいです。1年、2年は待てますが、先ずは、この会議の結果どうなるのかということを私たちは知りたいです。

ですから、イスラエルはどうなってほしいのか、何を望むのか、決断させるのです。日本がイスラエルと非常に良好な関係を持っているというのを前提に言っているのですが。


:パレスチナ人の不屈の力はどこから来る?
絶望的な状況の中、ガザの人たちもスラーニさんも、どのように希望をつないでいる? 力の源は?

:私たちは、ガザ地区で、パレスチナで、どう生き残るか。私は、先ず弁護士として、自分たちの戦いが正しい戦いであることを信じなくてはなりません。二つ目は、善き犠牲者、大人しい犠牲者であってはならないということです。大人しい犠牲者であれば、恥ずかしくて、妻や娘や息子と目を合わせることもできません。私は法の支配を本気で信じています。私は、国際法、国際人道法、人権、これらが私たちの運命だと思っています。

それはイスラエルに対してだけでなく、私たちパレスチナ人内部に関してもです。私はオスロ合意の大ファンではありませんが、オスロ合意調印の第1日目から、二股の道を想定していたのです。一方には、占領が、法的にも物理的にも続くという道筋がありました。それは占領の継続であって、パレスチナ自治政府の権限と管轄権の限界があることも分かっていました。そして私たちは決断しました。いわゆる前向きの建設的な対話を当局と行い、一等最初から法の支配と民主主義と人権を確保し、パレスチナ国家に至るのだということを。パレスチナ国家ができるまで法の支配と民主主義と人権はお預け、いうのではなくて、私たちはその時をとらえ、私たちの望むプロセスを経て国家樹立に至ろうと思ったのです。

私たちは他に類のない中東の特別な国になりたいという非常に強い気持ちがありました。イスラエルが民主主義の鏡だなんて私は一度も思ったことがありません。私たちが中東の民主主義の鏡になりたかったのです。ですから、私はずっとPLOで、イスラエルの刑務所に6回入れられました。しかし、アラファトを批判して、それを恥とは思いませんでした。恥ではなく、それは私の義務であり権利であると思いました。私はアラファトを批判し、自治政府を批判し、パレスチナ自治政府にとっての初の政治犯となったのです。私は妥協しません。

今にいたるまでです。いくらそのために対価を払おうとです。今回の戦争のさ中にも、(ハマスによるイスラエル協力者)22人の超法規的殺害・略式処刑を公然と批判しました。こういうことに関しては一切妥協しないのです。

私たちには正しい戦い、正当な大義があります。法の支配と民主主義と人権が私たちの運命です。私たちは、パレスチナ人の血と苦しみに忠実でなくてはなりません。罪を犯した者の責任を問わなくてはなりません。

明日は私たちのものだと思います。それが今日来るのか、明日か、1週間後か、1年後か、10年後かは分かりません。

ナズム・ヒクメトという人がいます。トルコの最も素晴らしい詩人の1人です。彼は27年も獄中にあって、どうやって生き延びたのだろう。そう私は思っていました。ある日私は彼の詩を読みました。それはこういう詩です。


      まだ生まれ来ぬこれまででいちばん美しい子供
      まだ訪れぬこれまででいちばん美しい国
      まだめぐり遭わぬこれまででいちばん美しい女性
      まだめぐり来ぬこれまででいちばん美しい一日

      その美しい明日を私は信じる



(拍手 涙)




ところがまだ質問が続く・・

質問:ガザは大変な目にあって、あなたは投獄・拷問までされた。なのに、以前、自分はガザに生まれて幸運だと言っておられた。今もそう思うか。そうなら、それはなぜか。

答え:(日本語訳 続く・・)


      /\    /\
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ラジ・スラーニ 各会場の講演と質疑:

 

1011日 東京大学

 ⇒ 講演「沈黙という名の共犯関係」

 ⇒ 質疑応答

1012日 東京大学

 ⇒ 土井敏邦監督の記録映画について

 ⇒ 臼杵陽教授との対談

1013日 京都大学

 ⇒ 講演「かくも重き罪 裁かれぬ理不尽」

 ⇒ 質疑応答

 ⇒ 京大講演 IWJ 動画 「ガザに生きる尊厳と平等を求めて」

1015日 広島大学

 ⇒ 講演  「戦争犯罪の責任を問う」

 ⇒ 質疑応答

1017日 東京四谷講演  弁護士集会

 ⇒ 講演「ガザの封鎖を解いて下さい」

 ⇒ 質疑応答

 

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